【5】常に整ったキッチンに見せるための間取りと工夫 北欧×和のマイホームづくり

キッチンは調理小物や食器、調理家電、食品など…沢山のモノが集まってくるところ。
家の中で「最難関」と言ってもよい収納場所です。

今回は、家を作る時に重要視した「常に整ったキッチン」に見せるためのこだわりをご紹介します。

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目次

【5】常に整ったキッチンに見せるための間取りと工夫

キッチンは調理小物や食器、調理家電、食品など…沢山のモノが集まってくるところ。
家の中で「最難関」と言ってもよい収納場所です。

今回は、家を作る時に重要視した「常に整ったキッチン」に見せるためのこだわりをご紹介します。

急なお客様にも慌てないために

腰壁は高くして雑多な手元を隠す

アイランドキッチンに憧れはあったものの、「常に綺麗をキープできるのか」という不安の方が大きく、またお客様をお招きした際、作業している手元を見られるのにも抵抗がありました。

そこで我が家のキッチンは、腰壁を高めに作ってもらいました。
腰壁が目隠しになって、キッチンがちょっと散らかっていてたとしても、手元を隠してくれるので安心です。

ポイント

使い勝手はどうか?など、実際に使うイメージを想定しながら家づくりのプランを立てる。

生活感をできるだけなくしたい

キッチン家電も隠す

我が家のキッチンは、生活感を出さないような間取りにしています。
キッチン家電は多少アクセスが悪くなっても、目に付きにくい「死角」に配置。
冷蔵庫・オーブンレンジ・炊飯器等のキッチン家電は、この壁の奥に全て隠し視界に入らない工夫をしました。

家族の情報ステーションもここに

死角になる冷蔵庫の壁は、我が家の情報ステーション。
小学校からのお手紙などは、お客様から見えない場所に堂々と貼っています。

ここはゴミ箱にも近いので不要になった書類は、その都度処分ができ、溜まってしまいがちな書類も溢れることがありません。

アクセントの塗り壁で空間を引き締める

外壁と同じ色の珪藻土を

キッチンの腰壁は、珪藻土の塗り壁です。外壁と同じカラー(グレー)で仕上げています。
ダイニングキッチンの壁は、この場所以外はクロス仕上げ。
アクセントカラーの塗り壁を取り入れることで、空間がグッと引き締まったように思います。

生活スタイルに合わせたフレキシブルな収納

家族の動線に合わせた収納

キッチン収納の中で、キッチンでは直接使わないグッズを収納しているエリアがあります。
リビング・ダイニングからもアクセスしやすい場所にあるので、文具品・裁縫道具・お薬など、家族全員が頻繁に使うグッズが集まっています。

「食器棚には食器だけ」という既成概念を取っ払い、家族の動線を考えてアクセスしやすい場所に、使用頻度の高いモノの収納を配置することで、片付けへのハードルを下げ、常にスッキリ空間を保てます。

パントリー代わりの収納は、ボックス管理を

ライフスタイルに合わせて変化する収納

キッチン奥には、パントリー代わりの収納を設けました。
棚は全て可動棚で、ライフスタイルの変化に応じて変えられる、フレキシブルな収納を目指しました。

グッズをジャンルごとに分けて収納しているのが、ホワイトボックス。
透けないボックスを採用したことで、ポイッと投げ込んでも中身が見えないのでパッと見は綺麗。
また、ボックスで管理することにより、使用頻度に応じてボックスを上下・左右と簡単に入れ替えることが出来るので、収納の見直しも楽チンです。

最後に・・・

様々な用途・ジャンルのモノが自ずと集まってくるキッチン。
ちょっと気を抜いてしまうと、ごちゃごちゃしてしまうとお悩みの方も多いのではないかと思います。

今回ご紹介したのは、来客が多く「見せる収納」が苦手な我が家の例。
出しっぱなしのモノが増える=掃除する場所(モノ)も増える...ということが嫌で、このスタイルにいきつきました。
インテリアも収納方法も十人十色ですが、「どんなキッチンにしたいか」ということと、所有するモノ(食器・キッチン家電等)を全て把握したうえで「見せるのか、しまうのか」を考えながらキッチン作りに向き合って頂くと、思い描く空間が作りやすいのはないかと思います。

Na〜さん プロフィール

Na〜さん
北欧×和な空間を楽しめる家づくりを目指す、人気インテリアブロガー。 整理収納アドバイザー1級のノウハウを活かし、モノを上手に隠しながらも、ノンストレスな暮らしを追求しています。
ウェブサイト
WITH LATTICE
著書
ズボラでも、センスよく暮らす 衣・食・住 100のアイデア (KADOKAWA)

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