キッチン収納 食品ストックの収納〜大木先生の収納講座

今回は缶詰や調味料といった食品ストック収納をクローズアップ!パントリーがないお家でも、使い勝手良くスッキリ収まる収納方法をご紹介します。

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目次

これまでシンク下やコンロ下、食器収納など、「キッチン収納」についてお伝えしてきました。

今回は、シンク下やコンロ下以外の場所に収納しているものの代表格、「食品ストック」の収納を中心にご紹介していきます。
食品ストック以外にも、レシピ本や保存食の保管の仕方なども合わせてお届けします。

ストック品もキチンと「場所を決める」

場所が決まっていれば、取り出すのもしまうのもラク!

ストック品とあなどるなかれ。
しまう場所が決まっていないと色々なところに適当にモノをしまってしまい、どこに何をストックしているのかわからなくなってしまいます。

「どこに何を収納するのか」きちんと場所を決めるようにしましょう。
そのためには、まず自宅にはどのようなストックがあるのかを知ることが大事。下記のように、一度書き出してみることをオススメします!

STEP1 大まかにまずはストック品を書き出してみる。
例えば・・・

  • ・食材ストック
  • ・洗剤ストック
  • ・消耗品ストック
  • ・レシピ
  • ・非常食 ・・・など

STEP2 細かくストック品を書き出してみる。
例えば食材ストックなら・・・

  • ・乾物類
  • ・レトルト
  • ・缶詰
  • ・お菓子
  • ・お米
  • ・水  ・・・など

これら全ての収納場所が決まっていれば探す手間がかからず、無駄買いや二度買いを防ぐことにもつながりますよ!

収納場所がなければ増やしてあげよう

収納したいものはあるのに、どうしても収納できる場所がない!という場合は、ほんの隙間や空間に収納量の多い隙間ラックを導入してみてはいかが?

ストックは全てここ!と、しっかり場所を決めることができるので便利ですよ。

編集部おすすめ商品!

定量管理を身につけよう!

収納する場所を決めたら、次に保管する量も決めましょう!
「この引き出しに入るだけ」「このカゴに入るだけ」と枠を決めることで、それ以上モノを増やすことを防ぎます。
一定量を保つことができるので、収納場所が乱れることもありません。

丈夫なボックスを使って、ここに入るだけ!

キッチン周りで使うボックスは、衛生面を考えてお手入れしやすい素材を選ぶようにしましょう。
ステンレスバスケットなら汚れにもサビにも強く、しっかりとした作りなので重い保存食を入れても安心です!

忘れがちな「レシピ本」も場所を作ってあげよう!

「レシピ本」をキッチンに置いている方も多いかと思います。
ですが場所が曖昧だったり、収納する量を決めておらず寝室の本棚にもあふれている・・・というお宅も見かけます。

使うべき場所の近くに収納するのが一番便利なので、レシピ本もキッチン周りに置く場所をしっかり決めてあげましょう。そして、この中に入るだけと「枠」もきちんと決めてあげましょう。

食材は、ローリングストック法がオススメです!

安心安全な防災備蓄法!

この引き出しには、いつも決まった缶詰が一定量入っています。
非常用保存食として保管することの多いレトルト品や缶詰。

ですがいざという時も、食べ慣れたものを口にするほうがなんだか安心しますよね。
そこで、普段から缶詰などの保存食を食べ、食べた分だけ買い足しておく「ローリングストック法」を取り入れています。
日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方は、食材を一定量に保ちながら備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にもいつもと近い食生活を送ることができるのでオススメです!

ここでもやっぱり!ラベルでわかりやすく!

やっぱりラベルは大事です

種類の多いストック品は、どこに何を収納しているのかわからなくなりがち。
どこに何があるかはっきりさせるためにもラベルをつけることをオススメします!

ラベルがあれば家族全員が収納場所を把握できるようになるため、「あれどこ?」と聞かれず自分もラクになれますよ!やっぱりわかりやすいのが一番ですよね!

収納場所は絶対にキッチン?!

こだわらず、他の場所にも目を向けてみよう

使用頻度が低くて大きなものは、吊り戸棚や取りづらい奥の方へ収納してしまいがち。 スペースを圧迫していたり、収納場所をどうしても確保できない場合は、キッチン以外に収納することを考えてみるのも手です。

例えば我が家では階段下に、お米のストック・水・大きな水筒を置いています。
またキッチンに近い廊下収納には、使用頻度の低いホットプレートを収納しています。

大きくて重いものをキッチンから省いたことでキッチン収納に余裕ができ、日々の家事を無駄なく快適にこなすことができています!

最後に・・・

キッチンには、用途が明確で限定されたモノが多く集まる場所。
毎日使う場所だから見慣れたものも多いので、片付け始めるにはとてもオススメな場所です!

それでもストック品となると、量や収納場所がどうしても曖昧になりがち。少し気を付けるだけでキッチンがさらに快適に、使いやすい場所になりますよ!

シンク下やコンロ下を見直したら、ぜひストック品の見直しもしてみてくださいね。
次回はキッチン収納の最後、冷蔵庫収納についてご紹介します!

大木聖美さん プロフィール

大木聖美さん
取り出しやすく美しい収納を目指す、整理収納アドバイザー。
整理収納アドバイザー2級認定講師、ハウスキーピングコーディネーター、アロマテラピー検定1級。
横浜を中心に個人宅での収納コンサルティングを行いながら、整理収納関連のセミナー講師や執筆業を行っている。夫と子供2人の4人家族。
ウェブサイト
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