掃除は自分でする?プロに頼む?

お掃除を業者さんに頼む際、どこをどのように頼むとよいかのポイントは?ハウスクリーニングのプロ高橋敬子さんに、自分でできるハウスクリーニングの技術を教えてもらいます。

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掃除は自分でする?プロに頼む?

私がこのお掃除業界に入った15年前頃は、まだまだ「お掃除は自分でするもの」 「お掃除にお金はかけたくない!」と思われる方が大半でした。 しかし今やお掃除産業は、数兆円市場にまで発展してきました。 その背景には、女性の社会進出や核家族化などが進んだことがあるのでしょう。 お掃除を業者さんに頼むことに抵抗がない方が増えてきたのですね。
さて、ではそのお掃除を業者さんに頼む際、どこをどのように頼むとよいかのポイントを考えてみました。

まず 忙しくて時間のない方、尚且つペットなど飼っている方などは、 日々の掃除機かけも行き届かないことがありますよね? そんな方には「家事代行」という日常のお掃除を代行してくれるサービスがあります。 ペットの毛や埃払い、床拭きなど1週間に1回約3時間程度お願いするだけでも、 随分お部屋の汚れがたまりにくくなります。
とは言え、やはり日常清掃ですので、特に水回り(キッチン・浴室)などは、 水垢やカビ等の汚れ落としまでは行き届きません。そこはやはり、「ハウスクリーニング」として、 年に1〜2回はしっかり落とすためにプロにお願いしてもいいのではないでしょうか?!

また、 エアコンクリーニングや換気扇分解洗浄なども、資機材を要したり複雑作業の ものなどもプロに任せた方がいいでしょう。 最初は「もったいない」と思われるかもしれませんが、そうすることで 設備を長持ちさせ財産を維持できることになるのですね。 それにもまして、キレイになれば気持ちよく快適な精神維持にもつながりますよ。

ただし、プロといえども基準がないのが現状です。今や市場が大きくなった分、 業者さんや会社も増えてきて、いったい何を基準にして探してよいかも迷うところです。 ホームページのキレイさだけではわかりませんので、賠償責任保険加入状況や使用する洗剤へのこだわり度、 またそこの代表者の方の理念なども参考にするといいかもしれません。

このように、頼まれる方も増えてきた現代ですが、ちょっとコツがわかればご自分で出来る ところもたくさんあります。プロと言っても特別な作業以外は、特殊機材や特殊洗剤を 使っているわけではないのですね。
次回からは、『このコツを知れば皆さんでここまではできるところ』、 『ここから先はプロにお任せした方がいい』、といった内容をお伝えしていきたいと思います。
楽しみにしていてくださいね!

教えて頂く先生

高橋 敬子さん

日本ハウスクリーニング協会理事
(株)ピュアレディス・ライフ代表取締役
女性支援ネットLLP代表
整理収納清掃(3S)講座指導員

15年前に3人の子供のシングルマザーとしてお掃除業界で起業。
自ら体験した子育てと仕事の両立の大変さを通し、女性が働きやすくなるための家庭 内支援と働きたい女性への仕事場の提供を掲げ「女性支援ネットLLP」設立。 NHK他多数のテレビ雑誌等出演。大手住宅メーカー様等での各講座、セミナー講師として活躍。

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