バランスの取れた食事と充分な睡眠で、しっかりと栄養と休養を取り、ウイルスに負けない健康な体を作りましょう。健康で免疫力が高い状態であれば、インフルエンザも決して恐ろしい病気ではありません。
インフルエンザウイルスに接触する危険を回避するために、できるだけ人ごみや感染の広がっている地域への外出を控えましょう。外出を避けられない場合は、マスクを着用し、手洗い・うがいをしっかり行いましょう。
接触感染を防ぐ予防として、手洗いを行いましょう。不特定多数の人が触った物に触れた後など、こまめに手洗いをする事が重要です。うがいは、口の中に入ったウイルスや雑菌を洗い流し、また喉を適度に潤すことができ、インフルエンザの予防になります。
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水を口に含み、クチュクチュと口の中を洗い、吐き出します。 |
上を向いてうがいをして(15秒程度)、吐き出します。喉の奥まで届くようにうがいをします。 |
もう一度、上を向いてうがいをします。 |
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手を水で濡らし、石けんをしっかり泡立てます。 |
手のひらのシワの間もしっかり洗います。 |
片方の手の甲の上に手のひらを乗せて洗います。 |
指を組んで、指と指の間をしっかり洗います。 |
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親指を掴み、ねじるように洗います。 |
指先をそろえ、手のひらで円を描くようにして洗います。 |
手首を掴み、洗います。 |
使い捨てのペーパータオルか、清潔なタオルで手を拭き、乾燥させます。タオルは共用しないことが望ましいです。 |
感染の予防にも、自分が感染源にならないためにも有効なのが、マスクです。
ですが、マスクも正しくつけないと、その効果が得られません。正しく使って、インフルエンザをしっかり予防しましょう。
マスクは清潔な手でつけましょう。
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1.プリーツを伸ばし、マスクが立体になるように広げます。
※ノーズフィッターのある方が上部になります。
※耳ゴムが取り付けてある方が内側です。 -
2.マスクを顔に当てて、ノーズフィッターを鼻の形に合わせます。
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3.マスクをおさえた状態で耳ゴムを掛けます。
※顔とマスクの間に隙間が出ないよう、マスクの形を整えてください。
使用済みのマスクは、表面にウイルスが付着している可能性があります。できるだけマスクに触らないように注意しながら捨てましょう。また、使用済みマスクやティッシュを捨てる際は、フタ付きのゴミ箱やビニール袋に捨てるようにしましょう。
マスクにはいくつかの種類があります。使い捨てのできる不織布タイプのマスクが使いやすく、おすすめです。また、マスクは自分に合ったサイズをつける事が重要です。
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- 美フィットマスク ふつうサイズ
- フェイスラインの浮き上がりを抑える形状で小顔効果を与え、密着性も高めてウイルス飛沫などの侵入をガードします。
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手洗いよりも手軽に、清潔に保つために、アルコール等による手の消毒・除菌を行いましょう。
最近では、ジェルタイプやスプレータイプ、ウエットティッシュタイプなど、さまざまな種類がありますので、こちらを利用しましょう。
消毒の仕方は、「正しい手洗いの仕方」を参考に、手のシワや爪の間などもしっかり行いましょう。
加湿器を利用し、室内の湿度を50%前後に保つようにしましょう。
インフルエンザウイルスは、空気が乾燥すると活動しやすくなります。
また、空気が乾燥していると喉の免疫機能が弱まり、インフルエンザウイルスに弱くなってしまいます。
インフルエンザウイルスは、手や衣服に付着したりして家の中に侵入してきます。そして、テーブルやドアノブの表面上で2時間、あるいはそれ以上生存が可能です。
手で触れる機会が多い、ドアノブ・テーブルなどは、アルコール消毒などを行うと安心です。また、健康的な生活空間を保つためにも、掃除をマメに行いましょう。
換気を良く行い、新鮮な空気と入れ替えましょう。
雑菌やウイルス除去のできる空気清浄機などを利用するのも良いでしょう。
職場や学校などのたくさん人が居る場所では、インフルエンザウイルスに接する可能性が高くなります。そのような場所では、マスクの着用や、手洗い・うがいを行いましょう。
マスクをしているからと言って、過信することなく、こまめに手洗い・うがいを行うことが重要です。
不特定多数の人が触る物は、できるだけ触れないよう注意しましょう。
接触が避けられないドアノブや、共用している電話などは、アルコール消毒を。また、インフルエンザウイルスとの接触の危険性を減らすために、できるだけ物の貸し借りは避けましょう。
咳やくしゃみが出る時に、他人へ感染させないためのエチケットです。周りの人への配慮として、また、自分が感染源にならないために、以下のことを心掛けましょう。
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咳やくしゃみが出る時はマスクを着用しましょう。また、周りに咳やくしゃみをしている人がいたら、マスクの着用をすすめましょう。
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咳やくしゃみが出る時は、ティッシュで口と鼻を被い、他の人から顔をそむけましょう。1〜2メートル以上離れることが望ましいです。
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※手で口を押さえると、ウイルスが手に付き、そこから接触感染で広がる危険性が高まってしまいます。
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ティッシュなどがない場合は、口を前腕部(袖口)でおさえて、極力、飛沫が拡散しないようにします。
※前腕部は他の場所に触れる機会が少ないため、手で口を押さえるよりも、接触感染の機会を減らせるからです。
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咳やくしゃみをする際に押さえた手や腕は、すぐに洗うこと。また、接触感染の原因にならないよう、手を洗う前に不必要に周囲に触れないよう注意をしましょう。
※手を洗う場所がない場合に備えて、消毒用のウエットティッシュなどを用意しておきましょう。
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ティッシュやマスクは、すぐにゴミ箱に捨てること。その後、手洗い、または消毒を必ず行いましょう。ゴミ箱はフタ付きがおすすめです。
自分や家族がインフルエンザにかかってしまった場合、次のことに気をつけましょう。
- できるだけ外出を控える
極力、外出を控えましょう。どうしても外出する必要がある場合は、必ずマスクをつけましょう。
- 病院へは電話で連絡をしてから
インフルエンザの疑いがあり、病院の受診を受ける場合は、あらかじめ電話で確認と連絡をしましょう。
- 家でもマスクをする
他の家族にうつさないためにも、家の中でもマスクをしましょう。
- マスク・ティッシュの捨て方に注意
使用済みのマスクや鼻水をかんだティッシュには、ウイルスがたくさんいます。
マスクやティッシュは、ビニール袋に入れて口をふさぐか、フタ付きのゴミ箱に捨てましょう。ペダル式のゴミ箱を使用すると、さらに良いでしょう。ゴミ捨ての後には、手洗いをお忘れなく。 - 食事やタオルは別々に
インフルエンザに感染した人と、それ以外の人は、食事は別々に取りましょう。
- 看護の後は手洗い・うがい
感染した家族の看護の後は、手洗い・うがいを必ず行いましょう。
- 症状が治まっても、数日間は外出を控える
熱や咳、くしゃみなどの症状が治まっても、まだ、感染の可能性があります。熱や咳などの症状がはじまった日の翌日から7日目までは外出を控えましょう。