キク科
特徴
原産地は地中海沿岸で、日本には江戸時代に入ってきました。しかし当初は食用としてではなく、観賞用として栽培されていたようです。
開花していないつぼみの、がくの根元と、つぼみの内側の部分を食べます。茹でると、イモのような食感があり、肉料理の添え物や、サラダによく使われています。
育てやすさ :★★☆☆☆
温度発芽温度:15〜20℃
株間 :50〜70cm
栽培カレンダー〔関東基準〕
病害虫
アブラムシ
ワンポイント
・多年草で4〜5年は栽培できます。草丈1〜2mの大株に育つので、株間は大きくとります。生長してからの移植を嫌うため、定植する場合は、6月頃の、本葉が4〜5枚の状態のうちに行いましょう。
・栽培は、種か、もしくは株から生える子株を株分けしても、増やすことができます。株分けは9月頃が良いでしょう。
・冷涼な気候を好みますが、地面が凍ったり、霜が発生すると枯れる場合があるので、敷きわらを敷くなどして、土が凍らないようにしましょう。
・春から初夏にかけて生育が盛んになるため、様子を見ながら液肥を追肥しましょう。
・収穫は種を植えた翌年の初夏から可能で、つぼみが十分に膨らみ、触ってみてしっかり詰まった状態が収穫時です。しかし収穫時を逃すと、すぐに開花してしまい、食用として品質を落としてしまうので、早めに収穫しましょう。
・花が終わると、茎や葉は枯れて休眠状態に入るので、子株を残して根元まで切り戻しましょう。そうすることで翌年の収穫量を増やすことができます。
栄養分
デンプン質が豊富で、ビタミンC、カリウム、食物繊維も多く含んでいます。特に食物繊維は水溶性の食物繊維で、体内のコレステロールや糖分を、体の外に排出してくれる効果があります。
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