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- さおり
「じゃあさっそくリビングを拝見!」
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- のりこ
「どうぞ〜」

- さおり「うーん、それほど狭いお部屋ではないのになんだか圧迫感があるわね。」
- のりこ「引越しのとき、実家から運んできた荷物や家具をとりあえずそのまま置いているの。」
- さおり「なるほど。たしかに無造作な印象を受けるわね。」

- のりこ「このメタルラック、収納力があるからついいろいろとモノをつめこんでしまうの・・・。丈夫で便利なんだけれど、お部屋のインテリア的にはちょっと合わない気がして・・・。思い切って処分しようかと考えているの。」
さおり「そういうことならまかせて!思い切ってお部屋をイメチェンさせましょ!」
このリビングの問題点はココ!
- 1.高さのあるメタルラックが部屋に圧迫感をもたらしている
- 2.視界に入ってくるモノの数が多く、落ち着かない印象がする
- 3.メイク道具がワゴンに無造作に収納されており、使いづらい



After


さあ、できたよ!
お部屋のイメージがずいぶん明るくなったわ。
ポイントを教えるね。
収納のポイント
■ポイント1背の低い収納家具でメイクコーナーを
背の低い家具にすると、壁面が多く見えることでお部屋が広く感じられます。収納用品と組み合わせて使えるような、カラーボックスとテレビボードを利用してメイクコーナーを設けました。

■ポイント2小物の収納は 「かご+布」 で生活感を隠す
小物はかごを使うことでざっくりと収納でき、上から布をかければ簡単に目隠しができるので、来客時に生活感が隠せます。

■ポイント3ラベリングでモノの定位置管理を習慣化
モノにはそれぞれ指定席を設けることが、散らからない部屋作りの鉄則。 さらにそこに何が入っているのか、ラベルを付けて表示する(ラベリング)ことで、取り出すだけでなく、戻すべき場所へ導く役割も果たすため、定位置管理が身につきやすくなります。

おもてなしのひと工夫
さらにひと工夫して、素敵なリビングを目指しましょう♪
■ポイント1インテリアにもなるフレグランスアイテムで可愛く演出
たたずまいが可愛らしいアロマキャンドルやルームフレグランスをインテリアのポイントに。香りの効果も手伝って、居心地の良いお部屋を演出できます。

■ポイント2お花で季節感を演出
たくさんの花束でなくても、お花屋さんに並ぶ季節の花をすこし活けるだけで、お部屋の印象が生き生きと明るくなります。 ようこその気持ちも込めて。

- のりこ「お部屋が片付いていると、お客さんをおもてなしする余裕ができるね!さおり、どうもありがとう。
はい、お茶どうぞ♪」 - さおり「そうだね。とても居心地良いお部屋になったわ。カフェみたいについ長居しちゃいそう!いただきまーす♪」
登場人物
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- さおり
のりこの大学時代の友人で、収納アドバイザーの仕事をしている。 片付けがうまくいかないのりこ宅を、収納によって「人を呼びたくなる部屋」へ変身させるべく立ち上がる。
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- のりこ
春から一人暮らしを始めたばかりのOL。 我が家に友達を呼びたいが、部屋がうまく片付けられず困っている。 収納アドバイザーである友人さおりに助けを求める。
プロフィール

本多 さおり
自身の収納術を友人から評価してもらったことがきっかけで、収納について深く学んでみることに。
2010年 整理収納アドバイザー
2011年 整理収納コンサルタント 取得
暮らしと収納にまつわるブログ
「片付けたくなる部屋作り」更新中