捨てるコツを覚えて、使いにくい・収納できないお部屋を快適に!
大掃除に合わせて、おうちにある「いらないもの」「じゃまなもの」「なかなか捨てられなかったもの」を一気に片付けてしまいましょう。
「捨てるコツ」
=いる・いらないの判断力をアップ

家にものが溢れている、なかなか片付かない、という人は、 「捨てるコツ」がつかめていないのでは?
「捨てるコツ」は、
・いる、いらないをすばやく判断できるかどうか
・判断基準が、ぶれずにしっかり持てているか
がカギになります。
まずは、「いるもの」「いらないもの」「迷っているもの」に分けてみましょう。そして、「迷っているもの」の理由を追求してみると、自分がどういう理由でものが捨てられないかが見えてくるはず。
迷っている理由を見つけましょう
「迷っている」ものの手放せない理由は、一体なんでしょうか?
高かった ・思い出がある ・定番アイテムだし、いつかは使う…
など、さまざまな理由があると思います。
でも、収納スペースは限られています。
迷っている理由を見つけて、その理由が、「いるもの」と共通しているのか考えてみましょう!
ワンポイント!
収納スペースもないのに、どうしても迷ってしまうときは、迷っている理由別に、
下の辛口アドバイスを読んでみてください。
「高かったから…」 |
・あなたが考える「高い」はいくらから?具体的な金額? |
「痩せたらきる…」 |
・いつまでに、何キロ減量しますか? |
「子育てが落ち着いたら…」 |
・その時、似合うでしょうか? |
「定番品だから…」 |
・定番にも微妙に流行があるのを知っていますか? |
「思い出があるの…」 |
・一生保存しておきたい思い出ですか? |
「好きなものだから…」 |
・使いたい時にすぐ出せる状態ですか? |
「いつか役立つはず…」 |
・本当に役立てる機会がありますか? |
質問に明確に答えられますか?
答えられなかったら、それは「いらないもの」かもしれません。 辛口アドバイスを参考に「迷っているもの」を撃退しましょう!
5秒で判断できるようになる
「いるもの」、「いらないもの」の判断の基準や「迷っているもの」が生まれる理由がつかめれば、いる・いらないの判断力は自然にアップしていきます。
5秒で判断できるようになれば、もう収納場所に困ったり、ものが溢れてしまうこともなくなるはず!
収納スペースに余裕が生まれれば、どうしても捨てられない「迷っているもの」を保管しておく場所も生まれます。
上手に「いるもの」「いらないもの」を判断して、収納上手を目指しましょう!
「いる」「いらない」の判断を5秒でできればOK!
迷ったものは、収納スペースに余裕があればとっておきましょう。
実践!クローゼット収納
片付かないものの代表格、クローゼットの収納を見直し
【積み重ね可能】奥行53cmでクローゼットにオススメ!クリアタイプで中身がパッと分かる!スライドレールでラクラク引出し♪
クローゼットに収納していた衣類を全て出します。
後で「いる」「いらない」を判断するために、種類ごとに分けておくと便利です。
普段衣類がかかっていて掃除がしにくいハンガーバーなどを丁寧に拭き掃除。
湿気が残ると、衣類が痛むもとになってしまいます。
「いる」「いらない」の仕分けをしている時に、サーキュレーターを使って乾燥させてしまいましょう!
「いる」「いらない」「迷っている」に分類。
今年1度も着なかったものや、くたびれてしまっているものなどを「いらない」ものとして処分。
上着だけでも5着ありました!
「迷っている」ものは、2着。使いやすいデザインだから、持っていれば使うかな?ということでいったん判断を保留にしました。
ポイント!
収納スペースに合わせて袖の部分をたたみます。
収納スペースの深さに合うように裾のほうからたたみます。
完成!
「いらない」ものを捨てたのと、収納ケースを大容量のものに替えたので、収納スペースに若干の余裕が。
そこで「迷っている」ものを収納することに。
ワンポイント!
衣替えで、衣類の収納について見直す機会は多いかもしれませんが、
クローゼット全体をお掃除するとなると、結構な大仕事です。
年末に合わせて衣類を整理すれば、年明けの初売りで服を買うときにも、
同じようなものを買わずにすむのではないでしょうか?
実践!キッチン収納
マグカップの茶渋汚れは、漬けおきあらいしてしまいましょう。
我が家のシンク下は、大きく4つのゾーンに分けて管理をしています。
@掃除用品
一番右のバスケットには、キッチン周りのお掃除に使う道具や、洗剤、スポンジなどのストックを収納。 ストックは、「このバスケットからなくなったら買う」という風に決めて、買いすぎを防ぐようにします。
A粉モノ・麺類のストック
中央のバスケットには、小麦粉などの粉モノやパスタなどの麺類のストックを収納。
立てて収納すれば、省スペースにまとまります。
バスケットは取り出しやすくて便利!
スペースユニット用のカラーバスケットは、背が高く、細身のものから幅広のものまでサイズが豊富なので、種類ごとに分ける時に大活躍します。
B調味料・だし
調味料やだしなどは、ホコリが入りにくい引き出しにまとめて収納。
プラスチックのケースは、よごれても水洗いできます。
C調理油などのビン類
調理油や料理酒などのビン類は、シンクの一番左側に。我が家では、ここが一番ガスレンジと近いために、この位置に収納しています。
調理しやすいように、使う位置のすぐ近くに収納場所をつくりましょう。
奥まで見渡せるようにしておけば、ストックも管理しやすくなります。
ワンセルフシリーズは、サイズバリエーションが豊富なので、収納したいものやシンク下のサイズに合わせて選べます!
ワンポイント!
使う用途や種類に合わせて、ケースで区切って。探す時間が減らして、家事へのストレスも軽減しましょう。
フォークやスプーンなど 「食べるときに使うもの」/計量スプーンや茶漉しなど 「調理の際に使うもの」/大きいサイズの調理器具
漬けおきしたので、ちょっとスポンジでこするだけで、しっかりヨゴレが落ちました。 漬けおきしている間にシンク下の収納も見直して、スッキリ!
最後に・・・
大掃除は、ホコリやヨゴレを取り去るだけではなく、改めて収納方法を見直すいい機会です。
掃除と合わせて、ぜひ年末に収納を見直してくださいね!
もし、どうしても「捨てられない!」という人は、捨てられない理由をよく考えて、「捨てるコツ」をつかんでくださいね。
大掃除と一緒に収納もスッキリ・キレイにして、気持ちよく新年を迎えましょう!