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- さおり
「さあ、今日はいよいよ最後の場所、キッチンね。」
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- のりこ
「いよいよここまで来たのね。先生、よろしくお願いします!」

- さおり「お客さんをスムーズにおもてなしするためには、見た目だけでなく機能的にも整ったキッチンでなくちゃね。」
- のりこ「お客さんにスマートにお茶が出せるようなキッチンに憧れてはいるんだけど…。」
さおり「まかせて!最後は「もてなし上手なキッチン」に変身よ。」
このキッチンの問題点はココ!
- 1.食器や調理器具、調味料が無造作に置かれていて雑多な印象を受ける。
- 2.戸棚の中は特にルールなく物が収められていて、物置状態になっている。
- 3.引き出しの中が何を取るにも取りにくい。


After


さあ、できた!
もてなし上手の仕上げはこのキッチンよ♪
収納のポイント
■ポイント1オープンスペースには普段よく使う食器やツールのみを定位置化
吊り棚には毎日使う食器を置いて、手を伸ばすだけで「取れる&戻せる」環境を。ツール類もよく使うものは、スタンドやフックを使って「立てるor 吊るす」収納にすると、使う時の動作がスムーズに。

■ポイント2戸棚上段は取っ手付きのかごを使って収納
上段には、出番の少ない食器などを取っ手付きのかごを使って収納。片手で引き出せるので便利。

■ポイント3「お茶セット」をかごにひとまとめ
ティーポット、茶葉、コースターなどを1つのかごにまとめておけば、来客時のお茶淹れもスムーズになりますよ。

■ポイント4食材ストックはファイルボックスに収納
乾物、レトルト、調味料などジャンル分けしてそれぞれファイルボックスで収納すれば、見た目もスッキリな上、在庫の把握もしやすく、無駄な買い物防止にも。

■ポイント5引き出しはケースで仕切って種類別収納
引き出しは中をケースで仕切り、箸、銀のカトラリー、調理器具に分けて収納。きちんと仕切ることで、目的のものが取り出しやすく、戻しやすくなりますよ。

- のりこ「わーすごくすっきりしたね!物のある場所が明確だから、前より片付けやすいキッチンになったわ。」
- さおり「まさにお客さんにスマートにお茶が出せるキッチンになったでしょう?」
- のりこ「家中が片付いたおかげで、なんだかどんどんお客さんを呼びたくなってきちゃった!さおり、本当にありがとう。」
- さおり「人を呼びたくなる部屋作りは大成功ね♪私もうれしい!ぜひおもてなしを楽しんでね。」
登場人物
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- さおり
のりこの大学時代の友人で、収納アドバイザーの仕事をしている。 片付けがうまくいかないのりこ宅を、収納によって「人を呼びたくなる部屋」へ変身させるべく立ち上がる。
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- のりこ
春から一人暮らしを始めたばかりのOL。 我が家に友達を呼びたいが、部屋がうまく片付けられず困っている。 収納アドバイザーである友人さおりに助けを求める。
プロフィール

本多 さおり
自身の収納術を友人から評価してもらったことがきっかけで、収納について深く学んでみることに。
2010年 整理収納アドバイザー
2011年 整理収納コンサルタント 取得
暮らしと収納にまつわるブログ
「片付けたくなる部屋作り」更新中