第2回 キーマカレー
毎日本当に暑いですね。
でも、梅雨〜新米が出回る前の夏場は、お米の品質が最も低下しやすい時期。
ご自宅でのお米の保存にも気をつけていただきたい季節です。
お米は高温、湿気、臭いを嫌います。家庭で保存する場合には、冷蔵庫の野菜室がオススメ。
ペットボトルに入れて立てて保存すれば、酸化を防げ、毎回の出し入れが楽なので、
実際に私もこの方法で保存しています。

ただ、この方法の難点は、お米をペットボトルに入れ替えなければならないこと。 どうってことないことですが、子供たちが小さかった時には、 音を聞きつけて「やらせて〜」ジャー・・と小さなこと1つ1つが大変でした。(笑)
2合、3合に分けられた「アイリスの生鮮米?」を知った時には、
@ お米を入れ替える手間
A 炊飯時に軽量する手間
この2つが省ける上に小袋なので、冷蔵庫への入れ方も工夫できるなぁと感心したのを覚えています。
ありがたい商品です。

第2回でご紹介するお料理は、「キーマカレー」。
夏場はスパイシーなお料理が食べたくなりますよね。
料理教室では、スパイスをブレンドするところからお教えしていましたが、
作り置き、冷凍もできるということもあって、生徒さんにとても人気のあるお料理でした。
お豆はえだ豆、グリンピース、ひよこ豆等、何でも合いますし、
オクラやなす、ズッキーニ、パプリカ等の夏野菜をグリルして添えても美味しいです。
人に差し上げたり、おもてなしにと、重宝しますよ。
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材料(2〜3人分)
- 炒めたまねぎ
- 200g ※
- トマト水煮缶
- 1/2缶(200g)
- 合いびき肉
- 100g
- えだ豆
- 100g
- おろしにんにく・しょうが
- 各小さじ1
- 赤とうがらし
- お好みで1本
- カレー粉
- 大さじ2
- クミンシード(あれば)
- 小さじ1/2
- サラダ油
- 大さじ2
- 塩
- 小さじ1
- 水
- 200cc
- ごはん
- 適量
- クルミ等のナッツ(あれば)
- 適量
- お好みの野菜
- 適量
- @たまねぎは粗みじん切りにする。えだ豆は塩ゆでし、さやから出しておく。
- A鍋にサラダ油とクミンシードを入れ火にかけ、クミンシードから気泡が出てきたら、玉ねぎと塩少々(分量外)を加えて混ぜ合わせ、蓋をして途中かき混ぜながらあめ色になるまで炒める。
- Bにんにくとしょうがを加えさらに炒め、トマト缶をつぶしながら入れ、蓋を開けたまま10分程加熱する。
- Cトマトの水分が少なくなってきたら、カレー粉・ひき肉・赤とうがらしを加える。ひき肉に火が通ったら、水と塩を加え、20分程煮て、えだ豆を加え火を止める。
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美味しくごはんを炊く上で、お米や水をきちんと計ることは、当たり前のようですがとても大切なことです。
土鍋などで炊飯する際には火加減や時間で微調整できますが、 炊飯器の場合は機械にお任せの分調整できるポイントが限られていますので、 今回は簡単な水加減の方程式をお教えしたいと思います。
普通に炊飯:炊飯器の目盛
硬めに炊飯:炊飯器の目盛−1合につき大さじ1
寿司飯やカレーなど少し硬めにごはんを炊きたい時には、難しいことは抜きにこの方法を試してみてください。
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- ごはんソムリエ 秋元薫さん
- 料理研究家、フードアナリスト。
大手食品メーカー経営企画部から料理の世界へ転身。ル・コルドンブルーをはじめとする数々の料理学校で世界各国の料理を学び、インド料理教室のアシスタント等を経て独立。 料理教室の主宰、企業や雑誌へのレシピ提供、レストラン紹介の執筆、お米日本一コンテストの審査員など幅広く活動中。 - HP:kamado http://www.k-kamado.com/home.html