家族や友人への思い、そして個性が共存するインテリア

今回ご紹介する、y.uさんのお部屋は、家族への配慮が感じられるなぁと思いました。最初にy.uさんのブログ上でお部屋を拝見したときは、何から何までy.uさんの思う通りに建てた家なのかなぁ…と思いました。

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目次

    リビングの壁の一面にはカルチャードストーンを張るというのが、いつかお家を建てるとき…のひとつの希望だったので、これだけは譲れませんでした。
    これがあるのとないのとではイメージも随分違っていた、と思っています。私にとってはお気に入りの部分です。
    ダークブラウンの床・家具なので埃も汚れも目立ちますが、こまめにお掃除しないといけないので、ある意味、掃除が嫌いな私には正解でした。
    キッチン部分・リビング部分合わせて18畳しかないのですが、3階部分を吹き抜けにしたおかげで、明るく開放感があり、実際よりも広く見えるようです。

    リビングです。
    ホームシアターは唯一、彼の希望が取り入れられた所です。150インチのスクリーン&5.1chのサウンドシステムは狭いリビングではちょっと辛いものがあります。 ただスクリーンを壁に取り付けたくはなかったので、吹き抜け部分の天井・壁を照らすような梁を付けて、その後ろにスクリーンを取り付けました。

    リビング脇の畳コーナーです。
    当初、主人は必要ないと言い張っていました。私も孤立した和室は考えていなかったのですが、友人と腰を据えて飲み明かす時や、お客様が来られたときの客間として、どうしても削れなかった場所のひとつです。
    ブラウンの麻のロールスクリーンを下ろすと、狭いですが個室っぽくなります。
    リビングよりも、私はこの畳コーナーが落ち着きます。

    キッチンで付けたかったのは、ワイヤーの照明でした。
    あとはバックキャビネットを、重く感じないように気をつけました。その他、工夫したところは、冷蔵庫をキッチンと同じパネルにしたことで、少しでも広く統一感が出るようにしたことです。
    家族揃って食事をすることは滅多にないので、ダイニングテーブルは置かず、カウンターで食べて貰っています。
    お鍋などの時や揃って食べるときは畳コーナーを使います。

    長女の部屋です。
    長女は特にこだわりもないので、親の言いなりでした。
    飽きのこない真っ白の床に、真っ白の家具です。

    次女の部屋です。
    はじめは長女と同じ真っ白で…っと思っていました。しかし、個性的な次女から、一面はオレンジ、天井と一面はグレー、残りの一面は白…っと希望がありました。彼女の個性的な発想に最初は不安でしたが、クロスを張った後は、なかなか良い感じだと思いました。
    次女が就職して独立したら、私の部屋にしようかと企み中です。

    寝室です。
    寝室の奧に4畳ほどのウォークインクローゼットがあります。寝室は、ベッドとお気に入りの和箪笥と彼のパソコンが置けるスペースがあればよかったので、特にこだわりもありませんでした。

    1階はビルトインガレージ、寝室、トイレ、ウォークインクローゼット、玄関、という間取りなのですが、ビルトインガレージを広く取ってしまったので、玄関を広くすることが出来ませんでした。
    狭い玄関を広く見せる為に、鏡張りにしています。

    プロフィール

    ■y.uさん(女性/30代/主婦)
    ■建物の種類:一戸建て
    ■間取り:4LDK
    ■築年数:2年
    ■居住人数:4人
    ■好きな家具・雑貨店:特にこだわりはないのですが…シンプルで飽きの来ない物が好きです。
    ■この家の好きなところ:今のところ全部です♪
    ■この家の悩み:模様替えが出来ないのが悩みです。

    編集者コメント

    今回ご紹介する、y.uさんのお部屋は、家族への配慮が感じられるなぁと思いました。
    最初にy.uさんのブログ上でお部屋を拝見したときは、何から何までy.uさんの思う通りに建てた家なのかなぁ…と思いました。ちゃんと見ていくと、ひとつひとつのお部屋にはy.uさんの「家族や友人への思い」が感じられてきました。リビングはご主人へ、畳コーナーは友人へ、キッチンは自分と家族への配慮が感じられますね。お部屋全体を見てみると、y.uさんのセンスを前面に出していくことで、インテリアがまとまっていますね。家族や友人をさりげなく気づかいながら、自分の個性でインテリアをまとめるテクニックはマネしたい!ポイントですね。

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