キッチン収納 冷蔵庫の収納〜大木先生の収納講座

冷蔵庫は家の中で一番モノの出入りの多い場所。家族全員が毎日使う場所だからこそ、出し入れしやすくわかりやすい冷蔵庫を目指してみませんか?

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目次

今回は、冷蔵庫収納をクローズアップ!
冷蔵庫の中は常にめまぐるしくモノが入れ替わっています。そして、冷蔵庫は家の中で一番モノの出入りの多い場所なんです!

家族全員が毎日使う場所だからこそ、出し入れしやすくわかりやすい冷蔵庫を目指してみませんか?

取り出しやすい場所を見つけよう!

まずはざっくりジャンル分け

これだけはいつも必ず入っている!という「我が家の定番品」はありますか?
まずはいつも必ず入っているものは何か、ざっくり考えてジャンル分けしてみましょう。

例えば・・・
●肉・魚・賞味期限が短い食べ物
●醤油・チューブの薬味類・めんつゆ・味噌などの調味料
●野菜や果物
●乳製品
●納豆・漬物・佃煮など

ジャンルごとに定位置を決めてあげよう!

ジャンル分けをしたら、次に毎日食べる定番品の指定席を決めます。

定番品は、一番取り出しやすい棚板に置くようにすると出し入れがとてもラク!
手を伸ばした肩から腰の位置あたりが一番取り出しやすい高さになりますよ。

使用頻度は低いけれど欠かせない調味料などは、上段やドアポケットに場所を作り、ひとまとめにしておくと見つけやすく使い勝手も◎

詰め込みすぎず、定期的に整理!

詰め込みすぎない

冷蔵庫が埋まっていないと落ち着かない!という方もいらっしゃいますが、パンパンに食材が詰まっていると、どこに何があるのか把握できなくなっちゃいます。
せめて鍋ひとつ入る程度の余裕を持った収納量を心がけましょう。

庫内に余裕がある方が、冷気が効率よく回ります。
また何がどこにあるか一目瞭然なので取り出しやすく、食べ忘れを防ぐ効果もありますよ!

定期的に整理する

たとえば「週末」など、タイミングを決めて、冷蔵庫内を定期的に整理すると、何が入っているか把握できるのでオススメです!買い物に行く前なら二度買いや無駄買いを防ぐことにも繋がりますね。 これは食べ忘れを防ぐことにも繋がります。

また整理するタイミングで棚を拭けば、庫内を清潔に保つことにも繋がり一石二鳥ですよ!

取り出しやすくわかりやすい工夫を冷蔵庫でも!

トレイやボックスで奥スペースも有効活用

冷蔵庫の棚はどうしても奥に入れたものを忘れてしまいがち。
そこで飲み物などをトレイに乗せたり、定番品をまとめてボックスに入れたりすれば、奥のものまで一度に引き出せるので取り出しがとってもラクになります。

ジャンルごとにまとめておけば、どこに何があるのか一目でわかるのでとっても便利ですよ!

ラベルをつければわかりやすい!

ジャンル別に分けたボックスにラベルをつければ、さらにわかりやすい収納になります。ボックスは出し入れしやすいよう取っ手付きを選ぶようにしましょう。

またボックスではなく、棚に直接ラベルを貼るのも一つの手!
肉や魚はこの辺りにおいてね!乳製品はこの辺りね!とわかってもらうだけで、家族全員が収納場所を把握できて出し入れがラクに!扉を開けたまま探し物をすることも無くなりますね。

支える、仕切るグッズを取り入れて

冷蔵庫の中も収納グッズを使って、食材の取り出しやすさや収納量の確保など工夫してみましょう。

■缶専用ストッカーを使って・・・

常に缶の飲み物があるお宅にはぴったりの収納。
手前から取り出すだけで次の缶が押し出されてくる優れものです。

上の部分にモノが置けるようになっているので収納量が増えて嬉しいですね。

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■ブックエンドを使って・・・

L字型のブックエンドは冷蔵庫でも使えます。
ペットボトルを横に倒した状態でもしっかり支えてくれ、取り出しても倒れてくることがありません。

ほかにも形が不安定な野菜類や袋に入った食材なども、立てた状態でしっかり支えてくれます。

■ペンたてを使って・・・

チューブ類はドアポケットに立てて収納すると取り出しやすく探しやすくなります。
ペンたてなどに立てるだけでも、まとまり感が出るのでオススメです。

冷凍庫は立てる収納で見やすく!

引き出し内全体が確認できる「立てる収納」

冷蔵庫と違い引き出し式になっていることが多い冷凍庫は「立てる」を意識した収納で、取り出しやすさを意識しましょう。大きな空間には仕切りとなるボックスを入れれば、食材が倒れたり下敷きになったりするのを防ぐことができますよ。

冷凍だから大丈夫と思いがちですが、やはり長く入れておくのはNG。早めに食べきるためにも冷蔵庫同様、定期的な整理が欠かせません。

最後に・・・

シンク下やコンロ下などのキッチンは収納を意識しますが、冷蔵庫の中は別と思われがち。
ですがここもひとつの「収納場所」なんです!

1 詰め込みすぎない
2 収納場所をざっくり決めておく
3 定期的に整理する

この3点を意識して、冷蔵庫の中をスッキリ清潔に見やすく保てるように心がけてみてください!
取り出しやすく使いやすい冷蔵庫収納目指して、やれることから動いてみましょう!

大木聖美さん プロフィール

大木聖美さん
取り出しやすく美しい収納を目指す、整理収納アドバイザー。
整理収納アドバイザー2級認定講師、ハウスキーピングコーディネーター、アロマテラピー検定1級。
横浜を中心に個人宅での収納コンサルティングを行いながら、整理収納関連のセミナー講師や執筆業を行っている。夫と子供2人の4人家族。
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