押入れを仕切って収納力UPさせる方法


<Y様のプロフィール>
- 住居形態:
- マンション
- 家族構成:
- 6人家族(お子さま4人)
- 困っている場所:
- 和室の押入れ
収納量のある押入れは、その広さゆえに、どう収納したらいいかわからずモノがキレイに収まらない・・・とお困りの6人家族Y家のお宅に訪問!
果たして、モノを出し入れしやすい押入れスペースに変身したのでしょうか?
Y様のお悩み
押入れにデッドスペースがあり悩んでいます。広い大きな押入れのスペースに、どう収納したらいいかわからず、モノがキレイに収まりません。モノを取り出しにくいのも困っています。
まずは問題点からみていきましょう!

収納達人の分析 問題点
- ・押入れの大きな空間が仕切られていないので、モノをとりあえずしまうことにつながっている。
- ・何をどう収納するか、モノの定位置が決まっていない。
- ・モノの定位置が決まっていないので、モノをとりあえずしまい取り出しにくい。

問題を踏まえて、押入れのスペースを有効活用した収納方法にして、モノが散らかにくい空間になるように考えていきます!
対策
- 広い空間を有効活用するために、チェストやラックで大きな空間をカテゴリー分けをして、デッドスペースをなくす。
- いる・いらないモノを分けて、モノを厳選する。
- よく使うモノを取り出しやすい位置に収納する。

今回使うアイテムは・・・
「メタルラック」のパーツを組み合わせて、スペースを上手に区切る!
メタルミニ棚板 MTO-835T

押入れにシワにならず洋服をスッキリ吊るせる!
押入れラック付きハンガー OSK-75

湿気対策としても活用。
押し入れスノコ SN-40

広い空間の仕切りとしての役割も果たす!
ロングチェスト MG-7423W
対策に基づいてどんなものを作るかシュミレーションします!

【メタルミニの組み立て手順】
Bパーツの確認をする。
ポイント
- 床を傷つけないように、梱包された段ボールを敷いた上で確認しましょう。

C土台から組み立てる。
ポイント
- 組み立てる際も、床に傷かつかないように梱包されていた段ボールなどを敷くと良いでしょう。棚の位置を確認しながら組み立てます。
押入れを仕切って収納力UPさせる方法


「メタルラック」×チェストで
空間を仕切って使いやすくする
実際に収納してみると・・・

\使用頻度の低いものは上段に収納!洋服はシワにならない吊るす収納/

\デッドスペースのない有効活用された押入れ空間に/

ビフォーアフター
収納達人が教える!解決テクニック

大容量のモノを収納できる押入れスペースは、一見便利でたくさんモノを収納できるように思えますが、何をどう収納したいのかを考えることが最初のポイントです。そうしないと、とりあえずモノを放り込み、その結果としてデッドスペースが生まれ、どこに何があるのか把握できない事態になってしまうことも・・・。
棚や引出しを使って細かく区切ることで、出し入れしやすく、収納力もアップします!
お客様の感想
いつも何かを取り出す度に、押入れに収納しているモノが崩れてしまいストレスでしたが、モノが快適に出し入れ出来るようになりました!
仕切るという考えが無かったので、「メタルラック」は目から鱗でした。
引っ越してから5年が経ちますが、必要な物だけを収納していると思っていたのに、しまいこんでいたモノの量に驚きです。
今回の片付けで風通しの良い押し入れになりました!ありがとうございました。
編集部より
重たいモノは、押入れの下段に収納することをオススメします。
たとえば、毎日使う重たい敷布団。6人家族のため、お布団の枚数も6枚と、お布団の枚数だけでなく、モノも必然的に多くなります。そこで、押し入れにしまうモノが本当に必要な物かどうか考えて、収納するものを厳選しましょう。
また、よく使うモノは中段・下段に収納して、一方で使う機会の少ないモノは上段に収納して家事動線を効率UPさせることも大切ですよ。
使用アイテム
アドバイザープロフィール

石原 沙耶香
整理収納アドバイザー。ルームスタイリスト2級。TCマスターカラーセラピスト。
大阪・北摂など関西を中心に整理収納のセミナーや出張セミナー、お片づけ訪問などで活躍中。2児の育児を通して学んだことを活かして、子ども向けのお片づけ方法やお子さんの自立に向けてのお手伝いの情報を発信しています。
石原沙耶香