秋の行楽弁当

Aボリューム満点!中華風サンドウィッチ
B簡単サッパリきゅうりの甘酢あえ
秋はお天気も良く過ごしやすい日が多いので家族やお友達を行楽を楽しまれる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな季節にぴったりな行楽弁当をご紹介します。
たくさんおかずを作るのはちょっと大変という時はボリュームたっぷりのサンドウィッチはいかがでしょうか。
今回はちょっと変わった『中華風サンドウッチ』をご紹介。
スパイシーでとっても美味しいのでぜひお試し下さい。
■豚こまだんごの甘酢かけ


材料(4人分)
材料(4人分)
- 豚こま肉・・・300g
- ナス・・・1本
- パプリカ(赤)・・・1/2個
- パプリカ(黄)・・・1/2個
- ピーマン・・・2個
- ゆで卵・・・1個
- 揚げ油・・・適量
- (揚げ焼きにするので通常の揚げ物よりは少量でOK)
-
- ◆A◆
-
- 酒・・・大さじ1
- 顆粒中華だしのもと・・・小さじ1
- 片栗粉・・・適量
-
- ◆甘酢あん調味料◆
-
- しょうゆ・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ2
- 酢・・・大さじ3
- 砂糖・・・大さじ2
- にんにく(チューブ)・・・小さじ1
- 水・・・大さじ3
- 顆粒中華だしのもと・・・小さじ2
- 片栗粉・・・大さじ1
・作り方
-
手順(1)
パプリカ、ピーマンは一口大に切る。
ナスは一口大の乱切りにして、水にさらした後、水気を切る。
豚こま肉は【A】を加えてもみ込み下味をつけ、ピンポン玉くらいの大きさに丸めて軽く上から押しつぶす。
-
手順(2)
セラミックカラーパンに油を引き、@で作った豚こま肉を並べて揚げ焼きにして、両面こんがり焼いたら取り出し、同じセラミックカラーパンで野菜を炒めて取り出す。
その後、キッチンペーパーでセラミックカラーパンの油をふきとっておく。
-
手順(3)
セラミックカラーパンにタレの調味料全て入れて、火にかけてトロミがつくまで泡立て器などで混ぜ合わせる。
Aの肉と野菜をいれてタレとからませれば完成。
豚こま肉を丸めて団子状にすればボリューム満点!
お肉や野菜を揚げ焼きにすることで少量の油で済む上に、お鍋ひとつで作れるので後片付けもとても楽ちんです。
ポイントは甘酢あんの作り方。先に甘酢あんを作っておいて後から具材とからませます。調味料の材料の中に予め片栗粉を入れので水溶き片栗粉を作る手間も省けます。
■ボリューム満点!中華風サンドウィッチ


材料(4人分)
材料(4人分)
- 鶏もも肉…4枚
- ※塩でもみ、余分な脂肪を取って10分置く。その後、水洗いして水分をふきとりキッチンペーパーに包み冷蔵庫で2〜3時間ねかせておく。
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- ◆鶏もも肉下味◆
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- 塩・・・(鶏肉1枚に対して)小さじ1
- 五香粉・・・小さじ1/4
- コショウ・・・小さじ1/4
- ごま油・・・大さじ2
- 食パン(8枚切り)・・・1斤
- レタス・・・2〜3枚
- アボカド・・・1/2個
- 玉ねぎ・・・1/4個
- レモン汁・・・適量
- ◆食パン用(1セット当たりの分量)◆
- バター・・・10g
- マーラージャン・・・小さじ1
- はちみつ・・・小さじ1
・作り方
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手順(1)
鶏もも肉の両面に五香粉、コショウで下味をつける。
セラミックカラーパンにごま油を加えて、鶏もも肉を皮目の方から入れて、中火でキツネ色になるまで約15分焼く。
裏返して、完全に火が通るまで約5〜10分焼く。 -
手順(2)
野菜は流水で洗い、レタスは千切りにして水の入ったボールに入れてアクをぬく。
玉ねぎは薄切りにして水にさらす。
その後、どちらも水気をよく切っておく。
アボカドは皮をむいて種を取り、5o幅に切り、変色防止のためにレモン汁につけておく。
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手順(3)
食パンを焼いて片面にバターを塗る。
更に対になるものの、1枚にははちみつ、もう1枚にはマーラージャンを塗る。
食パンに鶏もも肉と野菜をこんもりと盛付けてもう1枚のパンではさむ。
ワックスペーパーで包んで完成。
ポイントは余熱せずに油をひいたフライパンに鶏肉を入れた後に火をつけ、フタをしないで焼き上げることです。
鶏肉が油でコーティングされ、カリッとジューシーにできあがりますのでぜひ試してくださいね。
五香粉がない場合はコショウを強めにするとピリっとスパイシーに仕上がります。
辛み用にマーラージャンを使いましたが、豆板醤、チリペッパー等でもOKです。
■簡単サッパリきゅうりの甘酢あえ


材料(4〜8人分)
材料(4〜8人分)
- きゅうり・・・5本
- ◆A◆
- 塩・・・小さじ1/2
- 酢・・・大さじ1・5
- 砂糖・・・大さじ1
- 花椒・・・小さじ1/4
- サラダ油・・・大さじ1.5
・作り方
-
手順(1)
ピーラー使ってきゅうりの皮をむき、千切りにする。
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手順(2)
セラミックカラーパンにAを加えて混ぜ合わせ中火で加熱する。
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手順(3)
@にAをかけまわして和える。
第3回でご紹介した『絶品にんじんサラダ』と同じく、あと一品欲しい!という時にオススメの簡単メニューです。
作りたても良いですが、しばらく漬け込むと野菜の旨みがしみて更に美味しいですよ。
食卓が変わる!ワンポイントレッスン
〜お弁当におすすめのおかず〜
今回は『秋の行楽弁当』ということで早坂先生流のお弁当のおかず作りのポイントを教えていただきました。
外出先でも食べやすいこと
お弁当にはさっとつまむことができるおにぎりやサンドウィッチが良いでしょう。
いなり寿司用の油揚げに冷凍食品のピラフやチャーハンを包むのも簡単でおすすめです。
また、おかずの具材も食べやすいように一口大にしておくこともポイントです。
味付けはしっかりと
冷めてもおいしくいただけるように味付けは少ししっかりめに。
見た目でも楽しむ
お弁当の中身が単調にならにように、彩の良い食材を加えるよう意識しましょう。
美味しく見せる工夫も大切です。
お弁当箱を開ける時のわくわく感を想像して、楽しみながら献立を考えてくださいね。

ボリューム満点のサンドウィッチは食べるときに具がこぼれない工夫を。
雑貨店などでかわいらしいデザインの耐油紙でできた袋を手に入れることができますのでお出かけのシーンにあわせて選ぶのも楽しいですね。
たくさんおかずを作るのが大変な時は一品でお野菜・お肉がバランスよく取れるメニューを。
早坂先生が使ったアイテムはこちら
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早坂 具美子先生のプロフィール

早坂 具美子(はやさか くみこ)
家族が喜んでくれるような食卓づくり〜「楽しく簡単に」をコンセプトにキッチンスタジオ『具楽』を主宰。
日本フードコーディネーター協会(JFCA)認定。フードアナリスト資格取得。
雑誌・書籍への料理掲載、テレビ、ラジオへの出演多数。
その他、レストランプロデュース、商品・メニュー開発、各種料理教室・仙台市生涯学習の講師等、多方面で講師、講演なども行っている。
また宮城県農産加工アドバイザー、宮城県グリーンツーリズムアドバイザー等も務める。