部屋がより広く使えて、子どもが自分で布団を管理できる寝具が欲しいと思っていたオズさんが選んだ「エアリーハイブリッドマットレス」。ベッドではなくマットレスを選んだ理由とは?お悩みを解決する素敵なモニターレポートをご紹介します!
- モニターさんプロフィール
- 夫と高校生、小6、小1の男子3人、5人家族のワーキングマザー。モノを持たず、やるべきことを減らした暮らしのダウンサイジングを実践、コンパクトで効率のいい家事や暮らしのメリットをブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」で綴っています。4/14出版した『3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法』(KADOKAWA)で、ダウンサイジングで得られた家計10万円/月のゆとり、得られた自由な時間、ラクに整う家の工夫を紹介しています。
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『3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法』
今回のお悩み寝具
部屋がより広く使えて、子どもが自分で布団を管理できる寝具が欲しい。
今回のモニター商品
report
ミニマリスト御用達「エアリーマットレス」が我が家に
我が家が70uちょっとのマンションに引っ越したのは、昨年夏。5人家族では、少し狭めでしょうか。
4畳の小さい次男の部屋には、「三男がもう少し大きくなったら兄弟で寝るかも」と、以前の家から持ってきた2段ベッドがありました。
でも、兄弟が同時に寝ることはなく、4畳と狭い次男の部屋を圧迫していました。
2段ベッドの貰い手が決まり、次男は手持ちの布団+スノコマットレスに寝ることになりました。スノコマットレスなら、お友達が来た時に折りたたむことができるので、2段ベッドより格段に部屋を広く使うことができます。しかし、まだ小学生の次男には毎朝、毎夜スノコマットレスを上げ下げするのは重いらしく、普段は敷きっぱなしに、そして友達を部屋に入れる時だけスノコを上げるスタイルになっていました。
そんな時、アイリスオーヤマさんから、モニターのお話をいただきました。モノを増やしたくない私にとって、新たに欲しいモノなどないかな、と思っていたのですが、ぜひ使ってみたいと思ったのが、「ミニマリスト」を流行語まで押し上げたベストセラー『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』の著者、佐々木典士さんが使っている「エアリーマットレス」。
私のモノ選びの基準は、できるだけ「軽い」「コンパクト」なこと。エアリーマットレスには、厚みが数種類あります。商品選びで迷い、アイリスの担当者様に直接フローリングに敷いて寝ること、壁に立てかけて収納したいことなどを相談すると、「9cmのものが良いのでは」と丁寧なアドバイスをいただきました。厚みが5cmのものは、立てかけた時に少したわむかもしれない、そして9cmの方がフローリング直敷きに適しているとのことでした。
二通りの寝心地
さっそく送られてきた「エアリーハイブリッドマットレスHB90-S」。シーツをかけて立てかけています。
「ハイブリッド」は、表と裏で素材が違う「冬夏両用」。
片面は、「夏バージョン」の、オリジナルの通気性の良いオリジナルのエアリーマットレスの充填に、表面はメッシュで風通しが良さそうな素材。もう片方は、「冬バージョン」の、ウレタンの充填に、側生地表面は、暖かそうなキルティングの素材です。
中を覗くと、2層になっているのがわかります。中身を取り外して、シャワーで水をかけて洗えるのもメリット。まだそそうをする小さいお子様のいる家庭や、ペットを飼っている家でも、清潔に保てそう。
送られてきた時にはまだ3月末で、まだ花冷えのする日もあったので、まずは「冬バージョン」で、私と次男が交互に寝てみました。
「エアリー」は通気性が良すぎて、冬は寒いというレビューを見かけましたが、このハイブリッドタイプは、寒すぎる感じはありません。敷きパッドなしで、リネンのシーツを直接敷きましたが、スースーする感じはありません。モノを増やしたくない私にとっては、別途敷きパッドを持つ必要がなさそうなのは嬉しい限りです。
キルティングのふわふわした感じと、ウレタンの適度な柔らかさのため、すこしだけ体が沈み、体を下から暖かく包んでくれるようです。 柔らかいといっても、9cmもある厚みのためか、底付き感は全くありません。寒い時は夜中に目がさめると言っていた次男も、朝までぐっすり。 日増しに暖かくなり、今度は反対側の「夏バージョン」を試したくなりました。簡単に裏返して、フィットシーツをさっとかけるだけ。
「夏バージョン」のこちらは、横になっただけで、より涼しいのがわかりました。生地の仕上げもあるのでしょうか、よりエアリーマットレスの「高反発感」を感じられます。「冬バージョン」が「包み込む」感じなら、こちら「夏バージョン」は、「宙に浮いている」感じ。蒸し暑い時期はまだですが、これなら暑がりの次男も、より快適に寝られるはず。 ちなみに、他の方のレビューで「パリパリと音がうるさい」とありました。足で踏むと、たしかに音がしますが、横になったり、寝返ったりする分には、全く気になることはありません。
カルさはラクさ
この商品のもっとも優れているところは、その「軽さ」。他社の高反発をうたった商品も持っていますが、それがシングルで重量7kgを超えるのに、エアリーマットレスは5.3kg。この差は、毎日の布団の上げ下げをするのに重要な違いです。特に、我が家では子どもに使ってもらうつもりだったのでなおさらです。 普段はマットレスを敷きっぱなしだった二男が、注意しなくても自主的に布団を上げてくれるようになり、大助かり。
ちなみに、次男はこういうたたみ方。
すると、こうして引き出すだけで、さっとエアリーマットレスを敷くことができます。
力のない子どもでも、気軽に上げ下げできるので、寝るときだけでなく、床でくつろぎたいときも、使っているようです。
次男の部屋には、布団のための収納がありませんが、コンパクトに畳めるので、そのまま置いていても邪魔になりません。掛け布団は、いまのところ、赤ちゃんの頃キャリーとして使っていた大きなカゴに入れています。
梁の間にすっぽり収まっているので、お友達が遊びにきても部屋で遊ぶことができます。子ども部屋、4畳なんて狭すぎるかな、と思っていましたが、コンパクトで上げ下げしやすいお布団に変えたら、小さな部屋でも十分でした。
ベッドにはない布団のメリット
コンパクトに収納できる布団は、小さな暮らしに最適です。
シングル布団の収納には、0.25畳ほどの収納スペースが必要ですが、ベッドを置くとなると、周りの回遊スペースを含めると約3畳必要。その差は、1台当たり2.75畳(4.55u)になり、新築のマンションの床面積単価に換算すると、なんと295万円分にもなります(日本の平均新築マンションの床面積単価は65万円/u)。ベッドから布団の生活に変えるだけで、部屋は小さくても、実質広々と暮らすことができます。
また、布団だと、寒い時期は窓から離れた場所に布団を敷いたり、暑いときには風通しの良い場所に移動したり、家族が病気になったらリビングに移して看病したり、柔軟に置き場所を変えられます。
エアリーマットレスの魅力
以前は、布団を干す場所がない、手入れが面倒、昭和なかんじで古臭いと思われていたお布団。でも、エアリーマットレスのように、「干さなくていい」「立てかけて収納できる」「上げ下げが楽」「家で丸洗いできる」高機能布団マットレスを使うことで、小さな住まいでも、干すスペースや時間が無くても、ゆとりを持って暮らすことができます。
奥の4.5畳の主寝室で3人寝ています。エアリーマットレスなら、小さな部屋を広く使うことができます。 持ち物のサイズをコンパクトにすることは、同じ広さでも居住スペースを確保して広々と住まうコツでもあるのです。
編集部より
モノを持たず、やるべきことを減らして、気持ち良く毎日が送れるようなヒントを、日々の経験から綴ったブログが人気のオズ(尾崎友吏子)さん。今年の4月には『3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法』(KADOKAWA)も出版されました。 オズさんには、エアリーマットレスをさまざまな角度からチェックしていただきました。寝心地がよくても、毎日使うものだけあって収納が不便では快適とはいえません。その点も合格点をいただいたようです♪また、最後の項目のベッドと布団との比較は「なるほど!」思うアドバイスで、これから寝具の購入を考えている方にはとても参考になるのではないでしょうか。

- エアリーハイブリッドマットレスHB-90
- エアリーハイブリッドマットレスは高い反発力を持つ3次元スプリング構造の中材と、表面に凹凸をつける「プロファイル加工」を施したウレタンを組み合わせる事により、これまでの「Airy(エアリー)」シリーズ以上に高い体圧分散性を実現しました。
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