身支度は自分でしたくなるしくみ作りが重要
少しずつでいいから自分で!
幼児期におもちゃの片付けが一緒に出来るようになってきたら、お着替えなどの身支度もぜひ一緒に挑戦してみましょう。その時に大切なのは、子供目線に立った収納方法にすること!
引っ掛けるだけ、入れるだけなどの簡単な動作で出し入れができたり、パッと見ただけでどこに何があるかわかるようオープンな収納にしたりすると自主的に動きやすいのでおススメです!
学習用具を持ち帰ってくるエリアも確保しておこう
小学校入学以降は、学習用具が急速に増えていきます。
プールセット、習字道具、彫刻刀セットなどの学習用具は、自分できちんと管理出来るよう子供部屋の分かりやすい場所に指定席を作ってあげましょう。
また長期休みになるとどっさり持ち帰ってくる道具箱などの学習用具も、あらかじめエリアを確保しておくと便利です。
必要な時に自分で準備して忘れず持っていけるようになるには指定席の確保が重要です!
ラベルで分かりやすく!高さを取り出しやすく!
分かりやすさが自主性を生む
どこに何が入っているか、目で見てわかる収納が自主性を生みます!
ボックスや引き出しにラベルを貼ってあげれば一目瞭然で分かりやすいですね!
まだ字が読めなければ写真やイラストのラベルでOK!ひらがなのラベルになったら、次ステップとして漢字でも英語でもお好きに!成長に合わせてラベルも変えていきましょう。
また身支度用品は子供の身長に合わせた位置に収納しましょう。お子様の肩から腰のあたりが一番取り出しやすい高さです。分かりやすく、手を伸ばせばすぐ取り出せる。そんな環境なら積極的に身支度に取り組みやすいのではないでしょうか。
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机は引き出しごとに用途を決めよう!
どこに何を置くかモノの指定席を決めよう
机周りは使い方によって、有意義に使えるか、物置きのようにモノが溢れるか分かれます。
有意義に使うにはどこに何を置くか、モノの指定席をしっかり決める必要があります。
・机の上に教科書を全て並べられるようにする。
・飾りはこのエリアのみ。
・一番取り出しやすい引き出しに筆記用具と大切なものを入れる。
などなど、用途を具体的に決めましょう。
机購入時はまだ自分では決められない年齢かと思いますので、お子様と相談しながら一緒に場所を決めることをオススメします。
立てたり仕切ったりしてエリアを有効活用しよう
限られたスペースの机周りを有効活用するために、立てたり仕切ったりできる収納グッズをフル活用してみましょう。
ファイルボックスを使ってプリント類を立てたり、引き出し内を小物ボックスで仕切って筆記用具をしまったりと工夫してみてください。
カラフルなお菓子の箱やお子様自身が気に入った空き箱などで仕切るのも楽しいですね!
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全2サイズ A4サイズまでを収納できる、環境に配慮した再生原料を使用したファイルスタンドです。
思い出グッズはここに入るだけの定量管理がおすすめ!
無理して手放さなくてもいいんです
お子様の作品などの思い出グッズは愛着が湧く分、手放しにくいモノのひとつです。
増えていきがちなこうした思い出のモノは「ここに入るだけ」と保管する大きさを決めることで、増えすぎを防止しながら保管することができますよ!
新たに思い出ボックスに追加するモノができたら、そのタイミングでボックスの中をぜひ見直してみてください。思い出のモノは時が経つと手放せるようになるものも出てきますよ。
作品は飾る場所を決めて氾濫防止を!
飾れるエリアがあると親も子も嬉しい
作ってきたモノを飾ってあげると子供はとても喜びます!
だからといってあちこちに飾っていたら、家の中が作品だらけになり逆に落ち着かなくなりそうですよね。
そこで「このエリアだけは何を飾ってもいいよ!」というエリアを決めてみてはいかがでしょうか。
リビングの一角や廊下の一角など、場所が決まっているだけでラクな気持ちで飾ることができますよ!
新しいものが増えたら入れ替え、処分するか思い出ボックスに入れるか決めましょう。
親子で見直す、更新するというクセをつけて思い出のモノと上手に付き合っていきたいですね!
最後に・・・
「遊ぶモノ」「使うモノ」「「着るモノ」「学ぶモノ」
年齢により目まぐるしく変わる子供のモノには4つの「モノ」があります。
それぞれ子供目線に立って親子で一緒に収納に取り組んでみてください。
自分でできたらその都度しっかり褒めてあげることもお忘れなく!
また細かくなんでも指示するのではなく、時には自主的に動くのを見守るというのも大事です。
一緒に楽しく、使いやすい子供部屋にしてみてくださいね!
大木聖美さん プロフィール
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- 取り出しやすく美しい収納を目指す、整理収納アドバイザー。
整理収納アドバイザー2級認定講師、ハウスキーピングコーディネーター、アロマテラピー検定1級。
横浜を中心に個人宅での収納コンサルティングを行いながら、整理収納関連のセミナー講師や執筆業を行っている。夫と子供2人の4人家族。
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