カーテンの選び方

カーテンの選び方

お部屋の印象を大きく左右するカーテンですが、種類が多くて選ぶのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか? この記事では、窓の種類や目的、生地、設置場所などの観点から、失敗しないカーテン選びのコツを詳しくご紹介します。 快適でおしゃれな空間をつくるために、基本から応用までしっかり解説していきます。

目次

  1. サイズと窓の種類で選ぶ
  2. 目的に合わせた機能で選ぶ
  3. 素材で選ぶ
  4. デザインで選ぶ

アイリスプラザのカーテンの選び方

01サイズと窓の種類で選ぶ

サイズと窓の種類で選ぶ

正確なサイズの測り方

カーテンのサイズは、カーテンレールを付けた状態で測りましょう。 採寸を誤ると、カーテンが美しく見えなくなってしまうので注意が必要です。 幅は1.05~1.1倍のゆとりをもたせると、ドレープ(ひだ)が美しく見えるのでおすすめです。

横幅 両端の固定ランナー間の距離
※ランナー:カーテンのフックを引っ掛ける輪っか
レールの下から床または窓枠までの長さを測定

腰高窓(腰窓)の場合

窓の下端が腰の高さにある一般的な窓です。 丈は窓枠より15~20cm下が目安です。 あまり長すぎると床に付いてしまい、見た目も動作性も悪くなります。

掃き出し窓の場合

床まで伸びた大きな窓で、バルコニーの出入り口によく使われます。 丈は床から1~2cm上が基本で、床に擦らないぎりぎりの長さがベストです。

出窓の場合

壁からせり出した立体的な窓です。 すっきり見えるロールスクリーンや、丈短めのカフェカーテンが、デザイン性も高くおすすめです。

02目的に合わせた機能で選ぶ

目的に合わせた機能で選ぶ

機能性を重視する

カーテンには見た目だけでなく、室内環境を快適に保つためのさまざまな機能があります。 生活スタイルやお部屋の用途に応じて、必要な機能を備えたカーテンを選びましょう。

機能 特徴 おすすめの部屋
遮光 光を遮り、寝室や西日が強い部屋に最適です。 寝室・リビング
遮熱・断熱 冷暖房効率が上がり、省エネにもつながります。 リビング・南向きの部屋
防音 外からの音や室内の音漏れを軽減します。 子供部屋・音楽室
UVカット 紫外線をカットして、家具や床の色あせを防ぎます。 リビング・書斎
ミラー効果 日中は外からの視線を遮り、プライバシーを守ります。 通りに面した部屋
防炎 燃えにくい加工が施されており、火災対策に有効です。
高層マンションや公共施設では使用が義務付けられていることもあります。
キッチン・集合住宅・オフィス

季節に合わせても

季節によってもカーテンに求められる機能は異なります。 快適な室温を保ち、省エネ効果も期待できるよう、シーズンごとにおすすめの機能をご紹介します。

季節 おすすめ機能 特徴
断熱・UVカット・ミラー効果 室温の上昇を抑えつつ、紫外線対策やプライバシー保護が可能です。
断熱・防音・厚手素材 保温効果があるため、暖房効率を高めます。
春・秋 通気性のあるレース素材 快適な気候を活かして、自然の風を感じられる軽やかな雰囲気になります。
明るめのカラーを採用して、気分もアップさせましょう。

03素材で選ぶ

カーテンは通常「ドレープカーテン(厚地)」と「レースカーテン(薄地)」の2枚重ねで使われることが多く、それぞれ以下の特徴があります。

ドレープカーテン(厚地)

カラーや素材が豊富で、デザインの幅も広いのが特徴です。

レースカーテン(薄地)

風を通しやすく、柔らかくナチュラルな雰囲気なのが特徴です。

素材ごとの特徴

素材ごとに質感や機能が違うため、インテリアとの相性や使い心地を考慮して選びましょう。 2枚組で使用することで、見た目のバランスと機能性の両方がアップするのでおすすめです。 主な素材は下記です。

素材 特徴 向いているテイスト
ポリエステル しわになりにくく洗濯も可能で、扱いやすい素材です。 モダン・ナチュラル
コットン 通気性がよく、柔らかな風合いが魅力です。 北欧・ナチュラル
リネン 自然なしわ感と高い通気性で、ナチュラル感が際立ちます。 ヴィンテージ・ボタニカル
ベロア・ベルベット 高級感があり、防寒性も備えています。 クラシック・ラグジュアリー

04デザインで選ぶ

デザインで選ぶ際は、部屋全体のバランスを意識しましょう。 部屋を広く見せたいなら明るめのカラーを選ぶことをおすすめします。 一方で、落ち着いたトーンは寝室にぴったりです。 以下のポイントをおさえると失敗しにくくなります。

壁や床と調和する中間色を選ぶと失敗しにくいためおすすめです。 空間にメリハリを加えたい場合は、アクセントとして濃い色を取り入れたカーテンを使用して、部屋に個性をプラスしてみましょう。

小さな柄なら圧迫感が少なく、大きな柄であれば広い部屋に向いています。 実際に使用する部屋の広さに応じて選びましょう。

厚さ

季節や部屋の用途に応じて選びましょう。 例えば冬は厚手で保温性のある素材、夏は通気性を重視した薄手の素材が快適です。

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