オドントーマは、プレーリードッグの生命を脅かす重大な病気です。 歯根部の細菌が、呼吸器に感染を起こして肺炎、呼吸困難をおこし、進行すると治療の甲斐なく心不全か鼓張症で死亡する確率が高いです。
【原因】
ほとんどが歯の異常に起因するものです。不正咬合や過長、外傷などから、歯根部に感染を起こした結果発生すると思われます。また、ケージを絶えずかじったりする刺激や、栄養障害等が誘発要因と推測されています。
【症状】
症状は病気の進行によりますが、副鼻腔炎や肺炎による呼吸困難の症状で発見される場合がほとんどです。呼吸器症状がしばらく続いた後に鼓張症や心不全を併発すると、活動が低下し、高い確率で死に至ります。
【診断】
症状とX線検査により診断します。
【治療】
抗生剤や抗菌剤による治療が中心となります。感染の拡大を抑えられれば、症状の改善が見られたり、病気の進行を多少遅らせることはできますが、完治は非常に困難です。呼吸困難がある場合は、ステロイド剤の投与や酸素吸入も考慮します。治療の効果があれば、数か月以上に渡り病状を安定させることが可能です。 完治には、鼻腔切開を行って排膿を行う手術が考えられますが、成功例が大変少ないのが現状です。







