押入れと納戸の整理術〜大木先生の収納講座

押入れや納戸は、使用頻度の低いものを収納したり大きなものを保管したりと、フレキシブルに使えるのが魅力。それだけに、家族みんなのものや個人のものなどたくさんのものが集まりやすい場所でもあります。

押し入れと納戸を上手に整理して空間を使いやすくしませんか?
それでは、使いやすくするための整理方法を早速ご紹介していきます。

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目次

どのように使いたいか使用目的をハッキリ持とう!

こんな風に使っていませんか?

昔使っていたカバン、買い換えたけど念のため持っているだけの扇風機、大量の思い出グッズ・・・などを、押入れや納戸に収納していませんか?
押入れや納戸は行き場のなくなったアイテムの物入れになりがちですが、ちょっと待って!

広い収納スペースの押入れや納戸は、いらないものや使わなくなったものを入れる場所ではありません。
あくまでも使用しているものを保管する場所なんだとハッキリ覚えておきましょう。

目的をハッキリ持つことが使いやすさのカギ

押入れや納戸の場所(高さ)によっても収納したいものが変わってきます。
毎日開け閉めしやすい場所が最適なのか、そこに何が入っていると便利なのか、思い出の品や季節の品など
使用頻度が極端に低いものはどこにまとめておくのが良いか・・・

たとえ押入れや納戸であっても、その空間に何を入れたいのか目的をハッキリ持つことが大事です。

押入れや納戸収納にオススメなもの
・食品ストック
・消耗品ストック
・防災グッズ
・掃除道具
・アイロン
・文房具類
・工具類
・思い出グッズ
・アルバム
・年賀状
・アウトドアグッズ
・紙袋
・押入れの場合は布団や衣類
・季節の品(お正月用品、クリスマス用品、端午の節句やお雛様に使うもの)
・・・など

よく使うものは取り出しやすい位置に!

出し入れ簡単収納で面倒くさいを作らない!

大きな空間には、大きなものを入れてしまいがち。
ですが、まずはよく使うものの配置から考えていきましょう。

取り出しやすい位置、腰から肩の高さあたりの位置に収納場所を作ると良いでしょう。 奥行きが深い場合は、すぐ取り出せる手前側によく使うものを置くよう心がけましょう。

「四角く区切る」を意識する

空間を上手に利用して無駄を作らない

奥行きのある収納は使い方を工夫しないと、奥のものが取り出せなくなったり忘れ去られたりしがちです。

空間を無駄に使わないよう、押入れや納戸の中に収納ラックや引き出し、カラーボックスなどを入れ込んで 空間を四角く区切り空間を目一杯使える工夫をしましょう。

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納戸・押入れを奥まで目一杯使えるサイズの引き出しなら、奥のものも取り出しやすくて便利です。

空間を手前と奥と2つに区切る場合、奥は使用頻度の低いものにし、手前は軽いものにしたりキャスター付きのものにして置いたものがすぐ移動できるようにするといいですね。

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箱に入れたりファイルに入れたら、ラベルは必須

わかりやすいのが一番!

アルバム、思い出の品や保管したい書類、年賀状や各種道具類など種類別に箱に入れたら、中身を明記するラベルを必ずつけましょう!
布団の収納袋にも中身を明記しておくとわかりやすくなり便利です。
ファイル類も同様、背表紙にはラベルをつけておきましょう!

大切な収納スペース、定期的な見直しが大切です

意識してものの見直しをするようにしよう

押入れや納戸には行き場のないものや使用頻度が極端に低いものが集まりがちです。
収納したっきり忘れてしまった!なんてものも入りがち。
それらが溜まると収納スペースを圧迫し、いざ見直そうとしても大変なことに!

季節の変わり目や年末など、定期的に押入れや納戸のものを見直すタイミングを作るよう意識しておくことをオススメします!

最後に・・・

仕切りのない、ただ広い空間だからこそ、気をつけないとモノが集まってきてしまいます。
どのようなものを置きたいのかハッキリさせておくことで、とても便利な空間になるのが
押入れや納戸の収納です!

・使用頻度によって収納位置を決める。
・四角を意識して収納する。
・ラベルで中身を明記する。

これらを意識して便利な空間をより使いやすい場になるよう工夫してみてくださいね!

大木聖美さん プロフィール

大木聖美さん
取り出しやすく美しい収納を目指す、整理収納アドバイザー。
整理収納アドバイザー2級認定講師、ハウスキーピングコーディネーター、アロマテラピー検定1級。
横浜を中心に個人宅での収納コンサルティングを行いながら、整理収納関連のセミナー講師や執筆業を行っている。夫と子供2人の4人家族。
ウェブサイト
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