1:ハンガーからの滑り落ちを防いで使いやすく!

柔らかい生地のブラウスやシャツ、前の開いたコートなどは生地が滑ってハンガーから落ちやすくなってしまいます。
そんな時は、家にあるちょっとしたものを使って滑り止めを作ってあげましょう。
使うのは、輪ゴムです!
ハンガーの両端に輪ゴムをグルグルと巻けるだけ巻いてください。
たったこれだけ!
輪ゴムが簡易的なストッパーになってくれるため、多少のことでは滑り落ちなくなります。
滑りにくいハンガーもたくさん市販されていますが、買わなくても簡単に試す事ができるのでオススメの方法です。
滑りにくいハンガーよりホールド力が弱いので、洋服の素材によっては出し入れがラクだと感じる場合もあります!
ストッパーの役割を活かして、キャミソールなどを吊るすのにも応用できます。
2:バッグスタンドをさらに出し入れしやすく!
形が不安定なバッグの収納にはファイルボックスを使うのが便利!
中にバッグを入れ込むことで、倒れないようにファイルボックスが支えてくれます。
このファイルボックスにはこのバッグと、指定席が出来るのでバッグ収納が乱れることがないのも嬉しいポイント。
ファイルボックスを複数個並べる場合は、お互いをダブルクリップで留めておくとズレないので安心です。
さらに、ファイルボックスの裏に耐震ジェルを貼れば棚としっかり固定されるため、バッグの出し入れが格段にラクになりますよ!
耐震ジェルは100円ショップなどで販売されている安価なもので大丈夫。
ファイルボックスを複数個繋げている場合は、両端のファイルボックスの裏に貼るだけで効果があります。
3:引き出し内の仕切り板をしっかり固定してストレス知らず!
仕切り板は、切り込みが入っている板を十文字に組み合わせることにより引き出し内を区切って使える便利なアイテムです。
好きな大きさに組み合わせて区切ることができるのですが、使っているうちに中に入れた物と仕切り板が当たり、十文字がズレていきストレスになる場合もあるんです。
そんな時は、十文字のどこか一辺の両端にメラミンスポンジを挟んでみてください。
仕切り板が固定されるため、出し入れしてもズレなくなります!
メラミンスポンジは好みの大きさに簡単にカットできます。しっかり支えられるよう、仕切り板の高さに合わせてメラミンスポンジの大きさを変えてみてください。
4:枕棚のものはさらに引き出しやすく!
枕棚や天袋など手が届きにくい高い位置の収納は、取り出しやすいよう必ず持ち手付きのものを選びましょう。
それでも手が届きにくい場合は、さらに手掛かりを作ってしまいましょう!
例えばこんなS字ピンチを使って・・・
布の持ち手にピンチを挟む。
たったこれだけで、S字の部分が手掛かりとなり、ボックスを引き出すのに手助けしてくれるようになります!
硬い素材のボックスや挟める形状の持ち手がないボックスなら、粘着シールで取り付けるフックをボックスの下の方に取り付けてみてください。それだけで引っ張り出すのに便利な手掛かりになりますよ。
5:さらにひと手間で掃除もしやすく!
床に直接置いている収納ボックスはありませんか?
もしあったら、裏にキャスターを是非つけてみてください。使い勝手に変わりはありませんが、掃除のしやすさが一段とアップします。
クローゼットはホコリが溜まりやすい場所なので、パッと動かしてすぐ掃除できるってとても便利なことなんですよ。
安全性を考慮して、ストッパー機能付きのキャスターを選ぶことをお勧めいたします。
さいごに
クローゼットが整うと、毎日の身支度がとてもラクになります。
さらに収納が出し入れしやすかったりズレなかったりするだけで、感じるストレスはかなり減るはず!
気になるアイデアがありましたら、ぜひお試しください。
毎日の身支度がほんの少しラクになりますよ。
そんなほんの少しの積み重ねが、暮らしやすさに繋がっていくのだと思います。
大木聖美さん プロフィール
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- 取り出しやすく美しい収納を目指す、整理収納アドバイザー。
整理収納アドバイザー2級認定講師、ハウスキーピングコーディネーター、アロマテラピー検定1級。
横浜を中心に個人宅での収納コンサルティングを行いながら、整理収納関連のセミナー講師や執筆業を行っている。夫と子供2人の4人家族。
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