落ち着いた空間&片づけらくらく収納方法
N社のスタッフのお悩み
スタッフが休憩する部屋なので、落ち着いた雰囲気にしたいです。そしてモノが多く、片付けてもすぐにモノが溢れてしまうのも何とかしたいです。
まずは問題点からみていきましょう!

収納達人の分析 問題点
- ・収納ケースとモノの量・サイズが適していないので、モノが入りきらず雑多に見えてしまう。
- ・モノを色々な種類のケースや箱に収納しているので、統一感がなく落ち着いた雰囲気にならない。

問題を踏まえて心も身体も休まる落ち着いた空間、片づけを楽にきちんと収納できる仕組みを考えていきます!
対策
- 収納するモノ・場所の寸法を測り、サイズとモノの量に適したアイテムを使う。
- 扉付きのボックスを使って、中身を見せずスッキリさせる。
- 落ち着いた空間にするために、木材の収納アイテムで統一する。

今回使うアイテムは・・・
扉を閉めれば雑多な雰囲気もなくなる!
スタックボックス 扉付き

文房具など細かいモノも使い勝手良く収納できる!
スタックボックス引き出し

カテゴリーごとに書類を分類して収納!
インナーボックス
対策に基づいてどんなものを作るかシュミレーションします!

@場所の寸法を測る。
収納したい場所の幅・奥行・高さを測ります。
ポイント
- 今回は作り付けの棚にスタックボックスを使うため、棚板の厚み・耐荷重も要チェック。

Bねじで固定する。
天板と側面板をねじで垂直に固定します。
ポイント
- 板同士が固定しにくいときは、あらかじめ側面板か天板にねじ跡をつけておくと、楽に固定できます。

C扉受けゴムシールを貼り付ける
ポイント
- 扉を開け閉めする際、クッションになるパーツです。扉の縁ぎりぎりに貼り付けてください。
落ち着いた空間&片づけらくらく収納方法


ホッと一息できる空間に!
モノの定位置を決めて片づけラクラク
実際に収納してみると・・・
見た目スッキリで片づけらくらく

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@ファイルや書類は、インナーボックスに立てて収納。出し入れしやすく、見た目もすっきり収まる。
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A使用頻度の高いペンやサイズの大きい文房具は、スタックボックスオープンタイプに収納。すぐに取り出せるので便利。またペンやはさみなどは、ペン立てを使ってスッキリ整頓。
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B文具類のストックは、スタックボックス引き出し収納がおすすめ。一目で見渡せるよう、なるべく重ならないように収納するのがポイント。
ビフォーアフター
収納達人が教える!解決テクニック

今回は、作り付けの収納棚内にスタックボックスコーナーを設けました。棚板の耐荷重は問題ないものの、棚板にかかる負担を軽くするため、右棚の最下段は棚板を外しスタックボックスを2つ連結させています。
多くの人が使用する場所なので、他の種類のモノが混ざらないよう、整頓よりも区別を意識して収納しました。
お客様の感想
今までは、持ち合わせのボックスに収納していたので、見た目がバラバラで雑多な雰囲気でした。スタックボックスを使ったことで、部屋全体が落ち着いた雰囲気に変わり、本来の“休憩室”になりました。
また休憩室に多くのスタッフが利用しても、収納するモノの場所を明確に決めておくことで、モノで溢れてしまうことがなくなりました。
編集部より
スタックボックスは、ブラウン・ナチュラル・ホワイトと3色揃えています。今回のように、作り付けの棚に収納する場合は、色を合わせることで統一感がでますよ!またボックス同士も同系統の色やシリーズで揃えることもポイントです。
色の組み合わせによって、お部屋の印象も変化するので、どんなお部屋にしたいのかイメージを膨らませながら、カラー決め・収納選びを楽しんでみてくださいね。
使用アイテム ※アイリスプラザに移動します。
アドバイザープロフィール

石村 祐子
整理収納アドバイザー1級。
現在、12歳の年の差 姉弟の子育て中。片づけに追われない、片づけやすいお部屋作りをモットーに、住む人の気持ちを大切にしたアドバイスを心がけています。保育士の経験を生かし、お子さまをはじめ、ご家族がムリなく片付けができる環境づくりを目指します。
ウェブサイト
- Blog:暮らしのカギ
- 収納/達人の収納術と実例集 (All About):ラクに片付く頑張らない収納の3ポイント
石村祐子