前回の「第68回 お財布整理術 中身のチェック編」に引き続き、今回はお財布内の収納のコツをご紹介いたします。本当に必要なカードやレシートなどを分別したところで、次のステップはそれを見やすく・取り出しやすく収納しましょう。きちんと整理されたお財布をあなどるなかれ!整理されて取り出しやすいお財布なら、買い物時のストレスがなくなり、快適ですよ!

キーワードは、「定位置」
お財布の収納は、とにかく「定位置を決める」ことが大切。中身をすぐに取り出せる、というというのは、何がどこに入っているのかがすぐに分かるということです。
では、使いやすいお財布にするにはどのように定位置を決めればよいのでしょうか?
ジャンル分けをして収納
カードや金券は、「金融系カード」「健康系カード」「サービス券」などと、ジャンル分けして収納しましょう。
どのグループのカードが、どのポケットにあるかが分かれば、1枚1枚の場所を覚えなくてもカードを取り出しやすくなります。
基本的なことではありますが、1番取り出しやすいポケットには、1番使う頻度の高いジャンルの物をいれましょう。1番取り出しやすい場所には、金融系のカードがおすすめですが、あなたのライフスタイルに合わせてみてください。
例えば、週に何回も同じお店でお買い物をする方は、そのお店のポイントカードを取り出しやすい場所にいれるだけで、毎日のお買い物がちょっと便利になります。
サービス券・金券の収納
サービス券や金券、回数券などは、他のカードに比べてお財布の中で紛れてしまいがちです。気付かないうちに、お財布の中で使用期限を過ぎている・・・なんていうこともありますよね。
サービス券や金券の収納には、専用の小さい袋を用意して入れておくといいでしょう。「居場所」をつくることで、次に使うまでの間、もしくは家に持ちかえるまでの間の紛失を防ぎます。
ちょっと裏ワザ!
文房具や100円ショップなどでも売っているカードサイズのクリアポケットやクリアファイルを活用します。使い方はとっても簡単!横半分に切って、サービス券などをまとめて入れるだけです!このままお財布の中に入れれば、バラバラにならず紛失しません。また、クリアタイプなので中身が見えて探しやすいだけでなく、使い忘れ防止にもなります。
レシートにも「居場所」をつくる
カードポケットには入れずらいレシートは、無造作に札入れにいれていまいがち。レシートとお札が混ざって入っていると、お札を取り出しにくくなったり、必要なレシートを無くしてしまうかもしれません。
お店のレジで、お札と一緒にそうならないためにも、レシートにはレシートの「居場所」をつくることがポイントです。
札入れに仕切りがある場合は、必ずレシートとお札を分けて収納しましょう。
もし、仕切りがないタイプの場合は、薄手のクリアファイルをお財布の大きさに合わせて切って入れ、仕切りにするという手もありますよ。