【収納方法】掃除道具をスッキリ収納する3つのポイント〜すはら先生の快適収納ルール

掃除道具がスッキリ片付く収納アイデアをご紹介。掃除機やモップの置き場所を決めて、お部屋にすっきり収納するには?収納動線を改善するには?家の中を点検し、何がどこにあると効率よく掃除ができるかチェック。3つのポイントを実践して、掃除がしやすい部屋をつくりましょう。

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目次

    【収納方法】掃除道具をスッキリ収納する3つのポイント

    掃除道具は、家によってしまう場所がまちまちです。

    家の中を点検し、何がどこにあると効率よく掃除ができるのかをチェック。ついでに道具の整理をしておくと置き場所が決まり、ひと目でパっと分かって出し入れしやすい収納になります。

    収納のポイントを確認し、気づいたときにサっと掃除して、いつまでもキレイで掃除しやすい部屋を目指しましょう。

    1. 1.動線にあった収納場所
    2. 2.空きスペースにフックやキャスター家具で収納
    3. 3.生活用品を一緒に収納
    4. コラム.来客が増える時期の片付けポイント

    1.動線にあった収納場所

    収納場所

    ふだんの掃除に必要なものをどこにしまうのかを決めるには、「この部屋からスタートしてこのコースで行う」といった動線を想定して、最適な位置に収納しましょう。

    たとえば、リビングに近い物入れであったり、階段下にある収納だったり。
    間取りによっては、玄関収納の一部を割り当てると都合がいいかもしれません。

    収納場所

    組み立てた状態で掃除機を収納したいときには、ウォークイン型の下駄箱や納戸にしまうのもよいアイデアです。

    フロアモップやハンディモップといった手軽な掃除用品は、リビングをはじめすぐに使いたい場所に分散して備えておくのもいいでしょう。

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    ★今すぐできること
    ・掃除機の収納は、形状に合わせて定位置の場所を見つける
    押し入れを定位置にする場合は、分解して下段に収納する
    クローゼットを定位置にする場合は、組み立てたまましまえるスペースを確保する
    納戸のような場所にしまう場合は、他の生活用品の出し入れの邪魔にならないようにしまう
    室内の死角にこっそり備えておくのもいい

    室内の死角にこっそり備えておくのもいい

    2.空きスペースにフックやキャスター家具で収納

    空きスペース

    収納内の壁を利用してフックを取り付けておくと、はたきやハンディモップなどを吊り下げることができます。

    高さのある物入れであれば、柄の長い床用のモップを置いたり吊るしたりしておくと、すぐに掃除ができて効率的。
    厚みのない掃除用具は、開き扉の裏を利用して、フックで吊り下げておくのも手軽にできるアイデアです。

    空きスペース

    掃除機以外の掃除道具をしまうなら、奥行きの浅い収納でも間に合います。
    空きスペースを利用して、キャスター付きの収納家具を使って道具置き場にしてもいいでしょう。

    近くに電源があれば、わずかな隙間でも充電しながらコードレス掃除機を収納することができます。

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    ★今すぐできること
    ・ちょこちょこ掃除ができるように、お掃除用のシートや布を身近な所に備える
    収納ケースの中に小さな掃除用品をまとめる
    収納スペース内の壁か扉に、粘着性やピンタイプのフックを取り付けて道具を吊り下げる
    ・隙間に突っ張り棒を渡して、S字フックで道具を吊り下げる
    キャスター付きなら使う場所までラクに移動できる

    キャスター付きなら使う場所までラクに移動できる

    3.生活用品を一緒に収納

    生活用品を一緒に収納

    掃除のときによく使う道具というのは、実はそれほど多くはありません

    掃除機、雑巾、モップ、はたき、住居用洗剤を中心として、細かい場所やしつこい汚れを落とすための古歯ブラシ、ヘラといった小物など。
    これらの掃除用具は、一つの場所にまとめて収納しておくと便利です。

    生活用品を一緒に収納

    また、工具、電球、幅広のテープ、紐、紙袋や新聞ストッカーなどを一緒にしまっておくのもいいでしょう。

    バラバラにしまうとガラクタ置き場になってしまうので、バスケットや収納ケースを使って種類別に分けておくのがおすすめです。

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    ★今すぐできること
    ・掃除に使う洗剤や道具の種類を調べて、本当に使うものだけに絞り込んでおく
    ・掃除道具と一緒にしまっておきたい消耗品を決める
    消耗品を入れるための収納ケースを用意する
    掃除機用のパーツも収納しておきたい

    掃除機用のパーツも収納しておきたい

    来客が増える時期の片付けポイント【コラム】

    接客の時に気をつけたいのは、見慣れているせいで気づきにくくなっている場所の片付けです。

    来客が増える時期の片付けポイント

    ふだん食卓でキッチンを背にして座っている場合は、 ダイニング側から見たときのキッチンの様子に注意が向きません。

    散らかったキッチンや冷蔵庫の中身が丸見えになっているかも!
    来客目線で部屋の中を見渡してみましょう。

    来客が増える時期の片付けポイント

    片づける順番は、玄関からスタートしてトイレ、洗面所、LDKへ
    小さい場所で簡単に片付けられそうな所こそ生活感が残りやすく、いつもよりていねいに手入れをしていると案外時間がかかります。

    トイレットペーパーとタオルを新品に替えて、花を飾るくらいの余裕を計算に入れて準備を進めましょう。

    来客が増える時期の片付けポイント

    リビングダイニングのように汚れが目につきやすい部屋には、小掃除セットを常に用意しておいて、気づいたときにササっと済ませておくのもおすすめです。

    <おすすめ商品>

    来客が増える時期の片付けポイント

    掃除道具は家族にも分かりやすくて使いやすい収納に。
    汚れと埃が溜まらないうちに早めに手入れして、いつでも人を呼べる家でゆったりと過ごしましょう。

    プロフィール
    すはらひろこ (片づくおうちプランナー)
    一級建築士、インテリアコーディネーター
    株式会社アビタ・クエスト代表取締役


    共働き経験をいかした収納術とおしゃれなインテリアで、雑誌のビフォアアフター企画でも活躍。 TV東京TVチャンピオン【お部屋リフォーム王】、TBS系「王様のブランチ」、NHK総合「あさイチ」ほかテレビ・ラジオ出演や講演、著書など多数。
    総合情報サイト【オールアバウト】で収納ガイドを務め、連載記事は幅広い読者層に好評。
    著書:『1分からはじめるかたづけ術』(だいわ文庫)
    『朝、着る服に迷わないハッピー収納術』(大和書房)
    ほか

    すはらひろこ
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