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キッチン編
使える!冷凍保存の裏ワザ〜肉・魚介類編〜
肉や魚介類を冷凍保存して使用している方も多いはず!
でも、間違った冷凍保存していませんか?これさえ知っておけば食材を無駄なくおいしく使えます!
そこで今回は、肉・野菜の冷凍保存のポイントを紹介します。
1.肉や魚介類の基本的な冷凍保存方法


- 1.なるべく空気を抜く
- 肉も魚介類も、なるべく空気に直接ふれないようにぴっちりラップすることが大事です。 袋に入れた時は、空気を出来るだけ抜いておきましょう。
- 2.魚は水気をよくふきとって
- 魚の切り身はキッチンペーパーで表面の水分をよくふきとってから冷凍します。 まとめて冷凍せず、一切れごとにラップします。
- 3.スーパーのパックはNG
- スーパーのパックのままだと食品が空気にふれているので、冷凍すると品質を落とします。 面倒でも、ラップし直してから冷凍庫へ入れましょう。
- 4.小分けにして平らに
- 肉やハム、ベーコンなどは1回分ずつに小分けしてラップで包みフリーザーバッグに入れます。 早く冷凍させるため、なるべく平らにしましょう。
2.ステーキ肉は、焼いてから冷凍保存

おステーキ肉は軽く塩こしょうをして、表面だけをサッと焼いてから冷凍すると風味が逃げません。
冷ましてからラップにしっかり包み、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ入れます。
食べる時は、冷蔵庫でゆっくり自然解凍し、さらに室温に戻してから改めて焼きましょう。
(夏場の解凍にはご注意下さい。)
3.アサリやシジミは砂だしした後に冷凍保存

アサリやシジミがそのまま冷凍できるって知っていましたか?
砂出ししてよく洗った後、水気をふきとってフリーザーバッグに入れ、平らにして冷凍庫へ入れます。
使う時は、凍ったまま調理するのがベスト。
自然解凍するとうまみが流れ出てしまいます。
4.アルミホイルで酸化防止
アルミホイルは食品の酸化を防いでくれるので、干物やベーコンなど脂分が多い食品はラップの上からアルミホイルでくるんでから冷凍庫へ入れると良いでしょう。
5.解凍するときの注意
- 1.冷蔵庫で解凍する
- 生の肉や魚は短時間で解凍するとうまみを含んだ細胞の水分が流れ出してしまいます。 冷蔵庫のバーシャル室などでゆっくり解凍します。
- 2.電子レンジは水分に注意
- 電子レンジは、溶け出した水分だけが早く加熱されて解凍にムラができてしまいます。 キッチンペーパーを敷いたり、加熱を2回に分けるなど工夫をしましょう。
- 3.夏場の常温解凍に注意
- 急ぐ時は、冷凍庫から出して室内で常温解凍します。 ただし、夏場などの室温が高いと解凍が進み過ぎて菌が繁殖することがあるので注意が必要です。
- 4.もっと急ぐなら流水解凍
- もっと急ぐ時は、食品をビニール袋などに入れてしっかり口を閉じ、水道水をかけながら流水で解凍します。