多くのお母さんたちの悩みは「子供のおもちゃをどうしよう？」
そうなんです。いまの時代は祖父母や友人から、たくさんのプレゼントをいただくことが多く、ついついおもちゃでお部屋がいっぱいに。そのままにしておくと、スペースがいくらあっても足りません。

では限られた空間の中で、おもちゃをスッキリ収納するにはどうすればいいのか?

部屋が無限に広がるわけでもありませんし、モノが勝手に減るわけでもありません。
そこでまずは、部屋のスペースや収納が限られているということを理解しておくことが大切です。
このことを理解してから子供のモノと向き合い、ルールを決めていけば、スッキリした暮らしが実現します。

なぜおもちゃが増え続けてしまうのでしょうか？
この原因は、親子で「おもちゃを持つルール」を決めていないからでもあります。 あれもこれも、と無限に買っていては収拾が付きませんし、子供も我慢ができなくなってしまいます。
そうならないように、我が家では「このカゴに入るだけしか持たない」と決めています。

そして、モノが増えてきたら定期的に親子で一緒に整理することで、「何かを買うのなら、何かを手放す」という習慣を 小さな頃から身に付けることができました。
特に誕生日前やクリスマス前にはモノが増えるので、その時期には決まって整理するようにしています。

いま4歳になる次男も、このカゴの中で小さめのおもちゃを管理しています。
モノが多い時代に増えていくのは、ある程度は仕方がないこと。
だからこそ、増やし続けない為に処分するルールを持つことが大切だと感じています。
お持ちの収納ケースにおもちゃが収まらなければ、手放していきましょう。

おもちゃを事細かに収納する必要はありません。
なぜなら、すぐに出して遊ぶからです（笑）

我が家では４つのボックスに大き目のおもちゃを収納しています。ポイントはおもちゃの種類ごとに分けて収納すること。 細かく収納するのではなくて、ザックリを基本にしています。
これならきれいに収納しなくても、5分もあれば子供たちはおもちゃを種類ごとに分けて片付けてくれるようになりました。
すぐに遊ぶからこそ、収納はザックリで済むようにしておくと片づけも簡単になります。

子供がいると片付かない...という声をよく耳にしますが、子供がいてもルールを決めていれれば十分片付きます。
その為には、“片づける習慣”を生活の中に取り入れていくことが大切です。

我が家には小学生と幼稚園の子供がいますが、平日は、朝出かける前と、夜寝る前には必ず元の位置に戻すようにしてもらっています。
その他にも日曜日であれば、遊びが終わるごとに片づけるなと、区切りをつけて遊んでもらうようにしています。

スタックボックスのように、扉付きの収納を選べば、扉を閉めてしまえば中も見えないので目隠し効果◎です。スッキリした印象に早変わりしますよ。
こういった収納を選べば、子供がいてもスッキリとした印象の部屋に変わるんです。

子供は本が大好きです。
でも一度本を読んだら、読まないことがほとんどだったりもしますよね。

学校や幼稚園では、一週間の間に何冊でも本を貸し出ししてくれます。
また図書館に行けば、さらにたくさんの本があるので、子供の本は借りるようになりました。
それでも手元に置いておきたい本だけは、ファイルボックスを使いコンパクトに収納しています。

長男・次男それぞれ分けて、管理しやすくしています。
今のところこれで十分なので、本棚を持たない暮らしを続けています。

子供が生まれてから、増え続けるモノに悩んだこともありました。
でもちゃんとしたルールを決めれば、収納に困ることはありません。

親にしても子供にしても、モノを多く持ちすぎると片付かなくなってしまいます。 そのことを理解して、管理することができれば、スッキリ暮らせるようになると思います。

モノが多い時代で、意識をしておかないと無限に増え続けてしまいます。
でも親子の中で決めたルールを守るようになると、子供自身も片づけや我慢ができる子に変わっていったように思います。 これから子供たちが大人になっていくことも踏まえて、片づけの習慣を小さな頃からぜひ一緒に実践してみてくださいね。