おしゃれ【ミニマムDIY】でお部屋の衣替え

梅雨のこの時期、お部屋で過ごす時間も多いのではないでしょうか?
ジメジメした気候の後は、本格的な夏を迎えます。まだ過ごしやすい今の時期に、インテリアも衣替えしてみてはいかがでしょう。
見飽きた部屋に、ほんの少しの新鮮さをプラス。暑い夏は見た目から快適に!簡単で無理なくでき、しかも安全なミニマムDIYをご紹介します。

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目次

そもそもDIYって?

DIYとは

最近ではいたる所で耳にする「DIY」。意味はご存じでしょうか?
DIYは、英語の「Do It Yourself」の略語です。専門業者ではない一般の方が、暮らしを快適にするために何かを作ったり、修繕したりすることを意味します。
一昔前は「日曜大工」と呼ばれることが多く、一般的に男性が行うものという認識がありました。しかし、今では主婦層に大人気となり、昨今のインテリアには大きく必要なものとして位置づけられています。

どんなことがDIY?

DIYって、取りかかるのが大変なイメージがありませんか?そんなことはありません!実は、理想の暮らしに近づけるためのアイデアはどれもDIYになるんです。
木材で家具を作ったり小屋を立ててしまうこともDIY。壁紙を貼ったり、クッションフロアを敷いたりもDIYになります。何も大がかりなことばかりがDIYというわけではありません。今や、100円グッズのリメイクなど小物作りにも使われる言葉です。切ったり、貼ったり、組み合わせたり、塗ったりとテーブル上で簡単にできるものもDIYとして広く知られるようになりました。

家事時間を圧迫しないのが大前提

近年は動画などでありとあらゆるDIYレシピが紹介されています。あれもこれも挑戦してみたい、そう思ってしまいがちですが、主婦が挑戦するにはまず、自分がDIYの為に使える時間を事前に設定しておくといいかもしれません。なんとなく始めてしまっては、夕飯づくりの時間が迫っているのにまったく終わらず・・・。楽しいはずのDIYが、逆にストレスになってしまいます。
自分が楽しめる時間の設定をしてから、その時間で完成するDIYを選ぶとストレスなく達成感が得られ、楽しみの時間につながります。休日など時間がある日には、お子さんを始めご家族と一緒に挑戦するのもおすすめです。家族で時間を共有でき、遊びとしても取り入れられます。

暮らしもDIYもミニマムに行こう

楽しいDIYですが、作れてしまうからとどんどん家具などを作ってしまうのは、暮らしや収納の面ではNGです。たくさんの家具は部屋を圧迫し、思うような効果が得られないかもしれません。
さらに、飽きてしまったり、壊れてしまった時の手放し方も考えておいた方が万全です。いずれ手離す時に自分が大変な思いをしてしまわない程度の量で、今主流のミニマムでシンプルな暮らしに合わせたDIYを楽しむのがベスト。
既製品にしても、手作りの物にしても、数ある分だけ管理の手間とスペースが必要です。ゆとりある暮らしのためにも、管理とスペースのことは頭に置いておくといいかもしれません。
資源の面から見ても、木材などは必要な量だけを使うようにしたいものです。

ペイントが部屋をお洒落にする

物が少なくても部屋がおしゃれに見えるコツは、アクセントカラーを取りいれること。
壁など部屋の一部分だけに異なったカラーを用いてアクセントにすることで、雑貨や家具がなくても簡単にお洒落に見せることができ、のっぺりとしていた部屋にメリハリが生まれます。
壁が広く大変であれば、ドアを塗装してみるのもいいかもしれません。壁用塗料なら壁もドアも簡単にペイントできます。
色が変化するだけなので安全ですし、消臭などの機能を持ち合わせた塗料も発売されていて、暮らしの質も向上します。寒色系のカラーやグレーのような無彩色を使うと涼しげな印象になります。
また、飽きてしまったテーブルなどの天板にペイントをするのもいいかもしれません。大きくて買い替えが簡単ではない家具は、色を変化させて楽しむのも1つの手段です。

季節感を取り入れるDIY

クリアなPET容器にガラス専用の塗料を塗ると、すりガラス風瓶のできあがり。見た目のガラス感とは違い軽くて落ちても割れないため、高いところに飾っても安心です。
夏を連想させるもので小物を作ると夏のインテリアが完成します。
漆喰風に塗ったプレートに貝殻を散らしたり、プラスチックグラスに麻ひもを巻き貝がらを入れたり。
空きカップに保冷剤ジェルを入れてハーブ系のアロマを垂らせば、虫よけ効果のあるアロマボトルとしてインテリアにも役立ちます。
目で涼を感じるもの、夏に必要なものを手作りしてみましょう。

収納もDIYで

「ここにこんな棚があったらすごく便利なのに……。」
暮らしの中でそう思うことはありませんか?
でも、なかなかぴったりのサイズが見つからなかったり、コスト面も考えると簡単にはいきません。 そんな時こそ収納DIY。自分で付ける棚であれば、ぴったりのサイズに調整することも可能です。
床置きする家具に比べて部屋が狭くならず、そして暮らしが便利になるちょっとした棚。
ホームセンターで木材をカットしてもらい、棚受けをつければ簡単にDIYができます。
飾り棚などを設置する際は、センサーなどで壁の下地(柱)をチェックし、取り付け可能な部分に固定すると強度も高くなります。

最後に

どんどん進化を遂げるDIYグッズの数々。今やアパートやマンションなどの賃貸物件でも原状回復ができ、楽しめるDIYグッズがたくさん出ています。
コストを抑え、オリジナルのものに囲まれて暮らしを楽しむことができる一方で、お部屋に圧迫感を与えてしまったり、安全面に不安が出てきてしまったりするのも事実かと思います。日本中で地震も頻発する昨今、安全面にもお忘れなくご配慮ください。
涼しくて快適な夏インテリアへのDIY。ご自分の時間を見つけ、お家に合ったもので楽しんでみてはいかがでしょうか。

瀧本真奈美さん

瀧本真奈美さん プロフィール

プチプラグッズでおしゃれな暮らし方などのアイデアを発信する人気ブロガー。整理収納コンサルタントやルームコーディネーター、時短家事コーディネーターbasic、お部屋づくりのプロとしてTV、雑誌などで活躍中。2018年より暮らし方提案やサービスを提供する「クラシング」代表に就任、活動をスタート。

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