モノの山積みから卒業!
物置スペースを最大限活かす方法


<M様のプロフィール>
- 住居形態:
- 一軒家
- 家族構成:
- 5人家族(お子さま3人)
- 困っている場所:
- 物置
物置スペースの広さに満足して、モノを山積みする習慣が身についてしまった5人家族のM家のお宅に訪問!
果たして、広い空間を有効活用してモノを出し入れしやすいスペースに変身したのでしょうか?
M様のお悩み
物置にモノを溜めすぎて、どこに何があるかわかりにくく、モノも探しにくいです。
またモノをたくさん収納できるスペースがあるのに、空間をどう使っていいかわかりません。
まずは問題点からみていきましょう!

収納達人の分析 問題点
- ・どこに何があるかわからなくなるほど、モノを持ちすぎている。
- ・広いスペースがあるのに、空間を上手に使えていない。
- ・収納できる棚が何もないので、すべて床置きにされて、モノが積み上げ状態になっている。

問題を踏まえて、何がどこにあるかわかる収納にして、広いスペースを有効活用できるように考えていきます!
対策
- 縦の空間と、大容量のモノをスッキリ収納するために、ラックを活用する。
- 広いスペースを有効活用するために、カテゴリーごとにエリアを決めていく。
- 小さいモノは、ケースを活用して出し入れしやすくする。

今回使うアイテムは・・・
空間を有効活用できて、大容量のモノを収納できる!
メタルラック MR-1218DJ

すぐには使わないモノも、ホコリから守りながら収納できる!
ナチュラルクローゼットキャリー N-550

小物をスッキリ収納!
インナーボックス FIB-M33
対策に基づいてどんなものを作るかシュミレーションします!

@いるモノ・いらないモノを分ける。
ポイント
- 今回はモノが多かったので、いるモノ・いらないモノを分けた後、一旦すべてのモノを外に出して物置スペースの寸法を測りやすくしました。

A場所の寸法を測る。
収納したい場所の幅・奥行・高さを測ります。
ポイント
- モノがたくさんある場合は、モノをどかした上で寸法を測ると、より正確な寸法になります。

Cパーツの確認をする。
ポイント
- 床を傷つけないように、梱包された段ボールを敷いた上で確認しましょう。

D部品はひとまとめにする。
ポイント
- 小さな部品は、ケースなどにまとめておくと散らかり防止になります。

E収納するモノの寸法を測り、棚板の高さを決める。
ポイント
- メタルラックの下段に実際に収納するスーツケースを置いて、棚板の高さを決めます。

Gポールを取り付ける。
ポイント
- 背の高いメタルラックの場合は、棚板を設置したらポールを追加するという繰り返しで組み立てます。
モノの山積みから卒業!
物置スペースを最大限活かす方法


「メタルラック」で収納量を倍増させる
実際に収納してみると・・・

\重たいものは下段に収納!エリアごとにスッキリ収納/

\思い出の品や小物は、ボックスやケースを活用してラックにすっきり収納/

ビフォーアフター
収納達人が教える!解決テクニック

広い空間のある物置などは、空間をどう使うかで収納量も変わってきます。
今回は、棚も何もない物置で、たくさんのモノを収納するためにメタルラックを活用したプランにしました。
モノをカテゴリーごとに分けてエリアごとに区切ったことで、どこに何があるか一目でわかる、出し入れしやすい収納に変身させています。
お客様の感想
「これだけ大きな倉庫があれば安心」と思って購入した、子供部屋のスペースにもなる物置。
しかし、収納を全然考えていなかったので、荷物を何でも放り込んで積み重ねてしまっているうちにとんでもないことに・・・!
素敵なプランを基に、作業が開始しましたがとんでもなく壮大なものとなりました。天井までしっかりと支える大型メタルラックは強度も十分で、一連でも二連でも使える優れものでした!
冬用のストーブが綺麗に収納された様子は感動です。全てが計算され尽くされていました!
メタルラックの間仕切りは自由なので、小物もかごに入られて綺麗に収納できます。
やっと取り出したい物がすぐに取り出せるようになりました。
大型ながらも変幻自在なメタルラックの良さが存分に生かされ、出来上がりに家族一同大満足です。
編集部より
物置は、ついついモノを入れがちになります。一度収納を決めたからそれで良しとするのではく、モノの見直しが定期的に必要です。
モノは、時間の経過とともに価値が変わります。ぜひ、モノの整理と、空間を最大限活用して、上手に生かしていってほしいです。
使用アイテム
アドバイザープロフィール

大原 友美
整理収納アドバイザー1級。親・子の片づけマスターインストラクター。Smart Life Style 主宰。
愛知県・岐阜県などの東海地区を中心に整理収納のセミナー・講座、個別宅訪問で「整理収納サービス」など活動中。自身が片づけが苦手だったこと、3人の子育て中という経験を活かして、苦手な方でも片づけていけれるようにご提案しています。企業、自治体、PTA講座など幅広く活動中。
大原 友美