寝室の収納〜本多先生の毎日の収納

ゆったりくつろげる空間にするためにも、寝室はすっきりとしておきたいもの。プライベートなスペースだからこそ、気を抜けばすぐに散らかってしまいます。

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目次

    ゆったりくつろげる空間にするためにも、寝室はすっきりとしておきたいもの。プライベートなスペースだからこそ、気を抜けばすぐに散らかってしまいます。今回は、寝室での収納計画、収納のポイントをご紹介します。

    部屋の中で衣・住空間を区別する

    住空間と異空間はきっちりと区別する

    寝室にあるクローゼットや押し入れは、計画的に収納する場所を決めておかないと、すぐにベッドの周りに衣服が散乱…ということになってしまいます。 動線を考えて、寝る場所と衣類を収納する場所を決めましょう。

    クローゼットは衣類の出し入れの動線や左右の扉の使いやすさも考えて衣類をしまう位置を決めましょう。

    クローゼットの収納計画

    住空間と異空間はきっちりと区別する

    クローゼットは奥行きがないので、どこに何があるのか一目でわかります。 どこに何を収納するのか決めて、そのスペース以上はものが増えないように気をつけましょう。

    イラストは、アイテム別に収納した例です。この方法は下の空間を有効に使うことができます。 普段よく使うものや今のシーズンに必要なものは取り出しやすい位置に収納しましょう。

    衣類の出し入れの動線に照らし合わせて考えると、向かって左の扉は開ける時に煽るので、右の方が使いやすい扉になります。扉を左右でオンシーズン・オフシーズンで分けたり、日常着・通勤着で分ける方法もあります。自分が持っているものと、使いやすさを考慮して収納する位置を決めて下さい。

    押入れの収納計画

    奥行のある押入れには、布団や家電など、季節ごとに入れ替えのあるものを

    押し入れは奥行きや高さがあるので、たくさん収納できますが、その分奥のものや下に重なったものが取り出しにくくなってしまいます。
    引き出しタイプの収納ケースや棚板を使ってスペースを区切ることで、無駄なスペースを作らず収納できます。

    スライドタイプのハンガーラックは、奥行きを有効に活用できますが、使う時は必ず引き出すというひと手間がかかることも考慮して、衣類の使用頻度に合わせてグッズを選択して下さい。

    ベッド下の活用

    ベッド下は優秀な収納スペース

    ベッド下は大容量の収納スペースです。 押し入れやクローゼットが小さい場合は特に有効なスペースになります。 収納ボックスがついているベッドはもちろん、収納ケースを使ってベッド下を有効に活用してみましょう。キャスターが付いていると、お掃除の際にも便利です。

    透明なケースで中が見えるのがいやな時はベッドカバーなどで隠します。 本来は、睡眠中の湿気がたまりやすい場所なので、モノを置くのは好ましくありませんが、収納スペースが不足している場合には、貴重なスペースとなります。 時々、ラックなどを出して通気をこころがけるようにしましょう。

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    本多弘美先生のプロフィール

    収納アドバイザー。神奈川県出身。
    1993年に専業主婦から収納アドバイザーに転身。
    身近な物を利用した、生活に根ざした収納アイデアが好評。
    現在、テレビや雑誌、講演などで大活躍中。

    著書
    『インテリア以前の収納・掃除の常識』(講談社)
    『そうじ以前の整理収納の常識』(講談社)
    『家事・収納アドバイザー本多弘美のラクラク収納術』(辰巳出版)
    『パパっときれいすっきり!時短家事術』(だいわ文庫) 他多数
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