玄関収納 家の顔!玄関をスッキリ保つ靴収納って?!〜大木先生の収納講座

玄関は家の顔!
家族の出入りが多い場所であり、毎日必ず通る場所。そして来客時には最初に見られる大切な場所。

それだけにいつも片付いているのが理想だし、スッキリしていたら気持ちがいいものですよね。
そんな玄関を保つためには、靴をきちんと収納することが欠かせません!
というわけで今回は玄関をスッキリ保つ靴収納のコツをご紹介します。

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目次

「ここに入るだけ」が、とにかく簡単な管理方法です!

家族全員で「ここに入るだけ」と共通の意識を持つことが大切

玄関の大きさや家の造りによって、下駄箱の大きさは変わってきます。
決められたエリアが既にあるのだから、その中に収まる量を持つ方法が一番簡単!

ここで大切なのは自分だけでなく、家族全員で「ここに入るだけ」と共通の意識を持つことです。
「下駄箱の大きさ=ここに入るだけの量」と決めて靴の数を保てば、増えすぎを防止できますよ。

収納エリアを有効活用できるグッズを取り入れてみよう

靴が入りきらない場合は、限られた空間を有効活用できるグッズを積極的に取り入れてみましょう。
1足でも多くの靴を収納できる工夫をしてみてくださいね!

我が家ではシューズホルダーを使って、2足の靴を重ねて収納しています。本来なら1足しか収納できないスペースに、2足の靴がスッキリ収納できるようになります。縦の空間を活かすことがポイント。

また棚板が足りない大きな空間には小さな棚を入れ込むなど棚板の数を増やして、靴の収納量を上げる工夫をしています。

それでも入りきらない場合には・・・

たくさんの靴を持っていてたり、下駄箱が小さくて入りきらない場合は、小さなラックを増設したり別の場所に保管することも考えてみましょう。

小さなラックを増設する場合は、奥行きの浅いものを選ぶと玄関で邪魔にならないのでオススメです。
靴を箱に入れてクローゼットやベッド下に収納する方法もあります。
その場合、箱の中に除湿剤を入れて箱にはラベルをきちんとつけましょう。

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人別に分けて、わかりやすく!

私はここ!と決めれば分かりやすい

下駄箱の中を人別に分け、自分のエリア・家族それぞれのエリアをきちんと決めてみましょう。

場所が決まっていると取り出すのも戻すのも分かりやすくなるのでオススメです!
またどのくらい量を持てるのかハッキリするのもいいところ。

取り出しやすい位置は人によって違います。身長に合わせて高さを決めるといいですね!
また、年齢や職業によっても手持ちの靴の量が異なります。家族全員平等の広さを割り当てるのではなく、こうした違いも考慮して場所をきちんと決めましょう。

オンシーズンとオフシーズンに分けて取り出しやすく!

使用頻度の高いものを取り出しやすい位置に!

洋服と同じく靴にもオンシーズンとオフシーズンがあります。
取り出しやすい位置にはいま一番履いている靴を収納しましょう!

手の届きにくい下駄箱の上段にオフシーズン用のエリアを作り、サンダルやブーツなど季節限定のモノを収納すると良いでしょう。
また結婚式などのフォーマル靴や大切な靴も手の届きにくい場所に固定のエリアを決めておくと安心です。

消耗品と考えれば見直しも簡単に!

こまめな見直しで履いているものだけに

靴は履けば履くほど踵(かかと)がすり減り、表面が汚れる消耗品なので日々のお手入れが欠かせません。
また洋服と同じく流行もあります。

クローゼットの洋服を見直すのと同様、靴もシーズンごとに見直しましょう。
消耗してしまったものや履き心地の悪いもの、しばらく履いていないものは潔く手放し、下駄箱の中は履いている靴だけを収納するよう心がけて!

一足買ったら一足処分するという方法も一定量を保てるのでオススメです。

ライフスタイルによって靴も変化します!

洋服同様「もしかしたら」は、やってこない!

子供は成長と共に靴のサイズがどんどん大きくなるので、古い靴を手放すのにあまり抵抗がありません。
そして私たちも大きさは変わりませんがライフスタイルによって履く靴は変化しています!

働いていた時はヒールの靴ばかり履いていたけれど、今はスニーカーを愛用していたり。年齢とともに安定感のある太いヒールの靴にシフトしていたり。
私たちの生活スタイルに合わせて手持ちの靴もどんどん変化しているのです。

今の生活に合わせた靴だけを持とうと意識することで、靴の数を増えすぎることなく保つことができるのではと思います。

最後に・・・

我が家の子供たちは小さな頃、長靴を好んで履いていました。しかし小学校高学年になった頃から履くのを嫌がり、いまでは我が家に長靴はありません。
その代わり学校用のローファーが増え、お出かけ用の靴まで持つように。

子供といえども手持ちの靴はどんどん変化していくものですね。
家族で決めた下駄箱のエリアも一度決めたからといって永遠ではありません。定期的に見直して各自のエリアや取り出しやすさなどを確認しましょう。
家族みんなが意識することで、気持ちの良い玄関を保つことができますよ!

大木聖美さん プロフィール

大木聖美さん
取り出しやすく美しい収納を目指す、整理収納アドバイザー。
整理収納アドバイザー2級認定講師、ハウスキーピングコーディネーター、アロマテラピー検定1級。
横浜を中心に個人宅での収納コンサルティングを行いながら、整理収納関連のセミナー講師や執筆業を行っている。夫と子供2人の4人家族。
ウェブサイト
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