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- のりこ
「さおりのおかげでお部屋がすごく使いやすくなったよ!ありがとう!」
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- さおり
「よかった!あとは使っているあいだに散らからないように気をつけないとね!」
- のりこ「たしかに、せっかく整理しても細かなものってすぐに散らかってしまうかも…」
- さおり「じゃあ今回は、わたしが実践している収納のコツを教えるね!」
片付けやすい収納のルール PART.1
ルールを抑えておけば、散らかりにくいお部屋に近づくよ!
- 1.「使うこと」を前提に定位置を決める。(=定位置管理)
- 2.同様の役割を持つもの同士はひとつにまとめる。(=グルーピング)
- のりこ「じゃあたとえば、文房具の収納ってどうすればいいかな? ひとつひとつが細かいものだから、ついぐちゃぐちゃになっちゃって…」
- さおり「日常生活で何かと出番の多い文房具は、使う場所の近くに定位置を設けることがおススメよ。」
ルールを実践
■ルール1「使うこと」を前提に定位置を決める。(=定位置管理)
パソコンに向かいながら、必要なアイテムがすぐ手に取れる位置を定位置に。


■ルール2同様の役割を持つもの同士はひとつにまとめる。(=グルーピング)
日常で出番の多い筆記具やはさみ、電卓はひとつのケースにまとめて。もう一方には、パソコンに接続するアイテムやデジカメの充電器などがまとまっているので、探しやすくなりますよ。

- のりこ「使いやすい定位置を設けることが大切なのね!たしかに使いたい時すぐに手に取れれば、戻すときも楽に戻せるものね。」
- さおり「その通り!暮らしの中で出番が多いものこそ、きちんと定位置を設けてあげることが、片付けやすい部屋への近道よ。」
- のりこ「他にも気をつけたほうがいいこと、あるかな?」
- さおり「よく使うものは、更にもうひとつ気をつけることで、もっと使いやすくなるよ!」
片付けやすい収納のルール PART.2
ルールを抑えて、もっと使いやすい収納を目指そう!
- 3.使用頻度の高いものは「 2アクション以内 」で手に取れる収納法を。
のりこ「2アクション以内、ね。あんまり意識したことがなかったかも。
さおりはどんな風に工夫しているの?」
ルールを実践
■ルール3使用頻度の高いものは「 2アクション以内 」で手に取れる収納法を。
カギカギは玄関ドアにつけたマグネットフックに引っかければ、手に取る動作は1アクション! 出かける前にカギを探してかばんをあさることもなくなると思いますよ♪

ランドリー用品毎日の洗濯に使うアイテムは、視界に入ってもうるさくない容器につめかえ、1アクションで取れるようオープンな場所に。

めがねめがねとコンタクトのケースは、洗面台横のラックに取り付けたワイヤーかごを定位置に。 朝の身支度の流れですぐに手に取れる場所に置くことで、少ないアクションで準備できます。

キッチン用品戸棚の中のボールやざるは、ラックで仕切って重ねず置けば、
@戸を開ける → A取る
の2アクションで手に取れますよ。

- のりこ「なるほどね!きちんと物の住所を決めて、使う時のことを考えて収めることが大切なのね。 自分のためにカスタマイズした収納なら、片付けのモチベーションも上がるね♪」
- さおり「乱雑な状態からむやみに物をしまいこんで、見た目にすっきりさせるだけでは、すぐに元通り、、、 それぞれに住所を決めて、物を使う場所に使いやすく収めること! これが正しい整理収納よ。」
登場人物
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- さおり
のりこの大学時代の友人で、収納アドバイザーの仕事をしている。 片付けがうまくいかないのりこ宅を、収納によって「人を呼びたくなる部屋」へ変身させるべく立ち上がる。
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- のりこ
春から一人暮らしを始めたばかりのOL。 我が家に友達を呼びたいが、部屋がうまく片付けられず困っている。 収納アドバイザーである友人さおりに助けを求める。
プロフィール

本多 さおり
自身の収納術を友人から評価してもらったことがきっかけで、収納について深く学んでみることに。
2010年 整理収納アドバイザー
2011年 整理収納コンサルタント 取得
暮らしと収納にまつわるブログ
「片付けたくなる部屋作り」更新中