第47回 冷蔵庫の上手な使い方

冷蔵庫を使いこなす豆知識コラム。冷蔵庫で保管するとよい意外な物とは?

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目次

    第47回 冷蔵庫の上手な使い方

    やっちゃいけないと思いつつ

    ・・・いや、ね、
    こう暑いとやりたくなるじゃないですか。


    でも知ってますか?
    冷蔵庫って、
    たった1分ドアを開けただけでも
    元の温度に戻るのに30分以上かかるんですって!
          【出典】マイナビニュース「正常な冷蔵庫の庫内温度を計る」


    ヒャーそこまでかかるとは
    知らんかった私、
    ガクガクブルブル・・・

    冷蔵庫・・・それは
    けっして開けてはいけない
    パンドラの箱!!!

    (いや、普通に使う分には開けましょう、と1人ツッコミ)


    ・・そんなわけで、今回は
    夏場の必需品・冷蔵庫さんのお話。

    「実はヤバイ、冷やしたらいけない食材」

    「食材だけじゃなく、こんなものも冷やすとGOOD!」

    とかとか、冷蔵庫にまつわる話
    ゆる〜く書いていこうと思います♪

    冷蔵庫に入れないほうがいい食材

    冷やすべきか冷やさないべきか、
    そこが問題だ。
    (By シェイクスピア、うそ、言ってない)

    室温だと腐っちゃいそうなので
    何でもかんでも
    冷蔵庫にいれてしまう、夏。

    でも、
    「冷蔵庫に入れたから傷む」
    ものもあるんです。

    例をあげると・・・

    バ・ナーナ

    バ・ナーナ(外国人風に)。

    冷蔵庫に入れてはいけない
    代表的な存在。

    入れるとすぐ
    皮が黒く変色しちゃうんですよ。

    食べられるけど、
    よく熟したものと比べると
    風味は劣ります。

    バナナの他 メロンやマンゴーなど

    なんでかというと、
    寒さに弱い食物を冷蔵庫で冷やすと
    「低温障害」という状態になるそうで。

    うまく熟さなくなってしまうのです。

    果物は熟した頃が美味しいから、
    熟さないなんて残念無念!

    なので、
    食べる直前2時間ほど前
    冷蔵庫に入れるのが
    美味しく食べるコツ♪

    「熟す」って言葉が出てきましたね

    さて、
    「熟す」って言葉が出てきましたね。

    これは、収穫したあとも
    果物や野菜が生きていて
    成長している証。

    具体的にはエチレンガスってのを

    成長するだけだったらいいけど、
    熟しきったあとは
    腐るのを早めるのも
    エチレンガスのしわざ!



    今売られている冷蔵庫で
    「野菜が長持ちする野菜室」
    なんて機能は、
    このエチレンガスを分解する機能
    ついているから
    野菜が長持ちするんです♪

    特にリンゴがエチレンガスを多く出す食物として

    特にリンゴ
    エチレンガスを多く出す食物として
    知られてます。

    その昔、
    リンゴと、つぼみ状態の生花を
    一緒のトラックで出荷したら
    到着時には開花して全部しおれてた
    という話もあります。

    エチレンガス、恐ろしい子!!


    で、多かれ少なかれ
    食べ物はエチレンガスを出します。

    ・・・なので、
    冷蔵庫に入れるときは
    個別にビニールや新聞紙に包むのが
    冷蔵庫で長持ちするコツ♪

    ジャガイモやタマネギなどの根菜類

    その他、
    ジャガイモやタマネギなどの根菜類
    低温に弱い食べ物。

    冷蔵庫での保管は避けて
    常温保管したほうがベター。


    はちみつも冷やすと結晶化して
    固まっちゃいます。

    何でもかんでも
    冷蔵庫に入れればいいってもんじゃ
    ないんですね〜

    ハッハッハ、
    うちの冷蔵庫、ヤバイ。

    食材以外の冷蔵庫活用法は?

    一方、
    食材以外のモノを
    冷蔵庫に入れたときの良し悪しを
    調べて見ました。

    乾電池

    乾電池。

    よく、
    「乾電池は冷蔵庫で保管すると寿命が延びる」
    って聞きませんか?

    実はこれ、グレーゾーン。

    ニカド電池など、成分によっては
    冷蔵庫に入れると放電しにくく
    長持ちすることもあるけど・・・

    でも、電池メーカーによっては
    「冷蔵庫に入れないで」 と忠告していることも。

    冷やしてから使うと結露したり 錆びやすくなったり

    せっかく長持ちさせようと工夫したのに
    機器をこわしちゃったら
    本末転倒ですよね!


    電池の正しい保管場所は

    ・直射日光があたらない場所
    ・気温が低く安定したところ

    とのこと。

    ・・・う〜ん、
    そう聞くとやっぱ
    冷蔵庫が浮かんでしまう

    無難に、物置や引き出しとかですかね。うん。

    次に薬

    次に薬。

    基本的に薬は
    高温・多湿・直射日光が苦手。

    うん、これもウズウズして
    冷蔵庫に入れたくなってくるね。


    でもご安心を。
    冷蔵庫向きな薬があります!

    ・座薬
    ・目薬
    ・シロップ剤
    ・未使用のインスリン注射薬

    ・・・これらは、冷やして保管するのがよい薬。
    満を持して冷蔵庫に投入しようぜ!


    じゃあ、それ以外の錠剤とかは?
    ・・・って思うけど、
    それらはやっぱり
    結露がマイナス効果なので
    常温保存がいいそうです。

    処方薬の残り・・・捨てなきゃならんな・・・

    市販薬と違って
    消費期限も書いてないですしね。

    うーむ、
    野菜室の半分を占めている
    処方薬の残り・・・

    捨てなきゃならんな・・・(重い腰


    しかし、こう、
    冷蔵庫で保管した方が
    良さそうなモノを
    立て続けに否定されると
    ショックです。

    そこで、冷蔵庫で保管がベストなものを
    見つけて参りました!

    それは・・・

    接着剤!

    接着剤!
    意外ですね!


    理由は、冷やすのがいいわけでなく、

    ・直射日光や紫外線の当たらない場所
    ・湿度の低い場所

    ・・・が最適だからだそうで。

    そういえば冷蔵庫の湿度って
    どのくらいなのか調べて見ると、
    なんと20%ほど。

    お部屋より
    よっぽど低いんです。

    なので、接着剤には最適なわけですね♪

    空気に触れると固まってしまうので
    ケースなどでしっかり保護して
    冷蔵庫インしましょっ!

    …というわけで、
    冷蔵庫の活用法、アレコレでした。

    私の友人宅の冷蔵庫には
    生ゴミがはいってるそうで
    「ゴミの日まで虫が沸かないから」
    とのこと。

    ちょっと目線を変えると
    冷蔵庫が俄然おもしろい保管場所に
    見えてきますね!

    上手に使って
    暑い夏を乗り越えたいものです♪

    まずは冷蔵庫の整理からだけどね!(遠い目

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