
フランスの田舎にずっと昔からあるような素朴な部屋をイメージしています。無垢の床や木の家具に囲まれて、ずっとここに居たくなるようなあったかい空間を作っていきたいですね。これからどんどん付いていく傷や汚れも、ここで家族が過ごした歴史としてずっと残って、ゆくゆくはそれが味となりますように・・・。


リビングのソファーは、素っ気ないくらいシンプルですが、とても気に入ってます。このソファーにあわせてうしろの壁の幅を決めました。子供が小さいので、普段はリネンのカバーをかけています。 8畳と狭いリビングなので、なるべくものを置かずスッキリと見えるようにしています。今はアンティークのアーコールチャイルドチェアがちょっとしたテーブルがわりです。
家の中で一番好きな場所は?と聞かれたらまっさきに「階段!」って答えるくらい大好きなリビング階段。
子供でも上り下りしやすいよう踊り場をつくり、床と同じく無垢の天然の木にもこだわりました。足裏に優しいです。
特注のアイアンの手すりが部屋全体を引き締めてくれています。
ダイニングとキッチンです。
うちのカーテンはほとんどが手作りです。1階リビングとダイニングはリネンとガーゼの組み合わせで、裁縫が上手な母に作ってもらいました。
ダイニングの上げ下げ窓は、上に冷房を付けた関係でシェードにしましたが、なかなか気に入ったものが見つからず、ついには専門のお店に直接カーテンと同じ生地を持ち込んで作ってもらったオンリーワンです。
普通のシステムキッチンですが、扉だけ無垢の木で造作して付け替えてもらいました。それだけでナチュラルな雰囲気になったと思います。
キッチンの向かいに階段下収納があるのですが、その扉ともお揃いです♪
ファミリースペースです。
階段を上がったところにある小さな空間。
子供たちは段差になっているところに座って、遊んだり絵本を読んだりしています。
子供部屋です。2階は床やドアもクリア塗装なので、1階とはまた違って明るい雰囲気です。カラフルなおもちゃなどもなるべくナチュラルに収納したいのですが、だんだん難しくなってきました。
1階の洗面&トイレです。
トイレの向かい側に洗面コーナーを設けてあります。玄関から入ってすぐのところにあるので、外から帰ってすぐ手を洗ったり、遊びに来てくれたお友達にも気軽に使ってもらえるようになっています。
玄関にはシューズクロークがあります。アンティークのステンドグラスはこのドアに入れるために入居前から買ってあったもの。シンプルだけどグリーンの濃淡が大人かわいい感じです。中は0.5坪ほどの小さいスペースですが、このスペースのおかげで玄関はスッキリしています。
プロフィール
- ■our houseさん(女性/30代/主婦)
- ■建物の種類:一戸建て
- ■間取り:4LDK
- ■築年数:1年
- ■居住人数:3人
- ■好きな家具・雑貨店:無印良品・WOOD SPACE ほかいろいろ
- ■この家の好きなところ:リビング階段
- ■この部屋の悩み:収納スペースが少ないこと
- ■HP:our house フレンチシックな家&ハーブガーデンづくり
編集者コメント
今回はリビングの階段が印象的なour houseさんのお部屋を紹介します。
黒いアイアン製の手すりがメリハリを作り出していますよね。そして無垢の木の床は裸足で歩くととても気持ち良さそう!お子さんが毎日元気に走り回っている様子が伝わってきます。
インテリアは“大人かわいい”物に惹かれるというour houseさん。照明やステンドグラス、ドアノブなどのディテールまでこだわりがあって、シンプルで落ち着いたトーンの部屋にour houseさんらしさがしっかりと表れています。まさに大人っぽさとかわいらしさが同居した雰囲気です。キッチンや洗面所などもお気に入りのテイストでそろえてあり、毎日家事をするのが楽しいそうです。
トイレにあるニッチの扉やシューズクロークのドアのステンドグラスなど、収納スペースにも気を配っているところが素敵ですね。こんなオシャレな収納場所ならお片づけもスイスイはかどりそう…とうらやましくなりました!