第5回 IHクッキングヒーター VS ガス

節電が話題になるご時世、IHクッキングヒーターの電気代は…?

Original.jpg?jp.co

目次

    第5回 IHクッキングヒーター VS ガス

    …不安を取り除くためいろんな実験をしてみました…!!

    …てなワケで、
    家計を預かる者として
    代金などが気になったのです。

    でもでも、
    まず気になるのが
    節電が話題になるご時世。
    IHを利用するのが、いいのか悪いのか。

    …これは、時間帯によって異なります。

    そもそも今、節電への協力が
    さかんに呼びかけられているのは、
    ピーク時の発電量がおいつかないから。

    夏は、昼間のエアコン、
    冬は、夜の暖房…など、
    どこのお宅・オフィスでも
    「この時間帯は、いっぱい電気を使う」
    という時があります。
    それがピーク時。

    *地方により、多少異なります

    この時間帯を避ければ、
    後ろめたくなく
    便利で、安全な家電が使えますね!

    さて本題!

    ふむ

    ガス代と電気代…
    どちらがお得なのかっ!?

    まずはガス代を調査。

    ガスには「都市ガス」と「プロパンガス」の
    2種類があります。

    豆知識

    一般的に
    「都市ガスの方が安い」と言われてます。
      (私の経験でも、プロパンガスの方が
      月々の料金が2倍程度、高かったです)

    都市ガス最大手の「東京ガス」では
    「水1リットルを沸かすのに、約2.0円(約5分)」
    かかるとのこと。
      【参照サイト・東京ガス】

    プロパンガスでは、もっとかかるわけですね。

    …ふむふむ、相手の出方は分かった。

    にっこり

    ではIHクッキングヒーターを使って
    戦(いくさ)です!
    もとい、実験です!

    同じように、鍋に水1リットル入れて、
    沸かすまでの時間を計り、
    電気代を算出することにします。

    電気代を算出することにします。

    また例の鉄鍋を使用。
    …カワイイ鍋を買う暇が無かったのだ。

    IHクッキングヒーターの火力は
    「強火:1000Wモード」を使用。
    水温は順調にあがっていきますが…

    ポチャン…

    ああっと、ここで事故発生!事故発生!
    るかぽん選手、タイマーを水中に落としました!!
    (オリンピック中継風に)

    やってはいけないポロリをしてしまった〜!!
    沸騰寸前での水没、
    お玉で救出に向かうも、あえなく…

    タイマー

    チーン・・・。

    泣き

    1900円した、買ったばかりのタイマーだったのに・・・(涙目
    ・・・まぁ、落としたのがカメラじゃなくて
    良かったですネ・・・。

    …冷静になって、実験に戻りましょう。

    温度は写真を見る限り、90度。
    ほぼ沸騰です。
    時間は7分だったような…

    その条件で電気代を割り出すと、標準的な電気代で
    2.4円かかることが分かりました。
    (算出方法は後述)

    ・・・アレ、都市ガスは2.0円じゃなかったっけ・・・???

    改めて、東京ガスサイトをよく見てみると、
    「フタをしてない場合は2.3円」
    とあります。

    おおっと!
    私もフタしてなかった!!
    ダメですね〜、熱の無駄遣いですね〜。

    フタが出来て、IHクッキングヒーターでも使える
    ホーロー鍋を親から借りてきました。

    柄が渋いぜ〜。

    柄が渋いぜ〜。

    再度、チャレンジ。
    今度も同じく、「強火:1000Wモード」を使って
    水1リットルを沸かして時間を計ります。

    タイマーさんが先ほどの事故に遭われたため、
    急遽、キッチンタイマーさん(300円)による
    カウントダウンを使います。

    …家電ママとしては、
    写真でも分かりやすい
    大表示デジタルタイマーを用意しておかないと!
    あと防水!!
    これは今後の反省点とします。

    ふむ

    …そんなことを言っているうちに4分経過・・・
    フタに手を近づけると、アレレ!?
    メッチャ熱いです!
    フタを取ると…沸騰状態!

    カメラ!カメラ!!
    あとキッチンタイマーも出動!!

    時間は10分に設定したキッチンタイマーが4:24なので、5分36秒かかったことになります。

    時間は10分に設定したキッチンタイマーが
    4:24なので、5分36秒かかったことになります。
    ややこしくてすみません!

    さて、電気代の計算タイムです。

    電気代は、
    消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×電気料金単価
    という式で算出できます。

    電気料金単価を約22円とすると、
    1000W÷1000×0.093h(5分36秒)×22円=2.0円

    ふむ

    ・・・ほぼ都市ガスと同じ計算になりました。

    さて、問題だったのは、
    「今後電気代が上がる」
    ということでしたね。

    さっき例にした「電気料金単価:約22円」は、
    最近まで、一般的な例として使われてきました。

    が、電気料金が10%ほど値上がりすると、
    一般的な単価も「約22円→約25円」くらいに…。
    その場合は

    1000W÷1000×0.093h(5分36秒)×25円=2.3円

    となります。

    でも値上がりの代わりに、
    「ピーク時間は凄く高いけど、ピーク外だとめっちゃ安い」
    …という料金プランも新設されました。

    たとえば、東京電力の「ピークタイムシフト」プランだと
    一番電気代の安い時間帯は、なんと約9円!
    …なので、

    1000W÷1000×0.093h(5分36秒)×9円=0.8円!!

    IHクッキングヒーター、めっちゃ安いです!!
    …ただし、9円の時間代は、
    「23時〜朝7時の深夜・早朝タイム」だけなんですけどね…。

    こんな感じで、
    今後電気代が少々高くなるとはいえ、
    プロパンガスよりも安く、
    都市ガスとほぼ同じなIHクッキングヒーター。

    うれしー

    火がなく安全で、
    食卓での目の前調理は
    ガスコンロでは出来ない楽しい時間を
    演出してくれますね。

    我が家でも、電力ピーク時を除いて
    活用したいと思います!

    *なお、今回使った
    「水を1リットル沸かす」という実験は、
    ガスやIHクッキングヒーターの比較として
    インターネットにいっぱい例があがってます。

    でも、サイトによって
    沸かす温度が90度だったり100度だったり基準がアレコレ。
    今回は、90度で電気代を算出致しました。

    今回試してみた商品はこちら ♪

    ガラストップIHクッキングヒーター ≪音声ガイド機能付≫ EIH14V-B ブラック

    ガラストップIHクッキングヒーター
    ≪音声ガイド機能付≫ EIH14V-B ブラック

    卓上・ファミリーサイズ・高火力1400W・タイマー付き
    音声で操作案内をする音声ガイド機能付きのファミリーにおすすめサイズのガラストップIHクッキングヒーターです。

    にっこり

    次回は夏場のエアコンのオトモ!
    サーキュレーターのモニターです!!

    ▲このページのTOPへ

    clear

    カテゴリー