収納の基本…定位置を決める〜本多先生の毎日の収納

ものの定位置を決めてしまえば、使うときもあちこち探すことが少なくなりますし、使った後も定位置に戻せばいいだけなので、整理された状態をキープしやすくなります。定位置を決めるためのポイントを、ぜひマスターしてください。

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目次

    今回は、収納の基本として、収納場所の定位置の決め方をご紹介します。 家の中のものを片付ける際、悩むことのひとつに「どこに何をしまっていいか分からない」というものがあります。 そんなときは、ものの定位置を決めてしまえば、使うときもあちこち探すことが少なくなりますし、使った後も定位置に戻せばいいだけなので、整理された状態をキープしやすくなります。 定位置を決めるためのポイントを、ぜひマスターしてください。

    「その場所で何をするのか」を考える

    まずはじめに、整理したい部屋・場所を決めます。 その場所で起きたさまざまな生活シーンを思い出しながら、「その場所で何をするのか」をリストアップしてみましょう。

    「その場所で使うものはなにか」を考える

    「その場所で何をするのか」をリストアップしたら、つぎに「その場所で使うものはなにか」「その場所になにがあったら便利なのか」を考えてみましょう。

    「どれだけ必要か」を考える

    その場所で使うものが決まったら、それがどれだけ必要かを吟味します。 スペースには限りがありますので、使えないものや使わなくなったものは、整理しましょう。

    ワンポイントアイディア

    ●「固定概念を捨てて」考える

    収納場所の定位置を考えるときに大事なのは、「固定概念を捨てて」考えることです。
    雨の日の外出から帰ってきた時に、必要となるタオルは玄関に用意しておいた方がいいものです。
    「タオルは玄関には置かないものだ」という固定概念を捨てて考えてみましょう。

    その場所で何をする? 使うものは何?
    靴を履く・脱ぐ
    靴磨き
    雨の日の外出
    荷物の受け取り

    本多弘美先生のプロフィール

    収納アドバイザー。神奈川県出身。
    1993年に専業主婦から収納アドバイザーに転身。
    身近な物を利用した、生活に根ざした収納アイデアが好評。
    現在、テレビや雑誌、講演などで大活躍中。

    著書
    『インテリア以前の収納・掃除の常識』(講談社)
    『そうじ以前の整理収納の常識』(講談社)
    『家事・収納アドバイザー本多弘美のラクラク収納術』(辰巳出版)
    『パパっときれいすっきり!時短家事術』(だいわ文庫) 他多数
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    あら?オール収納箱
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