衣類の収納には、ハンガーにかけて吊るす方法・折りたたんで収納する方法があります。
今回は 押し入れやクローゼットにぴったりな「たたむ収納」テクニックをご紹介します。
"たたむ"と"吊るす"
衣類を収納する時、たたむか吊るすか、皆さんはどのように判断をしていますか?
大抵の場合は、
「 たたみしわがついて困るかどうか」ではないでしょうか。
そう考えると(個人差はもちろんありますが)、吊るして収納したい衣類の割合が高いようです。
しかし、日本の住宅の場合、 押し入れやタンスなどのたたんで収納する場所の方が多く、実際にはたたんで収納する衣類の方が多いことでしょう。
たたんで収納する事のメリットもあります。
それは、 収納量です。
掛ける場合に対して、 折りたたんだ時の収納力は段違いですよね。
その収納量を最大限に活かすために、最も効率のよいたたみ方をお教えしましょう!
アイテム別たたみ方 テクニック10選
何をたたむにしても、一番のポイントは「 引き出しの幅とたたんだ洋服の幅がピッタリ合うように、引き出しに合わせてたたむ」ということです。
衣服の種類別に、ポイントをご紹介します。
Tシャツ
枚数が多く、たたむサイズもまちまちになりがちなTシャツ。
左右と縦のサイズを、それぞれ引き出しの幅・深さに合わせるとキレイにたためますよ。
1.後ろを上にして広げる
2.収納するサイズに合わせて左右を折る
3.縦に2つに折る
4.収納の深さに合わせて、さらに折る
スカート
同じ長さのスカートは、 2枚1組でたたむとコンパクトに。
折りグセをつけたくない場合は、 ラップの芯を挟んでおくとシワにならずおすすめです。
1.縦に2つに折る
2.同様に折ったスカートをずらして重ねる
3.ラップの芯を挟み、半分に折る
4.もう一方のスカートも同様に折る
ワンピース
吊るして保管すると意外と場所を取ってしまうワンピースは、 肩幅を目印にたたみましょう。
1.後ろを上にして広げる
2.肩幅より外側の部分を折る
3.全体の1/3くらいに折る
4.さらに折り3つ折りにする
Yシャツ
収納家具の奥行きに合わせて最後の折り方を変えるとよいでしょう。たたむ前にボタンを留めるのを忘れずに。
1.ボタンを留める
2.後ろを上にして、収納するサイズに合わせて左右を折る
3.収納するサイズの奥行きと同じサイズになるように折る
パンツ
パンツもスカート同様、 ラップの芯を使うと折り目なくたためます。
1.折り目を整える
2.ラップの芯を挟み、2つ折りにする
ニット・トレーナー
冬物の衣類はボリュームがあるので、 深さがあるタンスの引き出しなどにふんわりとしまいたいですね。
1.後ろを上にして広げる
2.収納するサイズに合わせて左右を折る
3.縦に2つに折る
4.もう一度縦に2つに折る
下着(ブラジャー)
カップを重ねてできたポケット部分に、 バンドとストラップを折りたたんで入れると見た目もキレイでコンパクトです。
1.2つに折り、両方のカップを重ねる
2.バンドの部分をカップの中に折りたたむ
3.ストラップも同様に折りたたむ
4.しまう時には向きを揃えて
下着(ショーツ)
折った端を差し込んで四角くまとめるとショーツの形が揃い、収納力が大幅にアップします!旅行などの持ち歩きにもおすすめです。
1.前を上にして広げる
2.1/3を内側に折る
3.もう片方も1/3折る
4.縦に3つ折りする
5.股の部分側をウエスト側に差し込む
靴下
履き口のゴム部分を活用して収納。靴下の長さにかかわらず、同じ大きさでまとめることができます。
1.両足の靴下を揃えて重ねる
2.履き口の方を足首の辺りまで折る
3.つま先を履き口部分に差し込む
ストッキング
結んで収納すると収納の際にすき間ができてしまい、収納量としては△です。
図のように たたんで収納すると収納量が増え、ストッキングがのびる心配もありません。
1.縦に2つ折りにする
2.さらに2つ折りにする
3.適当な長さでウエスト部に向って巻き込んでいく
4.ウエスト部をくるりと裏返して全体を包み込む
いかがでしたか。
いいなと思ったテクニックがあれば、ぜひご自宅の収納に取り入れてみてくださいね!
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