「メタルラック」でクローゼット並の収納力を発揮


<M様のプロフィール>
- 住居形態:
- 一軒家
- 家族構成:
- 4人家族(お子さま3人)
- 困っている場所:
- クローゼット
タンスの引き出しの開け閉めがしづらく、床に直置きされている洋服に困っている…。また、母・娘の洋服が混在して、着たい洋服を見つけるのが大変と悩んでいるM様のお宅に訪問!果たして、着たい洋服を手間なく見つけれて、スッキリ空間に変身したのでしょうか?
M様のお悩み
今まで使っていたタンスがひずんで、引き出しがきちんと閉まりません。また広いスペースに、親子の洋服が混在して雑多に置いてあるので、誰のどの洋服が置いてあるかわかりくくなっています。いる・いらない洋服の仕分けもできていないので、余計にわかりづらく悩んでいます。
そして衣装ケースに洋服を放り込んでいるだけなので、着たい洋服がシワになりやすく困っています。
まずは問題点からみていきましょう!

収納達人の分析 問題点
- ・スペースを有効活用したら、使い勝手の良い広いウォークインクローゼットになるのに、スペースを上手に活用できていない。
- ・人別に分けて収納できていないので、着たい洋服を探す手間が発生している。
- ・洋服などで溢れているので、洗濯物をたためるスペースがない。

問題を踏まえて、洋服を人別・いる/いらないで仕分けして、探す手間のないすっきりしたスペースになるように考えていきます!
対策
- 洋服を人別に分ける。
- 靴下や下着などの小物は、ケースを使ってまとめて収納する。
- ラックを活用して、洋服を掛けられるようにする。
- 開け閉めしにくいタンスから、引き出しレール搭載でらくらく開閉できるチェストを使う。

今回使うアイテムは・・・
大容量の洋服をスッキリ収納できる「メタルラック」を活用する。
メタルラック棚板 幅91cmタイプ

ハンガーパイプを活用して、洋服を掛けて収納する。
メタルラックハンガーパイプ MR-91H

クローゼット・ウォークインクローゼットにスッキリ収納できるサイズのチェストです。
チェスト 浅型 BC-L

スライドレール搭載で、引き出しの開け閉めがスムーズ。収納力にも優れるチェストです。
ウッドトップチェスト 7段 HG-327
対策に基づいてどんなものを作るかシュミレーションします!

@場所の寸法を測る。
ポイント
- 収納スペースの幅・奥行・高さを測ります。

B人別にモノ(洋服)を仕分ける。
ポイント
- 母・娘2人の洋服をそれぞれ仕分けます。

Cパーツの確認をする。
ポイント
- 床を傷つけないように、梱包された段ボールを敷いた上で確認しましょう。

【メタルラックの組み立て手順】
D棚板を組み立てる。
ポイント
- コの字バーで補強し、ラックを安定させます。

E棚板を取り付ける。
ポイント
- ポールをつなげた後、最上部に棚板を取り付けます。

Fハンガーパイプを取り付ける。
ポイント
- ハンガーパイプを取り付けて、洋服を掛けられるようにします。引っ掛けるだけで、簡単に取り付けられます。

G地震対策!突っ張りポールを取り付ける。
ポイント
- ラックを組み立て後、突っ張りポールを取り付けます。(二人で作業しましょう!)天井に突っ張りポールでしっかり固定します。大型ラックを組み立てる場合は、脚立を使いましょう。

Hウッドトップチェストは組み立ていらず!
ポイント
- ウッドトップチェストは箱から出して、そのまますぐに使えます。設置もらくらく。
※画像はイメージです。
「メタルラック」でクローゼット並の収納力を発揮


クローゼット並の専用収納で
おしゃれを楽しめるスペースに
実際に収納してみると・・・

\メタルラック×3つで、母・娘2人の洋服をスッキリ収納/

ビフォーアフター
収納達人が教える!解決テクニック

母、姉妹の3人の洋服をそれぞれ人別に分けて、使う収納用品を統一したことで、混在しにくく洋服の管理もカンタンで、見た目もスッキリな収納に生まれ変わりました。
時短収納には、「掛ける収納」を目指してみてはいかがでしょうか?
お客様の感想
服が積み重なっている状態の部屋を毎日毎日見る度に、モヤモヤ、イライラしていました。でも、見て見ぬふりをしていました。
今回、娘たちそれぞれに洋服収納の定位置ができたおかげで、洋服をスッキリわかりやすく収納できるようになってよかったです。
掛けるスペースがたくさんできたので、洗濯物をしまう時間がかからないのも嬉しいです。また、クローゼットの前を通る度に、すっきり片付いたスペースが目に入るので、嬉しくて気分がとてもいいです。クローゼットがきれいになっただけなのに、家に居るのがとっても居心地のいい場所になりました。
編集部より
日頃から忙しいお母さんは、洗濯ものをゆっくりと畳んでいる時間もないので、なるべく掛けるだけの収納を使うといいですよ。また、引き出し収納するものは、カテゴリー分けをして、出し入れしやすい収納を心がけましょう。
そうすることで、おしゃれも楽しめて、管理もしやすくなります。
使用アイテム
アドバイザープロフィール

大原 友美
整理収納アドバイザー1級。親・子の片づけマスターインストラクター。Smart Life Style 主宰。
愛知県・岐阜県などの東海地区を中心に整理収納のセミナー・講座、個別宅訪問で「整理収納サービス」など活動中。自身が片づけが苦手だったこと、3人の子育て中という経験を活かして、苦手な方でも片づけていけれるようにご提案しています。企業、自治体、PTA講座など幅広く活動中。
大原 友美