家とは、寝る場所
新しいお家。何もないまっさらなお部屋。
さぁ、今日からここがあなたの住むところですよと言われたら、皆さんはまず何を用意しますか。
テレビ?それとも、ソファ?
いえいえ、それは、きっと・・・・・「お布団」です!
家具や家電などインテリアが揃っていなくても、お布団さえあれば生活をはじめることができます。
飾り立てているものすべてを取り払い、究極のシンプルな姿に戻せば、家とはつまり、リビングでもキッチンでもなく寝る場所のこと。
つまり寝室そのものである、と言えます。
独立した寝室
かつての日本では、畳の間で生活をしていました。
あるときは食事をするダイニング、あるときは家族団らんのリビング、して夜になると座卓を片付けお布団を敷けばそこが寝室に早変わり。
そんなふうに一つの空間がとても柔軟な使い方をされていました。
欧米化が進んだ今、リビングやダイニングから切り離され、寝室は独立した部屋として存在しているおうちが増えましたね。
そのため、より具体的な「寝室」の作り方やコーディネートの仕方というのが求められる時代になっています。
寝室は何をするところ?
さて、寝室とは何をするお部屋でしょうか。
それはもちろん眠る部屋に他ならないのですが、ではこれはどうでしょう。
眠りにつくまでの間に、本や雑誌を読むことはありませんか?ベッドの中で携帯電話のメールやネットサーフィンをしたりしませんか?音楽やラジオを聞くのが眠りに入るまえの儀式のような人もいるでしょう。テレビを見る人もいますよね。
寝室はリビングと違ってとてもプライベートな空間です。
トレーニングやストレッチをしたり、お肌のお手入れをしたり。あるいはパソコンを持ちこんでちょっとした作業をすることもあるかもしれません。
小さいお子様がいれば、絵本を読み聞かせてあげたり、もっと小さければ、ベッドで沿い寝をしながらおっぱいを飲ませることだってありますね。
ときには男女が愛し合うことだってありますでしょう。
快適な寝室とは
寝室は、ただ単に眠るだけではなく、実はこのようにさまざまな行為をする空間です。
快適な寝室とは、これらの行為が無理なくスムーズに行われるよう意識してととのえられている部屋だ、ということができます。
私たちは五感を使って空間を認識します。
視覚(色彩、照明、光、家具のデザインやインテリアテイスト)
嗅覚(不快な臭い、心地良い香り)
聴覚(不快な音、心地よい音)
触覚(体に触れる素材、温度、湿度)
動線(間取りレイアウト、収納)
・・・これらの複雑な要素を上手に整えるコツやポイントを抑えることが「寝室のコーディネート」。
言葉にするとなんだか難しそう?そんなことはありません。
寝室のコーディネートはとても楽しいものです。
最後に
今回から寝室のコラムを担当させていただきます、インテリアコーディネーターの、りかです。
このコラムが最終回を迎えるころには、みなさんの寝室がちょっとでも今より心地よい空間に
生まれ変わっていることを期待しつつ・・・♪
どうぞおつきあいくださいませ。よろしくおねがいいたします。
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インテリアコーディネーター/2級建築士/AFT色彩検定 1級 - 主な活動内容
jayblue
インテリアコーディネート/2級建築士事務所代表
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