1.種類と選ぶポイント
一言で洗濯ピンチハンガーと言っても、ハンガー本体や洗濯物を挟むピンチの素材、大きさやカタチ等、様々なものがあります。それぞれの特徴を知り、用途やライフスタイルにあったピンチハンガーを選ぶと良いですね。 まずは、素材の特徴からみていきましょう。
オールステンレス製
丈夫で清潔!ずっと使い続けたいアイテム
本体・ピンチ共にステンレス製のピンチハンガーのメリットは何といっても丈夫で清潔なことです。経年劣化に強く、また、うっかり落としてしまっても、破損の心配がありません。サビにも強いのでベランダなど屋外で使いたい方にオススメです。デメリットは、プラスチック製のものと比べると、重くなってしまうこと。また、他の素材のものに比べて、やや高価になります。
プラスチック製
とにかく軽くて扱いやすい
本体&ピンチ共にプラスチック製のピンチハンガーのメリットは、とにかく軽くて扱いやすいことです。素材自体が軽くラクラクスムーズに開閉できます。また、プラスチックだからこそのカラフルさも人気です。お手頃価格なのも、うれしいポイント。ただし、屋外での耐久性はステンレス製の方が優れています。
アルミ+プラスチック
アルミ製とプラスチック製の良いとこどり♪
アルミ製の本体にプラスチック製のピンチが付いた洗濯ピンチハンガーは、本体の軽さ&ピンチの使いやすさ両方を兼ね備えたもの。プラスチックの中でも特にポリカーボネート製ピンチはプラスチックの劣化原因となる紫外線や雨水等に強く衝撃にも強いので、耐久性にも使いやすさにもこだわる方にオススメしたい商品です。
2.ライフスタイル別にチェック
次にライフスタイル別のおすすめ洗濯ピンチハンガーをご紹介します。 自分の生活にあった洗濯ピンチハンガーを選べば、洗濯物干しがずっと楽&便利になるはず。 ぜひ、あなたに合った洗濯ピンチハンガーを選ぶ参考にして下さいね。
一人暮らしや共働きの方
一人暮らしや夫婦共働きの場合、どうしても部屋干しの機会が多くなりますね。また忙しい時間をやりくりしての家事、出来るだけ手軽に済ませたいのが本音でしょう。
そんな人にオススメなのは、アルミ+プラスチック製のハンガーです。
軽いので室内でもかける場所を選ばず、また開閉がスムーズで扱いやすいのが◎。ピンチ部分がプラスチックだと、ピンチ跡が残りにくいのもうれしいですね。
3.ピンチハンガーの嬉しい機能
洗濯ピンチハンガーの中には、様々な工夫や機能が付いたものがあります。
-
ドアフック付
フックが付いているのでドアや鴨居に水平に掛けることができます。室内干しにうれしい機能。
-
下持ちハンドル
下持ちハンドルでラクに高いところに掛けることが出来ます。背が低い方や女性にうれしい設計。
-
ピンチが絡まりにくい
ピンチ同士がぶつからないように内側に中心を折りたたむ設計なので、ピンチ同士が絡まりづらくなっています。洗濯物を干す時のイライラを解消。
他にも、本体とピンチをつなぐ部分が伸縮するものや、ピンチ跡が付きにくい加工がしてあるもの、ピンチが移動できるものなどがあります。
洗濯物干しがよりラクにより便利にできる様にピンチハンガーには様々な工夫が施されていますので、ご自分の使い方に合ったものを探すと、洗濯物干しが楽しくなりますよ。
4.洗濯物を効率よく干す方法

それでは、実際に洗濯ピンチハンガーを使って効率よく干すコツを説明します。
-
- 1
- 洗濯ピンチハンガーを開き、物干し竿にセットします。この時、しっかりと安定した場所にセットしましょう。
-
- 2
- 洗濯物を大まかに分類します。タオルなどの大きいもの、ハンカチなどの小さいものに分けましょう。靴下は左右セットにしておくと収納時にも便利です。この時、しわが気になるものはさっと伸ばしておくと、干す際にスムーズです。
-
- 3
- 分類が終わったら、洗濯物をピンチに止めていきます。ピンチに止める時のポイントは、大きいものと小さいものを交互に干すこと。出来るだけ洗濯物同士がくっつかないようにしましょう。また、それぞれをなるべく重ねず広げて干します。洗濯物の間を風が通りやすいように意識して干すことで、短時間でからりと乾かすことができるのです。
-
ワンポイント1
靴下の干し方
靴下はゴムを上にして口の部分を開いてピンチに留めましょう。口を広げることで、風が通りやすくなり、早く乾きます。
-
ワンポイント2
ブラジャー
ブラジャーはたくさんのカットされた布で構成されており、とてもデリケートな衣類です。洗濯中に布が縮んで形が歪みやすいので、カップを縦方向、横方向に延ばして形を整えます。洗濯バサミに吊るす部分は、ベルトの位置です。芯が入っている部分があれば、その部分をつまむようにするとよいでしょう。