肌のお手入れ
日差しが強くなってくるこの季節。夏に向けて日焼けが気になりますよね?実は真夏より5月〜7月の方が紫外線の多い季節なんです。日焼け止め対策として、SPFと書かれた日焼け止めや化粧品をよく目にしますが、日焼け止めのSPF値って何のことかご存知ですか?
■SPF値って何のこと?
SPF値とは、肌を赤く日焼けさせる紫外線B波を防ぐ効果を示す数値。日焼け止めを塗ると、塗らない場合に比べて日焼けするまでの時間を何倍延ばせるかを表しています。
日本人の肌が強い日差しで赤くなるのは平均約20分。SPF10の日焼け止めを塗った場合は、20分×10倍=200分まで延ばせることです。ただし、汗をかいたり、手でこすったりすると落ちてしまうので、こまめに塗り直しましょう。
■夏に向けてお肌のお手入れをしましょう
夏になると気になる毛穴。TゾーンとUゾーン(目元からほおにかけて)では、毛穴ケアの方法が違います。
Tゾーンの毛穴が目立つ原因は、過剰な皮脂分泌。毛穴に汚れがたまり、毎日蓄積されて毛穴が目立ってしまいます。まずは汚れを残さないように丁寧に洗顔することが大切です。化粧を落とすときは、オイルクレンジング+W洗顔と週1回のパックで汚れをきれいに取り除きましょう。
Uゾーンの毛穴が目立つ原因は乾燥と加齢による
皮膚のたるみ。肌の乾燥度合いは人それぞれですが、乾燥レベルに合わせて早めのケアを行いましょう。化粧水をつけたコットンでのパッティングや美容液での水分補給とマッサージで、毛穴が目立たない、ハリのある肌づくりを目指しましょう。
■お肌のハリをつくる乳液
べたつくからと乳液をやめていませんか?乳液には肌にふっくらとしたハリを持たせる効果があります。肌にハリが出ればファンデーションを塗っても毛穴は目立ちません。マッサージをするように肌になじませると乳液の浸透がよくなって血行も促進するので透明感も出てきます。乳液はべたつくからいや、という方はさっぱりタイプを選びましょう。「しっとり」「さっぱり」というのは付け心地の違いで、保湿効果は変わりません。
■たるみに効く表情筋エクササイズ
表情筋を鍛えれば、肌の新陳代謝が活発になり、ハリが出て顔が引き締まります。鏡を用意して早速チャレンジしてみましょう。
@かるく目を閉じて、顔の筋肉をゆるめます。
A目を閉じたまま、唇をとがらせ、顔中の筋肉をじわっと顔の中心に集めます。
B目を開けて、そのまま眉をぐっと引き上げ、鼻の下を引き下げて、顔を縦に最大限伸ばします。
C舌を少し出して、前歯でかるく噛み、そのままほおを動かさないようにして、ゆっくりウィンクを左右交互に10回ずつ行います。
Dほお軽く抑え、くるくるマッサージして顔の筋肉をほぐしたら終了です。