流木を使って壁掛けづくり

園芸店にはチューリップなども並び始め、何だかソワソワしてしまいます。まだ霜が心配で屋外にドーンと出す訳にもいかず、軒があるとはいえ、狭い玄関周りに大きなハンギングや寄せ植えも置けず・・・。

Original.png?jp.co

目次

    『流木を使って壁掛けづくり』

    花材

    グーンと暖かい日が増えてきました。園芸店にはチューリップなども並び始め、何だかソワソワしてしまいます。まだ霜が心配で屋外にドーンと出す訳にもいかず、軒があるとはいえ、狭い玄関周りに大きなハンギングや寄せ植えも置けず・・・。
    そんな状況に、うってつけなのが壁掛け!でもなかなか適当な花器がありません。それでは器ごと作ってしまおう!ということで、流木とカットコンパネを使って壁掛けタイプの寄せ植えを作りました。

    材料
    カットコンパネ(約30cm×40cm)の角を丸く落としました。
    チキンネット
    流木(5〜7本)
    ビス
    水苔
    用土
    インパクトドライバー
    花材

    ※ビスは長さの違うものを2〜3種類用意すると良いと思います。

    花材
    @:レンゲローズ2株
    A:イベリス1鉢
    B:ワイヤープランツ1株
    C:ラミューム1株
    D:コクリュウ1株
    E:オリズルラン1株
    花材
    花はお好みで
    今回は白とピンクのみでかわいらしくなるようにしました。葉物が多いとシンプル感やナチュラル感が出るような気がします。
    作り方
    @:まずはネットを流木で抑えるように置いてビスで留めていきます。インパクトドライブは始めのうちは扱いにくいかもしれませんが、なれればこんなに楽で早く作れるものはありませんので、使いこなしてくださいね。ネットが動いて作りにくい時にはタッカー(ホチキスの大きい感じの工具)でバチコンと留めると楽です。

    流木を好みの感じに並べてビスで留め、植物を差し込むための穴をネットに開ければベースの出来上がり。植物で隠れてしまうので、あまり神経質にならずに大胆に作ってみましょう
    A:植物を差し込むためのネットの穴をふさぐように水苔を薄く敷き詰めておきます。

    植物は株分けできそうなものは1〜3程度に株分けしておくと良いでしょう。根を湿らした水苔でくるっと包んでおきます。

    B:バランスを見ながら植えていきます。ここもあまり悩まずに本能のおもむくまま(笑)ぱぱっと植えてみましょう。植物はここから育って素敵なハーモニーをかもし出すものなのですから・・・。今回は葉を多めに使いましたが、色でグラデーションをつけたり、葉もののみで植えたり、単一の植物でも大丈夫。癒すための植物がストレスにならないように、大いに楽しんで作ってください。

    \完成/

    これで完成まだちょっと寒そうかな?アイアンで作られた人形とおいてみました。乾きやすいので水切れに注意してください。暖かい日には路地で日光に当てると花を長く楽しめます。

    早坂ひろみ先生のプロフィール
    ガーデニングプロデューサー。結婚を期に仙台へ。庭付きの一軒家に住むようになってからガーデニングに目覚めもう勉強。その後、専門学校の講師、ガーデンショップの企画、ホームセンターの商品部への勤務を経て、現在に至る。スクールの講師、ガーデンデザイン、イベントでの講演など宮城県を中心に活躍している。朝の情報番組『ウォッチン!宮城』にも出演中!!
    早坂ひろみ先生
    clear

    カテゴリー