お気に入りの椅子たちが集う北欧ミッドセンチュリーな住まい [mashleyさん]のお部屋

「北欧ミッドセンチュリー」をテーマにしたmashleyさんのお部屋です。お手入れをしながら大切に使っているデザイナーズチェアたちをメインに、木の風合いと明るい光を感じるくつろぎのリビングダイニングが出来上がりました。ガラス越しにキッチンやテラスまで見通せることで開放的な雰囲気にしたところも素敵です。

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目次

家具を中心とした家作りをしています。なかでも人にとって一番身近な家具である「椅子」から考えたインテリアです。
古いものが大好きな私たち夫婦。経年変化の風合いが楽しいし、修理するのも大好きだし、新品を買うより安いので、ヴィンテージのものも取り入れながら大切に使っています。

大切な家具と共にくつろげるリビング

1階リビングダイニングは「北欧ミッドセンチュリー」をテーマに部屋作りをしています。色はグレー、黄、青色でまとめました。ソファはGETAMAのデイベッドで、Mina Perhonenの生地に張り替えてもらっています。ダイニングはモダニカのシェルチェア。あえていろいろなカラーを組み合わせるのが好きです。黄色い椅子はアームのロッカーベースで、座り心地がよくてフォルムも美しいお気に入り。そのほかの家具、照明などもテーマに沿ったものを選んでいます。

リビングを広く見せる効果に一役買っているのがテラスです。高い壁で囲ったプライベートな空間で、開閉式のオーニングを開けば光がいっぱいに差し込みます。お茶をしたりBBQをしたり、まさに第二のリビングです。友達が来たときも、人目を気にせず楽しめると好評でした。
床はタイルで端の方には排水溝、リビングとの境にはグレーチングがあるため、雨の日も排水の心配無し。置き型の植物も置けます。
キッチンを仕切る壁もインナーウィンドウにしたので、リビング空間にさらに広がりが生まれました。

眺めるたびに楽しくなるオープンなキッチン

インダストリアルをベースにちょっぴりユーモアな北欧テイストを加えたキッチンです。
キッチンの特徴は何と言っても全部丸見えなこと! このウッドワンのフレームキッチンには扉が一切ありません。 だから良い言い方をするとディスプレイを楽しめる。ただし、ラップなどのパッケージがごちゃっとしたものは無印のかごへ。ステンレス×黒をメインにしつつ、リビングとつながりを持たせるために青や黄色をプラスして、飾っても楽しくて、見ても楽しいキッチンになっています。

モノトーン&レトロなバスルームで気分UP!

実は我が家はバスルームが主役・・・とも言えるほど、思い入れのある場所です。一般的なユニットバスよりもかなり手間もコストもかかりましたが、とても気に入っています。テーマはモノトーンなスペースエイジ。壁や床はサブウェイ×装飾タイルを取り入れ、レトロな宇宙・近未来のイメージを大人っぽいモノトーンで表現しています。 トイレのTOTOネオレストNXは完全にデザインで選びました。
小物選びもZARA HOMEのシルバーミラーやパタパタ時計や収納のコンポニビリなど、レトロ調のものをチョイスしました。

バスルームとトイレは見せてもOKな場所にしてありますが、洗濯室はドアで仕切ってお客様からは見えない場所に隠れています。さらにその奥は掃除用具を置く場所があります。生活感があるものはここにまとめて収納することにしており、下着も置くようにしています。
さらにここは貯蔵庫ともつながっていて、キッチンに隣接する階段下の扉からも出し入れできるようになっているのです。

個性豊かなプライベート空間

テラスの横に位置する小さな部屋は、秘密基地のようなサイズ感が秘訣の書斎です。お気に入りの椅子に座って、くつろぎながら過ごすスペースになっています。棚にはミニチュア、椅子、アート、映画、インテリア、ボードゲーム、マンガ・・・と、好きなものがカテゴリーごとに並んでいて、ディスプレイを楽しむ部屋ともいえます。

2階へ上がると、緑×チークでほぼ統一した寝室、グレイッシュと呼ばれるグレーと白を多めに使ったシンプルな可愛さと大人っぽさを同居させた雰囲気の客室その1(一応子供部屋として設定)、インダストリアルな雰囲気で場末の喫茶風をイメージした客室その2と、それぞれ異なるテーマで部屋を作りました。
ほとんどが元々持っていたものを組み合わせたコーディネート。我が家は基本「北欧」「ミッドセンチュリー」ではありますが、いろんなものをミックスしています。一つのテーマに絞ってコーディネートすると統一感は出ますが、混ぜ合わせれば個性的で自分だけのテイストの空間が生まれます。

ヨーロッパの家をイメージした外観

外観のコンセプトは「ヨーロッパのアパート」と「非日常」。その世界観に合わせたドアやポストを選びました。そして、ヨーロッパの家のように土間なし、段差ほぼなしのフラットな玄関を作ってもらいました。
玄関のニッチには我が家のインテリアのテーマである「北欧ミッドセンチュリー」をミニチュアで表現。私の持論ですが、玄関は家の「顔」だから玄関の状態を見るとそのお家のことが結構わかるもの。つまり玄関にその家らしさを置けば、玄関で家の印象を表せるというわけです。

プロフィール

プロフィール

mashleyさん(女性/30代)
建物の種類:一戸建て
間取り: 3LDK
築年数:1年
居住人数:2人
好きな家具・雑貨店:リサイクルショップでの宝探し 
この家の好きなところ:自分でコーディネートしたインテリア、夏も冬も快適な高気密高断熱なところ、珪藻土の壁や無垢の床など自然素材であるところ
この家の悩み:ないです!笑 こだわって悩んで勉強したので後悔はありません!

編集者コメント

「北欧ミッドセンチュリー」をテーマにしたmashleyさんのお部屋です。お手入れをしながら大切に使っているデザイナーズチェアたちをメインに、木の風合いと明るい光を感じるくつろぎのリビングダイニングが出来上がりました。ガラス越しにキッチンやテラスまで見通せることで開放的な雰囲気にしたところも素敵です。

各部屋それぞれにコンセプトがあるのも魅力。秘密基地のような書斎、海外の住宅のような玄関周り、個性さまざまな2階各部屋と、ワクワクするインテリアが満載です。
なかでも、バスルームのデザインは秀逸ですね! インダストリアルなキッチンも同じくですが、日常的な生活の場だからこそ、使うたびに気分が上がる、楽しくなる仕掛けを作るのはとても良いなぁと感じました。

デザイン性はもちろん、暮らす人にとっての心地良さ・ユーモアや遊び心なども大切にしたmashleyさんのお部屋作りをこれからも楽しみにしています。

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