【おもちゃの収納】ざっくり収納&ラベル!子供が続けられるお片づけ
子供のおもちゃ収納に頭を抱えているご家庭はけっこう多いのではないでしょうか? 4歳から9歳の3人の子供がいる我が家でも、それぞれの年齢に応じた多種多様のおもちゃ収納に奮闘してきました。 小学生になる頃には、かなり量も体積も少なくなりますが、それまではカラフルで大型なおもちゃが部屋を占拠していて、 見た目も気持ちもなかなかスッキリさせられないのものでした。 そこで今回は、子供の目線に立ったおもちゃ収納についてご紹介します。
01. 誰にでもわかりやすい目印を

■見てわかる写真ラベル■
子供はおもちゃを出すのは上手ですが、片づけるとなると一気にテンションが下がってしまいます。 子供たちにとって「やらされている」と思わせない方法は、わかりやすいラベルを付けて、 片づける場所を迷わず把握させてあげることがポイントです。そのためには、見ればすぐにわかる写真ラベルがおすすめです。 おもちゃの写真を撮り、プラケースに入れたりラミネートしたりして収納箱に貼りつければ、 誰が見ても何をしまう場所なのか一目でわかるので、お友達が遊びに来た時にもその効果を発揮します。
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■色や記号で識別する■
ほかにも、色や数字や記号などでしまうおもちゃを分類するといったような、感覚に訴える収納方法も効果的です。 子供にとって、文字とものを結びつけることは難しいことですが、絵や記号と結びつけると少しずつ自然に覚えていくでしょう。 子供はもちろん、親がその都度指示しないですむようなラベルや印を付けることは、両者のストレスを軽減させることにも効果的です。
02. 「ざっくり収納」で無理なく続けられるお片づけ
■「ざっくり収納」に適した収納用品を選ぶ■
子供のお片づけに対する意欲を下げないためにも、おもちゃは考えずにしまえる「ざっくり収納」が適しています。 「ざっくり収納」におすすめな収納用品がキャスター付き衣装ケース。専用の収納用品より安価で購入できること、 アルコールなどで汚れを拭き取れる素材であること、おもちゃ収納としての役割を果たした後も別用途で使える、 といったメリットがあります。ざっくり収納では、まかないきれない細かいパーツなどは、 大きなケースの中に小さなケースを入れて分類するのもよいでしょう。
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03. 押入れやクローゼットを利用したおもちゃ収納
■大きなスペースを活用する■
おもちゃ収納としての役割を終えた後も汎用的に長く使えるような家具を取り入れることが望ましいです。 ただし家具を増やしても配置スペースが足りないなど難しい方も多いのではないでしょうか。 そこで押入れやクローゼットの一部を、おもちゃ収納として使うことがおすすめです。 子供が小さいうちはおもちゃスペースにし、成長したら学用品や衣類などを収納…といったように、 同じスペースでも成長に応じて変化させられるという利点があります。押入れやクローゼットでは、 先述した衣装ケースがサイズを展開しているので、スペースに応じて選択の幅が広がります。
■空間を分けて使いやすく■
ほかにも、押入れやクローゼットでは、空間を仕切るための市販の仕切り棚などが多数あり、そのようなグッズを使えば、 おもちゃ収納にも簡単に活用できます。そのような分類グッズも、おもちゃ収納としての役割を果たした後、 布団収納や衣類収納にそのまま使えるので無駄がありません。
■運びやすさの工夫を■
広いスペースが必要なおもちゃ収納は、小さな子供でも持ち運びができるようにしておくことが大切です。 運びにくいと、お片づけへの意欲の妨げになってしまいます。 軽い収納用品、持ち手つきのカゴ、キャスター付きのケースといったものを選ぶとよいでしょう。
04. 遊ぶときを考えた収納方法
■おもちゃに合った収納方法を その1■
細かいおもちゃはただ単にケースなどに入れるだけでなく、そのおもちゃで遊ぶシーンを考えた収納方法にすることが大切です。 メダルやカードなどは、ただケースに仕舞うのではなく、個別に収納できるようなメダルケースやカードファイルに 仕舞うことがおすすめです。個別に収納しておくと、何のメダルがないのか、何のカードがないのか、など一目でわかるため、 紛失しっぱなしという事態を防ぐことができます。また、子供なりにコレクションしているという満足感も得られ、おもちゃを大切にするという感情も養えて一石二鳥です。
■おもちゃに合った収納方法を その2■
お絵かきに使う筆記用具や、ハサミやテープなどの工作グッズなどは、 ケースに入れて持ち運びできるようにしておきましょう。子供部屋でもリビングでもダイニングでも使えるようにし、 親の側でおえかきしたり、何かを作ったりすることができるようにしておくことをおすすめします。
05. インテリアに馴染むおもちゃ収納
■おもちゃも魅せながら収納■
カラフルでプラスチック素材が多いおもちゃなど、インテリアに馴染まないため隠して収納したい! と思うことはありませんか?そのようなおもちゃが置かれているだけで、部屋の中はごちゃごちゃとした印象になってしまいます。 すべてのおもちゃにインテリア要素を持たせるのは難しいですが、収納グッズやそのしまい方によっては、 インテリアの一部として魅せるおもちゃにしてしまうことも可能です。 シンプルな瓶を使ったり、転写シールなどでデコレーションしたり、 木製のカゴなどを使ったりすると同じおもちゃでも雰囲気よく魅せながら収納できます。
06. 風通しのよさも大事
■ぬいぐるみは風通しよく■
赤ちゃんはぬいぐるみや積み木なども口に入れてしまうので、そういったおもちゃは風通しのよい場所にしまうとよいでしょう。 蓋つきのケースなどにしまいこんでしまうと、雑菌が繁殖してしまう恐れがあるので、 できるだけオープンな収納グッズを選ぶことが望ましいです。
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最後に
子供のおもちゃ収納で悩む期間はほんの数年とはいえ、お片づけをしてくれなかったり、 片づけても片づけてもすぐに散らかされてしまうということが続き、その数年がとても長く感じ、 ストレスの原因になってしまいがちです。そんなストレスを少しでも緩和するために、親がアレコレ口を出さなくて済むような収納を、 子供目線で一緒に考えていくことが最善策になるでしょう。「ざっくり収納」で子供のお片づけへのハードルを下げ、 「ラベル」で子供のお片づけを導くことで、一番のストレスの原因となる散らかしっぱなしへのイライラを、 かなり抑えられるようになります。 遊ぶ時は思う存分おもちゃを広げて、「お片づけするよ〜!」の号令で子供たちがスムーズにお片づけできるような、そんなメリハリのあるおもちゃ収納を心がけて、親も子もお片づけ自体がストレスにならないようにしたいものです。
mkさん プロフィール
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- 数年前から片付けと整理整頓に目覚めた3児の母。今では片付けの魅力にすっかりハマり、片付けをすることによって得られる暮らしやすさ、家事の進めやすさ、イライラしない育児を実感し、その片付け効果を全国の悩める主婦(主夫)と共有できるよう、日々発信しています。
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