【薬の収納】薬を無駄なく快適に使うために mkさんの片づけ日和

どの家庭にでもあるお薬。
取り出しやすく仕舞いやすい、それでいてコンパクトに収納できる薬収納のちょっとしたワザについてご紹介します。

Original.png?jp.co

目次

【薬の収納】薬を無駄なく快適に使うために

どの家庭にでもあるお薬。
取り出しやすく仕舞いやすい、それでいてコンパクトに収納できる薬収納のちょっとしたワザについてご紹介します。

01. 薬箱は用途や種類で分ける

■薬箱は内服系と外傷系に分ける■

薬は一つの箱にまとめるべきだと考えていませんか?一つの箱に収めるとかえって使いづらくなってしまう場合もあります。 我が家では、内服系と外傷系に薬箱を分けるという方法を実践しています。 内服の薬は一定期間継続して服用することがほとんどで、逆に服用期間以外は触れること自体少ないものです。 一方、外傷系の薬だと、例えば育ちざかりのお子さんがいらっしゃる家庭では、子どもはいつ怪我するかわからないもの。 膝を擦りむいて泣いている子どものもとへ、薬箱を持って駆けつけるというシーンもあります。据え置きでもよい内服系と、持ち出せる方が よい外傷系で分けておくと、何かあったときに薬箱をより活用しやすくなります。

02. 使用期限が切れたものを残さない

■使用期限に注意!■

薬には必ず使用期限があります。まずは使用期限をきちんと確認して、期限が過ぎたものなどはすぐに 処分しましょう。塗るタイプのクリーム状やゲル状の薬についても、チューブなどに期限が記述されているので確認してみてください。 病院で処方していただいた薬については、医師や薬剤師に期限について確認し、薬袋に記入しておくとよいでしょう。

■こんなものにも使用期限が!■

カイロにも使用期限があるので、きちんと確認しましょう。カイロは自分で購入するだけでなく、 粗品代わりにいただくこともよくあり、知らないうちに家の中にたまっていた!なんてこともよくあります。 散らばらないよう、スライダーバッグなどに保管しておきます。

03. すぐに使い切ってしまう市販薬の収納

■ワンシーズンで使いきる薬の収納■

長期間にわたり服用する薬などは、取り出ししやすくするために別容器に移し替えることもありますが、 ワンシーズンで使いきるような薬については、購入時の箱のまま保管しておくのがオススメです。 薬箱内の一角をワンシーズンの市販薬コーナーとして設け、風邪薬や頭痛薬など、消費が早い薬を集めておくと、 そこから意識して使うようになり、重ね買いなどの無駄を未然に防げます。ワンシーズンで使い切るような薬は、 他の保管容器に移し替えると、かえって使用期間などがわかりにくくなってしまうため、購入時のパッケージのまま 使用することがおすすめです。

04. 形状に合わせた収納方法で取り出しやすく

■チューブやスティック系は立てて収納■

チューブタイプやスティックタイプの薬は、倒してしまうと探しにくくなってしまいます。 使いたいときにさっと使えるよう、見渡せるようにしておくことが必要です。そのためには、100円ショップなどで手に入る 仕切りケースなどを活用し、一つ一つ立てながら収納しておくと使うときに全体を一目で見渡せます。

■取り出しやすくるための詰め替え■

購入時のパッケージのままだと、どうしても使いにくいものもあります。そういった場合は、 しまうものが特に移し替えても問題がないことを確認した上で、取り出しやすいケースにしまいましょう。 綿棒などは、購入時のパッケージのままだと取り出しにくいことがよくありますが、 開閉しやすいケースに移し替えておくと使うときのストレスが軽減されます。

■たたんでコンパクトに■

ガーゼやテープなどパッケージがかさばるものは、たたんで小さなケースに入れてコンパクトにしまっておくと 収納スペースを節約できます。

05. ケースを用いて指定席を作る

■特に使用期限のないものはケースに■

絆創膏やガーゼ、テープなど、使用期限がないものや長期間使えるものなどは、あらかじめ指定席を作っておきます。 これらのものはいつ必要になるかわからないけど、常に薬箱に入れておきたいものなので、 専用のケースを準備して収納場所を確保し、 決まった場所に入れておきます。

■薬箱の中にもラベリング■

ケースに入れたら必ずしておくべきことはラベリングです。ワンシーズンで使い切るタイプの薬など使用頻度が高いものには不要ですが、 使用頻度は低いけれど常備しておきたいものについてはラベリングしておくと、誰でもすぐに使えるようになるでしょう。

最後に

薬は家庭によって使うシーンや服用するパターンなどが千差万別。使う人と使うシーンを複合的に考えて、どこに、どんな風にしまっておくか家族で 話し合いながら決めていくのもよいかもしれません。小さなお子さんがいらっしゃる家庭では、誤飲にも気をつけたいところで、収納場所にも注意しなければなりません。 各家庭の状況にあった収納の仕方を考えることが大切です。食品と同じく薬も使用期限があり、要・不要を分けやすいので、一度薬箱の中身を全部出して見直してみませんか?

mkさん プロフィール

mkさん
数年前から片付けと整理整頓に目覚めた3児の母。今では片付けの魅力にすっかりハマり、片付けをすることによって得られる暮らしやすさ、家事の進めやすさ、イライラしない育児を実感し、その片付け効果を全国の悩める主婦(主夫)と共有できるよう、日々発信しています。
著書
片づけ日和 -快適な暮らしを実現させる仕組みづくり- (正しく暮らすシリーズ)
ウェブサイト
IEbiyori

おすすめ商品

clear

カテゴリー