プロレビュアー石井和美のアイリス家電本音レビュー 第4回 一台で二度おいしい!両面ホットプレート

プロレビュアー石井和美のアイリス家電本音レビュー 第4回 一台で二度おいしい!両面ホットプレート DPO-133 2つの調理面を持ち、それぞれ独立した温度調整を実現した新しいホットプレートで、お好み焼き&もんじゃ、焼き肉&魚介焼きを同時に調理!

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目次

    『日経トレンディネット』等で家電ライターを務める石井和美さんがアイリス家電を本音レビュー!「私に合う家電は?」「実力・性能は?」など気になるトコロをプロの視点で客観的に語ってもらいます。読めばきっと、あなたにピッタリのアイリス家電が見つかるはず!

    第4回
    一台で二度おいしい!両面ホットプレート 

    今回は、発表時から気になっていた「両面ホットプレート DPO-133」をご紹介します。2つの調理面を持ち、それぞれ独立した温度調整を実現したことで、2つの料理を同時に調理できる、新しいホットプレートです!

    プロレビュアー石井和美のアイリス家電本音レビュー

    レビュー商品1
    両面ホットプレート DPO-133

    独立した2つのプレートにより2種類以上の調理が同時にできます。平面タイプ、ディンプルタイプ、たこ焼きタイプの3種類のプレート付属で料理に合わせて使い分けできます。プレートが取り外せるため後片付け簡単、折りたたんでコンパクトに収納できます。

    プロレビュアー石井和美石井の本音!

    ○
    2面別々に焼いて、それぞれ温度調整できる!
    肉と魚介類を一緒に調理しても味が混ざらず、焼きあがったものを
    片面で保温できるので、アツアツを維持できる!
    ▲
    電源コードをしまえないのが、ちょっと残念!
    他に不満がない商品だけに惜しい。

    別々に焼いて、それぞれ温度調整できる!

    両面ホットプレート シーン画像

    なんといってもユニークなのが、ホットプレートが2面あること。プレートは、お好み焼きなどに適した平面プレート、くぼみがあって余分な油が落ちやすいディンプルプレート、たこ焼きプレートの3枚が付属。その中から2枚のプレートを使って、同時に別々の料理を調理できます。それぞれ独立した温度調整が可能で、80℃(保温)〜250℃に設定できるのも便利です。

    調理面▲2つの調理面をもつ両面ホットプレート
    3枚のプレート▲3枚のプレートを自由に組み合わせることができます
    温度調節切替スイッチ▲2つのホットプレートは、別々に温度調整ができます
    ヒーター▲ヒーターもそれぞれ装備されています

    例えば肉と野菜を分けて加熱したり、お好み焼きとたこ焼きを同時に作ったり、工夫次第でさまざまな使い方ができます。お好み焼きともんじゃ焼きの同時調理も簡単!子ども達も大喜びでした。お好み焼きは強火にして、もんじゃ焼きは中火にするといった調整ができるので、どちらかが焦げるといったこともありませんでした。それぞれのプレートにヒーターが入っているので、立ち上がりが早く、待ち時間が短いのも嬉しいポイントです。

    (左)お好み焼き、(右)もんじゃ▲お好み焼きともんじゃ焼きを同時に作るのもラク!

    肉と魚介類は味が混ざることなく、最後まで美味しく!

    肉と魚介類を同時に焼くと、それぞれから汁が出て混じってしまい、気になるときがあります。そんなときは、プレートを分けておけば安心です。強火でサッと焼きたい肉と、じっくり弱火で火を通したい野菜で分けるといった使い方もできますね。

    (左)魚介類、(右)肉▲魚介類と肉の味が混ざることなく、最後まで美味しくいただけます

    焼き肉やお好み焼きには平面プレートやディンプルプレートを使います。ディンプルプレートは細かなディンプルで熱を伝え、焦げ付きにくいのが特徴です。平面プレートとディンプルプレートを使って、どちらも同じように焼き肉をしてみたのですが、油の落ち方が全く違うことに驚きました。

    ディンプルプレートは、余分な油が落ちています。平面プレートはほとんど残っていませんでした。ダイエット中の方であれば、肉を焼くときにはディンプルプレートを使うとよいでしょう。他にも、子どもは平面プレート、親はディンプルプレートを使用するといった使い分けもできますね。

    強火で肉と野菜を焼いている画像▲強火で焼き目もしっかり
    焼肉を両面で焼いている画像▲それぞれ同じように焼き肉をしてみました
    平面プレートとディンプルプレートの油落ち比較▲ディンプルプレート(左)には、こんなにたくさん油が落ちていました!

    たこ焼きは片面で保温できるから、どんどん作れる

    たこ焼きは一度に20個までできます。4人家族だと一度では足りずに2〜3回焼いていますが、いったん食べきってから作り直すので、時間がかかります。先にお皿にとってしまうと冷めてしまうので悩ましい問題だったのですが、両面ホットプレートなら、片面のプレートを保温にして焼きあがったたこ焼きを置いておけば、アツアツを維持できるのです。

    これならすぐに次を焼けるので待ち時間が少なく、食べ盛りの子ども達も「次はまだ?」と言われることがなく、親としてもヒヤヒヤすることがありませんでした。大人数のたこ焼きパーティでも、お待たせすることがありません。

    たこ焼き ▲焼き上がったたこ焼きをいったん保温して、次をすぐに作れます。パーティにもいいですね!

    たこ焼き器は各メーカーから販売されていますが、こういった使い方ができるものは他にないので、とても重宝しています。

    少々火加減にムラがあるのは気になりましたが、火力を最大にしておけばしっかり焼き目がつきます。たこ焼き初心者の子ども達も、外はカリカリ、中はふんわりの美味しいたこ焼きを作ることができました。

    プレートを外して洗えるので、お手入れも簡単

    プレートは取り外して洗えるので、お手入れはとてもラクでした。

    また、付属品はすべて本体内に収納でき、折りたたんで収納できるので、狭いスペースにも置けます。 本体サイズは、使用時が650×336×90mm(幅×奥行き×高さ)、収納時が155×336×343mmで、重量は4.7kg。一般的なホットプレートのように両手で持つ必要がなく、片手で持ち運ぶことができます。

    台所下に収納している画像

    電源コードをしまえないのが、唯一の残念ポイント

    電源コードは中にしまうことができません。そのため、電源コードが外に出ているので収納時、少々邪魔に感じました。電源コードをまとめておけるような簡易ベルトが欲しいところです。市販の結束バンドを使って取っ手の下に収めたところ、すっきりまとめることができました。

    家族全員が気に入った! シンプルながらよく考えられた便利なホットプレート

    これまでホットプレートは多数販売されていますが、この両面ホットプレートは新しい発想で作られた、目からウロコのホットプレートです。2品同時調理でき、さらに折りたたんでコンパクトに収納できるのは、予想外に便利でした。

    シンプルでとても使いやすく、最近はこの製品ばかり使っています。分量は4人家族でも充分ですが、少人数でも使いやすいでしょう。新生活をスタートする人へのプレゼントや、結婚・出産祝いとしても喜ばれそうな製品です!

    両面ホットプレート DPO-133
    レビュー商品

    両面ホットプレート DPO-133
    独立した2つのプレートにより2種類以上の調理が同時にできます。平面タイプ、ディンプルタイプ、たこ焼きタイプの3種類のプレート付属で料理に合わせて使い分けできます。プレートが取り外せるため後片付け簡単、折りたたんでコンパクトに収納できます。

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