キッチン収納 コンロ下収納〜大木先生の収納講座

今回はコンロ下収納をクローズアップ!

どのようなものを収納するのがいいの?収納の際気をつけるべきポイントは?などなど、コンロ下収納の活用法をご紹介します。

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目次

まずは自宅のコンロ下収納を知ろう!

我が家のキッチンと向き合ってみよう!

『コンロ下収納』と一言でいっても実に様々なパターンがあります。

観音開き収納だったり引き出し収納だったり、魚焼きグリルが付いていたり。
収納スペースの広さも様々なので、自宅のコンロ下にはどのくらいのものが入るかまずは確認してみましょう!

調味料専用の引き出しや、キッチンツール専用の小さな引き出しなど、収納するものが限定された特殊な引き出しが付いている場合があります。
こういった引き出しがある場合も、収納スペースを大いに活用しましょう。

コンロ下収納にオススメなのはこんなモノ!

料理の要、鍋とフライパン!

キッチンの中で一番大きくて重く、収納場所を取るのが鍋とフライパンです。
コンロで使うものなので、一番近いコンロ下に収納しておくのが取り出しやすくてやっぱり便利!

使っていない鍋や、焦げて使えなくなったフライパンなどを捨てずに持っていると、貴重な収納場所を圧迫してしまいます。現在使っているものだけにすれば、格段に取り出しやすい収納になりますよ!

調味料

塩・胡椒、砂糖から油やお酒までたくさんの調味料を置いておくのにも便利なのが、コンロ下収納です!
液体調味料や油は汚れやすいので、新聞紙を敷いたりトレイを置いたりして汚れ対策をしておくと掃除がとってもラクになりますよ!

調理に必要なキッチンツール

菜箸やフライパン返しなどのよく使うキッチンツールもコンロ下に収納しておくと、サッと取り出すことができて便利です!

キッチンツールをたくさん持っている場合、たまにしか使わないキッチンツールは吊り戸棚や空いているスペースに移してみましょう。
毎日使う定番のキッチンツールだけをコンロ下に収納することで、取り出しやすさが格段にアップしますよ!

観音開き収納の場合意識したいポイント2つ!

ポイント1:奥行きを最大限に利用しよう!

観音開きの収納の場合、奥の方は手が届きにくくデッドスペースになりがち。
奥のスペースまでしっかり活用できるような収納を意識しましょう。

シンク下でも使えるスライド式のトレーなら、奥に入れた調味料がラクに取り出せるのでオススメです!上段には使用頻度の高い調味料を収納して、下段にはゴミ袋やスポンジなどのストックなどを入れてもいいですね。

持ち手がついているタイプのボックスに調味料を入れると、奥に入れたモノまで簡単に取り出すことができます!

ファイルボックスにジャンルごとに分けて入れることがポイント。例えば油は液体調味料のボックスに、ケチャップやマヨネーズはそれ専用のストック品専用のボックスになど収納しましょう。
ラベルをつけると、さらに何が入っているか分かりやすくなるのでオススメです!

ポイント2:収納グッズで縦の空間も有効活用!

コンロ下でもシンク下収納のアイテムを活用しましょう。縦の空間も有効活用できますよ!
下段には鍋や液体調味料を置き、上段にはフライパンや調味料などを置いて上の空間まで使い切ることを意識してみましょう。

棚にスライドボックスが付いていれば、操作がスムーズでより使い勝手が良くなりそうですね!

引き出し収納の場合意識したいポイント2つ!

ポイント1:ざっくり仕切ってわかりやすく!

引き出し収納は広い空間を仕切ることで、どこに何があるか分かりやすくなります。

特にたくさんの種類があるキッチンツールなどはボックスを使って、ざっくりエリア分けすると見つけやすく取り出しやすい収納となるでしょう。

ポイント2:立てて全体を見やすく!

4連ワイヤーディバイダ―などを使って、フライパンや蓋を立てて収納すると取り出しやすくなります。

書類を入れるボックスなどを活用しても、立てて収納することができて便利です!
この場合は幅を取るので収納にある程度の余裕が必要ですが、フライパンをしっかり支えてくれるため出し入れはとてもラクなのでオススメです!

コンロ下収納で気をつけたいこと

コンロ周りはキッチンの中で一番汚れやすい場所です。
特に油汚れがひどいため、こまめに汚れを拭き取り溜め込まないのがキッチンを清潔に保つコツ!

コンロ周りにキッチンツールや調味料を置くと、油まみれになる可能性も。
掃除に手間をかけたくなければコンロ下を活用して、何も置かないことが一番ラクなのでオススメです!

また火を扱う場所なので、布巾類を吊るしたり紙製品を近くに置いたりするのは安全上避けましょう。

最後に・・・

コンロ下収納はシンク下収納と同様、その近くで使うものを意識して収納するのがオススメです!必要なものが必要な時にパッと取り出せると、とてもラクですもんね!

キッチンの中でも油汚れが一番気になる場所なので、お手入れしやすい環境作りも大切。火を使うので安全面にも配慮した収納を心がけましょう。
次回は食器収納についてお伝えいたします!

大木聖美さん プロフィール

大木聖美さん
取り出しやすく美しい収納を目指す、整理収納アドバイザー。
整理収納アドバイザー2級認定講師、ハウスキーピングコーディネーター、アロマテラピー検定1級。
横浜を中心に個人宅での収納コンサルティングを行いながら、整理収納関連のセミナー講師や執筆業を行っている。夫と子供2人の4人家族。
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