我が家のキッチンは、賃貸なので決して大きくはありません。
戸建ての広いスペースに比べると、スペースは半分以下になるでしょう。
けれど限られたスペースでも、モノをしっかり厳選したことで、スッキリ暮らすことができるようになりました。

キッチンは「あって便利なモノ」が無限に増えていく場所だからこそ、本当に必要なモノをしっかり見極めていくことがポイントになります。
ここで大切にしたいことは、モノよりも調理スペースを確保することを意識していくこと。

そうすれば、小さなキッチンでもストレスなく調理ができるようになっていくでしょう。

あって当たり前のモノを見直していくことができれば、スペースは確実に広くなります。
たとえば我が家では、三角コーナーも水切りカゴも置いていません。
以前は置いていましたが、その分スペースを圧迫されていることに気がつき手放しました。

水切りカゴがなくて不便じゃない？と言われることもありますが、洗った食器は水切りカゴの代わりにタオルやトレーにおいて、すぐに拭き上げます。
そして片づけが終わると、シンク周りには何もない状況になります。
一見すると不便なように思われますが、実は当たり前のモノがキッチンの調理スペースを奪っていることが多いんです。

これらを手放したおかげで、調理や一時置きのスペースが確保できるようになり、以前よりも快適なキッチンに変わることができました。

シンク下のスペースは、便利な収納グッズを使えば有効活用できます。
我が家の場合は、シンク下伸縮棚に食器をすべて収納しています。

まずは4人家族で必要な数だけの食器に絞ること。
その後は、取り出しやすいようにゆとりを持って収納してあげることで、使いやすい場所に変わりました。

いまも増やさないように、一定量をキープしながら生活しています。

コンロ下には、食材のストック、調味料、お弁当箱などを引き出し式のスライド収納に入れています。スライドできるので取り出しやすく使い勝手バッチリ。
もちろん調味料などは最小限にしています。

特に食材のストックはドンドン増えてしまうので、2週間を目安に使う物しか持ちません。
フライパン・お鍋は全部合わせて3つだけ。

必要最低限の数に絞ることで、収納にゆとりを持つことができるようになりました。

我が家には食器棚がないので、代わりに小さなワゴンを置いています。
これくらいの小さなワゴンだと、空間を圧迫することもありません。
ここには毎日使う、土鍋（炊飯用）、トレー、お砂糖、コーヒー、リネンなどを収納しいつでも取り出せるようにしています。

モノを増やしすぎないことで、見た目すっきり！使いやすさも重視することができるようになりました。

賃貸で長く暮らしていると、キッチンスペースに不便を感じることも多くあります。
でも逆にモノを見直し、スペースを優先していくことで使い勝手は確実によくなるんです。

「手を伸ばせばそこにすべてそろっている」ということもメリットではないでしょうか?
その快適さを保つためにも、キッチンの置いてあるモノを見直し、収納を上手に生かしていくこと。
これが日々の調理を楽しいモノへ変えていくひとつの方法だと思います。

モノを減らせば、すっきり快適なキッチンになります。
ぜひ試してみてくださいね。