初心者でもわかる!引越しの進め方

物件が決まりリノベーションも一通り終わった次は、引越しです。
仕事をしながらの私にできるのか、正直不安でした。そんな忙しい方でも簡単にできる引越し方法をご紹介します。

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目次

引っ越す前に用意するもの

引越しが決まったら、まずノートを用意します。
ノートは持ち運びやすいA5のコンパクトサイズにすると便利です。また必要に応じてページを増やせるバインダータイプのノートがオススメ。

下記の項目を作り、分かる所から書き込みます。

@住所変更・家具&家電の寸法・持ち物リスト作成
・住所変更届リスト作成(郵便物、電気、ガス、DMなど)
・家具・家電の寸法を測る
・持ち物リスト作成(リビング・洗面所など場所別に)

A処分リスト作成
・引越し先に持っていかないモノの処分の仕方を書く
(人に譲る、売る、捨てるなど。捨てる場合は処分日も明確に!)

B新居の各お部屋の間取りに合わせて、家具の配置、モノの設置まで細かく書く

AとBは書き換えることが多い項目なので、フリクションのペンを使って書くことをおすすめします。

整理・収納

要るものだけにする方法

新居で使うものは、場所別に段ボールに梱包。食器はひとつずつラップして新聞紙で包むと、荷解きした後、食器を洗わずに済みます。

引越し後も収納の仕方が変わらないものは、崩れないようにラップして梱包。

家具や家電、洋服・本・雑貨など、要る要らないに分けます。
要る要らないを判断するポイントは、新居に合わない家具、新居で使わないものは処分しましょう。
そうすることで、引越し費用が抑えられます。

 
→要るものだけに分類したら・・・

@新居の間取り図を元に、どの部屋で使うのか、配置も同時に決める。
A部屋別に荷物を梱包していく。

段ボールに梱包するコツ

段ボールは小さいサイズから大きいサイズまで様々。
どんなサイズのものに、どんなものを収納すればいいか迷いますよね。
そこでポイントは2つあります。

・軽いもの(雑貨・かごなど)⇒大きいサイズのダンボールに収納
・重たいもの(食器・本など)⇒小さめのサイズのダンボールに収納

そして段ボールにモノを梱包した後は、段ボールの表面に下記3点を記しておきましょう。

・どの部屋
・収納場所
・中身

たとえば、キッチンのシンク下に食器類を収納するのであれば、上記の記入例のように段ボールに書いておきましょう。また間取りを玄関などわかりやすい場所に貼っておくと、どの部屋に荷物を置くのか、引越し業者さんもわかりやすくなります。各部屋に運んだ後は、段ボールに書かれた情報を基に収納場所と内容を確認して収納します。こうすることで、荷ほどき作業がスムーズに進みます。

要らないものの処分方法

写真のようにまだ使えるモノは、友人に譲ったりリサイクルショップに持ち込むことをオススメします。

→要らないものは・・・

各自治体の処分方法を元に、家具などを処分をしましょう。
引越し直前にならないよう、早めに段取りをすることがポイントです。

引越し後に悩まない収納方法

全ての荷物を収納する場所の近くに運んだ後は、荷解きの始まり。
荷解きした後に慌てないために、前もってどのように収納するのかも決めておきましょう。

画像左は、1階の間取り図でオレンジ部分に文具などをカゴにまとめてラックに収納しようとしています。右の画像のように引き出しの中に何をどのように収納するかを、引越しノートに詳しく書きこんでおくと、引越し後は楽に片付けられます。

また、引越し前後で変わらず同じ家具に同じモノを収納する場合は、引越しする前の収納写真を撮って印刷しておきましょう。

引越し後は、印刷しておいた引越し前の収納写真を棚に貼っておけば、家族誰でも引越し前と同じ収納を簡単に作ることができます。

引越し後の手続き

市役所や電気、ガス、水道、インターネット、電話等の住所変更はもちろん漏れがないように、あらかじめ引越しノートに書いておいたチェック項目で進めていきましょう。

そして、とにかくどんどん荷解きをします。ダンボールは畳んでコンパクトにまとめ、邪魔にならないよう玄関に集めます。
ダンボールに入れたままの荷物がないよう荷解き作業を進めていき、引越しから一週間以内に引越し業者さんにダンボールの集荷依頼をします。こうして追い込むことで、絶対に早く荷解き作業が終わりますよ。

さいごに

引越し前後の一週間は、荷物の梱包から各種手続き等、やるべきことがありすぎて、更に仕事をしながらだとなかなか時間が作れず、苦労します。
特に大変だったのが荷物の梱包。小物類が多かったりとギリギリまで使うものがあったりとなかなか思うように進みませんでした。

しかし、引越しノートを作っていたので、書き出すことで頭の中が整理され、引越し後の作業が楽に進みました。もちろんノート通りではなく、引越し後に微調整したり変更した箇所もありますが、引越しノートを活用することで収納用品の無駄買いがなく、考えることが少なくなりますよ。

石原 沙耶香さん

整理収納アドバイザー。ルームスタイリスト2級。TCマスターカラーセラピスト。
大阪・北摂など関西を中心に整理収納のセミナーや出張セミナー、お片づけ訪問などで活躍中。
2児の育児を通して学んだことを活かして、子ども向けのお片付け方法やお子さんの自立に向けてのお手伝いの情報を発信しています。

石原 沙耶香さん

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