『葉牡丹のハンギングバスケット』

店頭にパンジーやビオラ、葉牡丹が並ぶと、冬の到来を感じます。 この子達は今から5月頃まで冬を耐えて楽しめる・・・冬の優秀植物ですよね。
かわいらしい姿のパンジーやビオラは植える方も多いと思いますが、「葉牡丹はキャベツみたいでちょっとねー・・・。」などと言う声も良く聞きます。
最近はとても小さいタイプや茎の長―いタイプなど種類も豊富になってきました。葉のかたちも色々、カラーも紫、緑、ピンク、しろなど。かなりバリエーションが増えてきました。
そこで、今回は葉牡丹のハンギングバスケットを作りました。葉牡丹だけだと少し硬い感じになってしまうので、ベアグラスを2ポット混ぜました。外に飾って春まで楽しんでくださいね。
- 材料
- ハンギング用の用土
- 水ごけ
- ハンギングバスケット
- 花材
- @:葉牡丹10〜12株
- A:ベアグラス2株

- 鉢について
- 掛けても置いても飾れるようにバスケットタイプの鉢を選びました。葉牡丹の重みに耐えられるよう丈夫で軽いプラスチック製のスリット入りのものを使用しています。
- まず、スリットのところにスポンジ(付属のもの)を張ります。無い時には網戸用のネットや水ごけを利用して、用土がこぼれないように準備をしましょう。
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- 苗の入っているポットの底を切り取り、側面を切り写真のような形に切ります。
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準備
- @バスケットに軽石をいれ、1段目に植えるところの下まで用土を入れます。株の根をほぐし、ポットを切り開いたものでギュ〜っと根の部分を包みます。
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- A外側からポットを巻いたままスポンジの切り込みに差込み、中に入れたら包んでいるポットを取ります。
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- B:根がギュッとなっているのでほぐしてあげてください。.スリットの数だけ植えたら、また用土を2段目の下まで足します。2段目も1段目と同じように植え、最後に表面の部分にも植えましょう。
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- C:一番上の部分まで植え終わったら、用土をきちんと入れてください。かなり狭い所にたくさん入りますので、棒などでつつきながら入れてあげましょう最後に水ごけで土の部分を覆ってください。蒸発と土がこぼれるのを防いでくれますよ。
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作り方
\完成/

掛けてもいいのですが、置いて飾ってもかわいいですよ。ぜひ作ってみてくださいね。
- 早坂ひろみ先生のプロフィール
- ガーデニングプロデューサー。結婚を期に仙台へ。庭付きの一軒家に住むようになってからガーデニングに目覚めもう勉強。その後、専門学校の講師、ガーデンショップの企画、ホームセンターの商品部への勤務を経て、現在に至る。スクールの講師、ガーデンデザイン、イベントでの講演など宮城県を中心に活躍している。朝の情報番組『ウォッチン!宮城』にも出演中!!
