うさぎの尿石症

うさぎの尿石症についてご紹介します。

Original.jpg?jp.co

目次

    尿石はラビットフードを主食としているうさぎに多く発生します。尿石が形成された場所によって、腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石と呼ばれます。

    【原因】

    (1)カルシウム含量の高いフード
    カルシウム含量の高いフードが大きな原因となっています。フードのカルシウム含有量が1.0%を越えると尿石の発生率が高くなります。血中のカルシウムが14%以上になると尿石がつくられやすい状態となります。
    (2)飲水量の不足
    飲水量が不足すると尿が濃くなり、尿中のカルシウム濃度が高くなります。
    (3)置き餌
    常時食べていると尿が常に濃い状態になり、尿中のカルシウム濃度が高くなります。
    (4)足し餌
    足し餌は1日にどのくらい食べているかわからないため過食になり、カルシウムの摂取量が多くなってしまいます。

    【症状】

    血尿で発見されることが多いですが、尿結石が存在しても無症状の場合が多く、X線検査で偶然発見されるケースも少なくありません。結石が尿道につまってしまうと食欲や元気の低下や、排尿困難の痛みのために背中を丸めたり歯ぎしりなどの症状がみられることもあります。

    【治療】

    血尿がある場合には最初に消炎剤や止血剤を投与します。症状がなく、尿石が小さく腎臓や膀胱内に存在する場合は、食餌療法や内科療法で結石を溶かすことを試みますが、尿石が大きい場合や、尿管、尿道に存在する場合は手術によって摘出することが最善の治療です。

    【予防と注意】

    ラビットフードを主食としている場合は、低カルシウムのフードに変更して、牧草をたっぷり与えるようにします。フードの量を1日に体重の2〜3%程度に制限します。水分摂取量を増やすために野菜を与えることは、尿石を溶かしたり、予防に役立ちます。

    clear

    カテゴリー