衣類乾燥除湿機
皆様、如何お過ごしですか〜
「快適生活WEBマガジン アイリス暮らし便利ナビ」
" 家電のプロが斬る! アイリスオーヤマ 家電塾 " 塾長 高野 亨 です。
さて、第四回目です。
今回 塾長として斬るっ! 商品は
"衣類乾燥除湿機 DCC-6513です"
では早速、商品を見てみましょう〜
おーー 箱から想像すると結構大きいのかな?

箱から出してみます。

重量は13.2Kgですのでかがんで引き出すには、コツというか多少の勢いが必要です。
特に女性ですと重量的に少々大変かも?です。




箱の真ん中あたりに切り込み等を入れて箱を半分に分解できるようにすると女性でも楽に取り出せるようになるかな?
本体のサイドには持ちやすい取っ手がありますので、箱が半分になれば問題なく取り出せるようになると思います
※箱の底を開いて、箱を上に持ち上げた方がいいかもしれませんね!

ここでちょっと除湿機の仕組みについ触れてみましょう。
例えるならこうです。
ガラスコップがあります。これを除湿機の冷却装置と思ってください。

この部分が衣類乾燥除湿機の冷却装置です。

コップに氷水を入れるとグラスの周りが結露して水が出てきますね。

除湿機はエアコンのように冷却装置を冷媒サイクルで冷やして空気を吸い込み、湿気を抜いてサラッした空気にしています、このような動作を繰り返して、大気中の除湿をしています。
撮影時は、湿度が低めでしたので (汗) グラスにあまり水滴は出ませんでしたが、夏なら水滴はダラダラですよね! そんなイメージです。
除湿機には、デシカント方式、コンプレッサー方式がありますが、今回は今、テストしておりますDCC-6513のコンプレッサー方式について解説させていただいています。
コンプレッサー方式は簡単に言えばエアコンの室外機と室内機が一体式となっている感じです。
(余計、解りにくいかな?! 笑)
コンプレッサー方式の長所
@ 夏ならダラダラ?方式、ですので 夏場は本当にぐんぐんと除湿します(能力1日に6.0L!)
A 消費電力は比較的低いです(ヒーターOFFなら 180W)
B 作動時の熱での室内温度上昇が少ない(締め切った部屋で1〜5°の上昇)
反面、コンプレッサーが作動しますのである程度の動作音があり、また重量が13.2Kgと少々重めです。 短時間であちこちの移動には向かないと思います。
反対に乾燥室や脱衣所等に固定置きとなるなら、重さという短所もドーンと安定していて倒れることもなさそうで、短所が長所になるでしょう。
さてそれでは外観を見てみましょう

うーん、今までの概念ですととても除湿機には見えない・・
見た目はなんといってもサーキュレーターが目立ちます。
なんだか最新のロボットのようで歩き出しそうな気もしてきますね。

左右の首振りもしますので、このファンだけ作動させて、冬場は天上側に溜まりやすい暖気などを拡散させるサーキュレーター機能としても使用できますよ。
それにしても・・・・!
よくよく見ると今までこのようなタイプがなかったのが不思議かも。
と、いうのは除湿機を作動させながら扇風機でその風を送って衣類乾燥しているユーザーの方はとても多く、特に梅雨時はそんなお客様がたくさんいらっしゃると思います。
それを考えると、一石二鳥でなんと効率の良い、商品でしょうか!!
スイッチ類は整然と並んでいて操作がし易いですよ。

それではスイッチ類のご説明をしていきましょう。
向かって左側から
湿度ナビ・・湿度が高いと点灯します(除湿されて湿度が下がると消灯します)
満水/タンクなしランプ・・ タンクが満水になったり、タンクが正しくセットされていない場合に点灯します。
霜とり・・内部の冷却器に霜がつくと点灯し霜とり運転を開始します。
送風・・ 除湿はせず、サーキュレーターのみ作動させる時のスイッチです。(消費電力30W)
首振り・・サーキュレーターが左右に首振り運転します。
タイマー・・ 8時間 4時間 2時間の 切タイマーを作動させます。
衣類乾燥(除湿)ボタン
スピード・・内蔵のヒーターを作動させ吹き出す風の温度を上げ、素早く洗濯物を乾燥させます。(消費電力780W)
標準・・気温が10度以下の時は自動的にヒーターをオンにして乾燥時間を短縮するように運転しますそれ以外の気温ではヒーターをオフにしてより少ない消費電力で運転します。(消費電力180W〜780W)
エコ・・常にヒーターはオフにします。(消費電力180W)
電源スイッチ・・運転の入り切です。
運転ランプが点滅した場合は、点検をしてくださいのお知らせです。
点滅した場合は・・

水受けタンクはここにあります。


タンクが正しくセットされないと運転はしませんのでお気を付け下さい。
フィルターはマメにお掃除(掃除機などで)をお願いします。(1か月に1回程度)


説明書には1か月に1回程度、と記載がありますが汚れていればすぐにお掃除してください。 本体の性能や寿命のUPに貢献します。
サーキュレーター部分も埃が付着しやすいので、お掃除しましょう。


ファンも思いのほか簡単に外れてくれました。

とてもメンテナンスがし易い機種ですね。
衣類乾燥除湿機、いかがでしたでしょうか。
見た感じは、 え? と一瞬感じましたが、使ってみると機能的にはとても効率の良いかつ便利な商品でした。
自信を持ってお勧めできる商品ですので皆様も是非使ってみてくださいね。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!!
また次回、お会いしましょう。
アイリスオーヤマ家電塾 塾長 高野でした〜
今回家電のプロが斬った商品はコチラ!

衣類乾燥除湿機
除湿量が多いのに電気代が安いコンプレッサー式除湿機に、サーキュレーターとヒーターを搭載!
※販売を終了しました。
