彩りを楽しみながら、暮らしに寄り添う住まいを

少しずつお気に入りの空間へ進化させてきたHIROKOさん。壁紙やファブリックをアクセントに、カラフルな手ぬぐいやティータオル、トートバッグなども使って季節や気分まで表現。センスあふれるお部屋を作り上げています。

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目次

    北欧をベースに、季節感や色のあるインテリアが好きです。
    ちょこっと生活感があるぐらいの家が理想かな。
    ザ・建売住宅なので、何もかも全てシンプルで味気ないお家でしたが、手間暇かけて、ゆっくりと自分たち好みに変化させ、心地よい空間づくりが出来るよう励んでおります!

    リビングでは、テレビボード側の一面だけ、アクセントに緑色の糊付き壁紙を自分たちで貼りました。日当たりの悪いリビングですが、この壁のおかげでパッと明るくなった気がします。
    実は、テレビボードとソファーを置いているお部屋は納戸。ダイニングと納戸の間には引き戸がありましたが、入居当初にとっぱらってしまい粗大ごみに(笑)
    狭い我が家をできるだけ広くみせるよう工夫しています。

    額縁にミニサイズの手ぬぐいを飾っています。月の初めにミニ手ぬぐいを交換し、季節を感じるインテリアを楽しんでいます。ファブリックは簡単に季節に合わせた模様替えができるのでおすすめです。
    リビング収納の棚は、IKEAのBILLYです。このシリーズの最大のポイントはガラス扉! テキスタイルなどを挟むこともでき、我が家ではmarimekkoのメトサンヴァキを挟んでいます。大きなファブリックパネルのようにみえて、とてもお気に入り♪ 扉を開くと無印良品の小物収納ボックスやニトリのラタンボックスなどが並んでます。タグやラベルで中がわかりやすいように工夫しています。

    娘が小学校に上がるタイミングで、娘専用ではなく、家族で使えるワークスペースをダイニングの壁際に作りました。
    向かって右側の大人コーナーは私好みの雑貨を置きつつ、シンプルでスッキリを意識。無印良品の壁に付けられる家具にも季節を意識したお気に入りの小物を置いてインテリアを楽しんでいます。
    左側は娘のコーナーで、小学生女子が大好きなかわいらしいグッズが並んでいますが、娘には飾ってOKな場所のルールを作ってスッキリとごっちゃりを共存させています。
    今の我が家が心地よく暮らす為にはこれくらいがちょうどいいのです。

    キッチンはなるべく物が出ていない状態を目指して、引き出し内はボックスファイルを使うなど、スッキリするよう工夫を重ねてきました。
    我が家のキッチンは対面式ではなく、壁側にシンクやコンロがあるタイプ。引越当初に、unicoのHUTTEシリーズのキッチンカウンターを購入してカウンターキッチン風にしていましたが、長さが足りなかったため、DIYで板を組み立て長さを足しました。天板に水色のモザイクタイルを貼り、背面はWOODPROさんのうすーい足場板をウォルナットにペイントして取り付けました。横にはお気に入りのティータオルを。掛けておくだけでインテリアのアクセントになりますね。ここでもファブリックが大活躍してくれています。

    帽子のかかっているキャビネットは、IKEAのリオルゲン。もともとは真っ白な棚ですが木目調の男前な壁紙を貼ってリメイクしたものになります。我が家には作り付けの収納も階段下収納もないため、ここが書類や文具、そして掃除機置き場となっています。
    1Fには、収納がないので、壁に付けられる家具を活用して収納スペースを確保しています。
    壁に掛けてあるバッグには、帽子やネックウォーマーなど小物類をサッと収納するようにしています。この「放り込み収納」は子供にとっても簡単なので、娘でも定位置に戻すを続けることが出来ています。
    見せても良いお掃除グッズは表に出してすぐに使えるように♪

    狭いのが悩みの洗面室。本当はモノが出ていないシンプルな状態に憧れますが、広さを変えることはできないので、如何にお気に入りのスペースに変身させるかを考える事にしました。はじめにトライしたのが水色の壁への塗り替えでした。葉っぱと枝のウォールペーパーがアクセントです。
    IKEAのオープン棚も設置して、カラフルな洗剤類はボトルを詰め替えて自作ラベルを貼って、「魅せる収納」に。浴室内は、無印良品のフックを使って「吊り下げ収納」にしています。

    少しずつ進めている娘の部屋作り。ピンクの壁紙を貼り、置くだけの床材を敷きました。
    おもちゃは、出しっぱなしでもかわいいものもあるので、「魅せる」と「隠す」の両方取り入れた収納にするため、オープン棚も扉付きもあるIKEAのBILLYを選びました。魅せる方には、娘のお気に入りのぬいぐるみやかわいい缶、絵本などを飾るように置いて、隠す方にはシルバニアなどの細々したおもちゃなどを収納しています。
    子供部屋作りで心がけていることは、子供が成長しても使えるような家具を選ぶことです。

    玄関の壁にも一面だけ木目調のホワイトグレーの壁紙を貼りました!憧れの西海岸風ロンハーマン風ともいいますかね。狭い玄関なので、長押しやフックで取り付収納スペースを作ったり、お客様用のスリッパは、お気に入りのバッグに入れて、階段の手すりに掛けており、ここでもできるだけ「魅せる収納」を取り入れてスペースを有効活用しています。

    プロフィール

    • ■HIROKOさん(女性/40代/会社員)
    • ■建物の種類:一戸建て
    • ■間取り:3LDKS
    • ■築年数:5年
    • ■居住人数:3人
    • ■好きな家具・雑貨店:greeniche 、madu
    • ■この家の好きなところ:ある意味シンプルでコンパクトなところ(ここからどうする?と考えるのが楽しい)
    • ■この家の悩み:収納が少なすぎるところ
    • ■HP:IRODORI〜心地よくて小さな暮らし〜

    編集者コメント

    少しずつお気に入りの空間へ進化させてきたHIROKOさん。壁紙やファブリックをアクセントに、カラフルな手ぬぐいやティータオル、トートバッグなども使って季節や気分まで表現。センスあふれるお部屋を作り上げています。家具は買ったまま置くのではなく、インテリアに合わせてアレンジしているところも素敵です。各部屋でテーマが違うのも楽しいですね!
    隠す収納・見せる収納・ただ放り込むだけの収納など、場所に応じた収納を心がけているところも注目です。使いやすさだけでなく、掃除のしやすさ、続けやすさ、遊び心など、さまざまな視点を取り入れて、スペースを最大限活用していますね。
    空間の使い方という点では、テレビのあるお部屋が元は納戸だったというのも驚きでした。こういった使い方もできるのですね。ダイニングに家族のワークスペースを設けたり、今の暮らしのなかで、どこに何が必要かを常に考えることが、HIROKOさんならではの住まい作りと感じました。これからもたくさんのアイデアを楽しみにしています。

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